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CAA HX1とFAB AG-44Sを次世代MP5に加工して取り付けました(グリップ内バッテリー)

記事作成日:2021年8月27日

東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5で使える周辺パーツ』という記事で友人から借りたCAA HX1をそのまま譲り受けたので、東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5に取りつけてみる事にしました。

こちらのハンドガードはハンドガード固定ピンとレシーバー基部に引っ掛けて固定した上で、ハンドガード中央後ろ側に付いているネジを締め込んでガッチリ固定する仕様のハンドガードです。
MP5のハンドガードの中でも結構変わった固定方法だと思います。

下部には20mmレールが3本のネジで固定されています。
ちなみに、左右にもレールが付いているもでるはHX3になるようです。

M-LOKとかKeymodみたいな最近流行りの規格ではなく、独自規格のマウントってのがちょっと古い感じで良いですね。
逆にレール一体型は古すぎる印象。

尚、このハンドガードは東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5にポン付けする事が出来ません。
こんな具合に、配線が邪魔して基部を固定する事が出来ません。

という訳で、ハンドガードを削りました。
超硬ビットでゴリゴリ。少し無駄に広めに削っちゃいましたが、まあ良いでしょう。
これで取り付ける事が出来るようになりました。

ハンドガード中腹にあるネジは、そのまま活かす事が出来ないので、切断してネジ頭を接着しました。
というのも、丁度このネジが貫通する部分にコッキングハンドルのリターンスプリングが埋まっているので、ハンドガード内にネジを通す事が出来ないのです。

尚、接着にはJ-B オートウエルドを使用しています。

また、反対側はネジの先端を切断した後ネジロック剤を塗布した状態でネオジウム磁石を使ってねじ込み、固定しました。

上から見るとこんな感じ。
外から見るとネジが付いているように見えますが、内側には何も無いです。

配線を逃がす為に削った部分が気になったので、ブルーイング剤(バーチウッド アルミニウムブラック)で黒染しました。

これでハンドガードの固定自体は出来るのですが、このままではかなりグラグラです。
グラグラな原因は次世代MP5のレシーバー基部の左右の厚みが薄く、基部全体で固定する方式のハンドガードだとちゃんと固定されません。
とりあえず手元にあったゴム板を切ってスペーサーを作って、ガタとり。

ゴム板という事もあってガチガチに固定出来る訳ではないですが、ある程度しっかり固定されます。
そのうちもっと硬い材質の物にして、ガッチリ固定出来るようにしたい所…。

また、前側のピンも長さが合っておらずガタツキがあったので、Oリングを入れました。
尚、ハンドガードが細い割に肉厚という事もあり、ハンドガード内部にバッテリーを入れる事が出来なかったので外部バッテリー確定です。

外部バッテリーをなるべく違和感なく実装するにあたって、フォアグリップを探したのですが、このハンドガードに似合う(似合いそうな)物を探すのに結構時間が掛かりました…。

フォアグリップを見つけても中にバッテリーを入れるスペースが無ければ意味がないですしね。

という訳で、今回選んだのはFAB AG-44Sです。
CAAとFABの相性良いですしね。

割とメジャーなフォアグリップなので、見たことがある人も多いと思いますが、こんな感じでフィンガーチャンネル付きのフォアグリップです。

取り付けは20mmレール。
20mmレールの溝で前後をロックしつつ、クランプしてガッチリ固定する方式です。

左右はこんな感じ。
各種刻印が入っています。

フォアグリップ底部には蓋が付いており、開けると写真右のような感じで結構広い空間があります。

この広さがあればバッテリー入れやすいだろうと思って、このグリップを選んだ訳です。
とは言え、入れる予定のバッテリーは7.4V 450mAhというかなり小型なバッテリーなんですがね…。

まあ、そのうち11.1V対応の基板が登場した時に11.1V LiPoバッテリーも行けるな〜と思ったので…。

という訳で、このグリップに配線を通す為に穴を空けました。
購入する前は硬い樹脂なのかな?と思ってたんですが、そんなに硬くはなくサクサク削れました。

CAA HX1のアンダーレイルにも穴を空けます。
穴を空けたい所にセンターポンチで窪みを作ってからドリルで穴空け、その後超硬ビットでコネクタ(XT30)が通るサイズに穴を拡張した後、気持ち程度のバリ取りを行ないました。

CAA HX1とFAB AG-44Sを組み合わせるとこんな感じ。

続いて、延長コネクタを作りました。
こんな感じでイーグル模型のMR-30コネクター(定番のAmass製)を買ってきて、MR-30→XT30の長めのケーブルを作りました。

コネクタを取り付けるとこんな感じ。
フォアグリップから少し飛び出す程度の長さで、コネクタの抜き差しが楽に行える長さにしています。

バッテリーを入れるとこんな感じ。
バッテリースペースにはかなりの余裕があるので、苦労せずバッテリーを入れる事が出来ます。

ハンドガード部のアップはこんな感じ。
最近流行りのスタイリッシュな形状とは全く逆路線ですが、個人的にはこういうちょっと古い感じも好きです。

全体像はこんな感じ。
今の所ストックの交換は考えていないので、後はマウントベースを付けて光学サイトを乗せるだけですね。

ちなみにマウントベースを選ぶのにかなり時間が掛かってしまいましたが、結局SPUHRのMP5用トップレール、R-302を買いました。(「15% SPECIAL SALE!」の一文に釣られた)
届いたらまた記事にしようと思います。

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