各社の12g CO2カートリッジを比較してみた(マルシン、JASG、PUFF DINO、LayLax、リアドベント) | エボログ

各社の12g CO2カートリッジを比較してみた(マルシン、JASG、PUFF DINO、LayLax、リアドベント)

2021年10月13日

数年前まではCO2ガスガンで使えるパワーソースとして一般的な12gのCO2カートリッジと言えば、マルシン製品が王道でしたが最近は色々なメーカーの製品が出てきているのでメーカーごとにどのような差があるかを見ていきます。

今回比較対象として用意したのは下記5種類。
他にも色々ありますが、とりあえずこれらを買ってきました。
マルシン、JASG、PUFF DINO、LayLax、リアドベント(Amazonで50本セット売りしている1本単価が非常に安いCO2カートリッジ)の12g CO2カートリッジです。

マルシンは普段から30本入りを買ってるので、今回も30本入りを用意しました。
STGA(全日本トイガン安全協会)認可済みのCO2カートリッジになります。
こちらのカートリッジは台湾産のようです。

2014年にEXB2 FN Five-seveN 6mmBB CO2 Blowbackが発売された時から7年もの間生産され続けていますが、品質がかなり安定している12g CO2カートリッジです。

日本国内のエアソフトガン系団体の1つ、JASG(特定非営利活動法人 日本エアースポーツガン協会)が販売しているCO2カートリッジで、最近登場した製品です。
こちらは中国産のようです。

JASG認可済みのCO2ガスガンがちらほら出てきているので、その流れに便乗した形で発売されたのかな?と思います。
ちなみに、日本の団体ではSTGAとJASGがCO2を容認、ASGKは反対の立場を取っています。

マルシンより安くて品質が安定しているCO2カートリッジとして定評のあるPUFF DINO製です。
こちらは割と前から存在する製品で、過去に何度か私も使っています。
マルシンと同じ台湾産。

こちらのメーカーは12g CO2カートリッジの他にリキッドチャージ式の高圧ガス(俗に言う台湾ガス)やメンテナンスオイルなどのエアソフトガン向けの消耗品を出しているメーカーのようです。

LayLaxもSIG AIR M17の発売に備えて、自社でCO2カートリッジを最近発売しました。
こちらは台湾産。

現状あえて選ぶ理由は特には無いと思いますが、SIG AIR M17適合CO2カートリッジという事で、「他社製CO2カートリッジをご使用の際は保証の対象外となります」との記載があるので、M17 CO2が発売されたら割と買う人は増えてくると思います。

最後にノーブランド扱いに近いと思うのですが、リアドベントのCO2カートリッジです。(リアドベントはAmazon上で表示されているブランド名)
Amazonで『CO2 カートリッジ ボンベ エアガン ガスガン マガジン 用 12g 50本セット CABON8 (カーボネイト) APS 製 CO2 BM-9 ガスブローバックガン CO2 GBB 試射用にも』という商品名で販売されている12gのCO2カートリッジになります。
特に明確な商品名がある訳でも無さそうだったので、当記事ではリアドベント製として紹介します。

写真左はAmazon商品ページより拝借

12g CO2カートリッジと言えばだいたい1本100円〜120円程度が相場なのに対し、こちらは50本2980円(1本辺り59.6円)という異様なまでの安さが特徴です。
以前購入した物が数本残っていたので、それも比較対象に含めます。

それぞれのカートリッジを並べるとこんな感じで、似てるようで各社ごとに微妙な違いが存在します。

特に大きな違いは先端部分。
の部分の形状の違いはCO2ガスガンとの相性問題が起きやすい原因でもあります。

相性によってはガス漏れを起こしてしまったり、カートリッジにしっかり穴が空かずに初速が低かったり安定しなかったりというトラブルが起きる他、最悪の場合CO2カートリッジが抜けなくなってしまうという事もあります。

先端部分を並べるとこんな感じ。
左からマルシン、JASG、PUFF DINO、LayLax、リアドベントです。

マルシンとPUFF DINOはかなりよく似た形状になっています。
PUFF DINOの評判が昔から良い理由の1つがここの形状が似ている(マルシン製品との相性問題が起きにくい)というのが挙げられると思います。

JASG、LayLax、リアドベントは割と違ってます。
この中ではJASG、LayLaxが若干似てますが、くびれの角度とかが少し違っている感じです。

それではCO2カートリッジの寸法を見ていきます。
特に相性問題が起きやすいカートリッジの全長、先端部分の直径、先端部分の長さ(膨らみ始める前まで)の3点を見ていきます。
尚、外形(タンク部分、一番太い部分)に関してはどのCO2カートリッジも18.4mm程度で共通でした。

マルシン CO2 カートリッジ

全長:82.99mm、先端直径:7.31mm、先端の長さ:6.53mmでした。
個体差に関しては0.1mm未満で安定している感じです。
当記事ではこの寸法を1つの基準にして他製品を見ていきます。

JASG CO2 12g Cartridge Airsot Gun SAFETY FIRST!

全長:82.44mm、先端直径:7.26mm、先端の長さ:6.32mmと、全長はほんの僅かに短く、先端の直径は若干細く、先端部分が若干短いといった感じです。
個体差に関しては0.1mm未満で安定している感じです。

PUFF DINO CO2 Cartridge 12g

全長:83.08mm、先端直径:7.29mm、先端の長さ:6.62mmでした。
マルシンとほぼ同じ寸法と言っても良いでしょう。(全長は0.09mm、0.02mm、0.09mmしか差が無い)
個体差も0.1mm未満で安定。

LayLax HIGH BULLET CO2 CARTRIDGE

全長:83.00mm、先端直径:7.27mm、先端の長さ:5.21mmでした。
全長と先端直径はほぼ同じ、先端の長さのみ若干短いという感じです。
こちらも大きな個体差は見受けられませんでした。

リアドベント(CO2 カートリッジ ボンベ エアガン ガスガン マガジン 用 12g 50本セット CABON8 (カーボネイト) APS 製 CO2 BM-9 ガスブローバックガン CO2 GBB 試射用にも)

全長:83.11mm、先端直径:7.72mm、先端の長さ:5.06mmでした。
全長は若干長め、先端も太めで先端の長さが短いといった感じです。

個体差に関しては最大で0.8mmの差が確認出来ました。
リアドベントに関しては先端部分の寸法差が特に激しく、個体によってはバリのような出っ張りがあったり、先端が潰れて膨らんでいたりする個体がちらほらあり、これによりちゃんと差し込めなかったり噛み込んで抜けなくなったりというトラブルが発生する事があります。

以前、CO2 12gカートリッジの先端部分の太さと長さをチェックする治具を作ってみたのですが、これを作ろうと思ったのはこのCO2カートリッジのせいです。

このツールを使ってトラブル無く使えるであろうカートリッジと、入れると詰まると思われる使えないカートリッジを分別してました。

CO2カートリッジの内容量を比較していきます

12g CO2カートリッジなんだから内容量12gだろうと思うのですが、一応比較してみました。
尚、測りの表示を0.1g単位にしてますが、流石に1g未満は誤差扱いで良いかなと思います…。

また、カートリッジの容量を調べる為にはカートリッジ自体を空にしないといけないのですが、その検証にはCarbon8 CO2 ブローバックガン Cz75を使用しました。

今回試した5種類に関してはすべて問題なく穴が空き、使う事が出来ました。
成分が同じという事もあり、作動性や初速に大きな違いはありません。
尚、リアドベントのみ問題の無い個体を選定して検証に使ってます。

マルシン CO2 カートリッジ

未開封の状態で41.1gあったカートリッジが空になると29.6gになったので、内容量は11.5gのようです。

JASG CO2 12g Cartridge Airsot Gun SAFETY FIRST!

未開封が42.5g、空カートリッジが31.2gだったので内容量は11.3g

PUFF DINO CO2 Cartridge 12g

こちらは41.0gが28.7gになったので、内容量は12.3g
ちょっと多いみたいですね。

LayLax HIGH BULLET CO2 CARTRIDGE

こちらは41.1gが28.6gになったので、内容量は12.5g
このCO2カートリッジも12g以上入ってました。

リアドベント(CO2 カートリッジ ボンベ エアガン ガスガン マガジン 用 12g 50本セット CABON8 (カーボネイト) APS 製 CO2 BM-9 ガスブローバックガン CO2 GBB 試射用にも)

45.2gが33.6gになったので、内容量は11.6g
今回比較したCO2カートリッジの中で一番重いですが、内容量はそこまで大きくはない感じ。
カートリッジが肉厚なのかも知れません。

こうやって比較してみると、メーカーによって11.3g〜12.5g程度の差があるようです。
まあ、そこまで厳密ではなくだいたい12gって感じですね。

尚、同一メーカー同士でも0.2〜0.3g程度の誤差は存在します。
実際、カートリッジごとで撃てる弾数が数十発程度異なっている場合が多々ありますね。