箱出し状態のCYMA製電動ガン、CM001BK SIG 556のサバゲーでの使用感とグルーピング計測結果について

記事作成日：2022年1月14日

先日、開封レビュー記事を書いたCYMA CM001BK SIG 556ですが、噂通り昔に比べてかなり良くなっていたので普段なら速攻分解する所を箱出し状態でサバゲーで使ってみる事にしました。

フィールドは千葉県のサバゲーパラダイス。
BB弾はヒットコール 0.25g バイオBB弾を使っています。

SIG 556にはホロサイトを乗せてHOP調節をしただけで、それ以外は何も弄っていない状態です。

実際のサバゲーで使ってみた感想はYouTubeに動画でアップしています。

ざっくり言うと、寒さの影響による大幅な初速低があったり、そもそもトリガーストロークが長かったりレスポンスが悪いなどの難点はあるものの、弾道自体は非常に安定しているので案外普通に使える事が分かりました。

もちろん、不満が無かった訳ではなく、色々と改善点はあるのでそこは弄っていく予定ですが、昔のCYMAと違って大工事にはならなさそうな印象があり、CYMAの品質かなり良くなってるな〜というのが正直な感想です。

特に写真赤矢印のターゲット（距離20〜30mくらい）を狙って大きく逸れるような事は無かったのが良い意味で想定外でしたね。

サバゲー帰りにDEFCON1に寄ってグルーピングを測ってみました。
ターゲットまでの距離は約22m、使用弾は変わらずヒットコールの0.25gで、レストバッグを使って銃を安定させています。

記録方法は例のごとく、30mチャレンジのルールに則った形で10発3セットの30発連での計測結果としています。

サバゲー用のHOPの状態で計測しているので、20mだと若干上めに着弾していますが、イレギュラーな弾は無くかなり安定しているのが分かると思います。
電動ガンの箱出し状態でこのグルーピングは何の問題も無いんじゃないでしょうか…。

あと、一緒に居た友人に貸してたらなんか凄い記録を10発だけ出しました。
言ってしまえば、10発のグルーピングでこれ位の数値ならCYMAの箱出し状態で出せるって訳ですね…。

ちなみにセミオートだけではなくフルオートも相当安定しています。
4〜5発程度のバースト射撃を何度か行い、22発撃った状態のグルーピング結果がこんな感じ。

フルオートをメインで使う人ならレスポンスの悪さは大きな問題にならないので、今のCYMA製電動ガンは本当に箱出しノーマル状態で使えちゃう電動ガンなんじゃないですかね。

本中華ガンとか呼ばれ、安かろう悪かろうだったCYMAがここまで良くなっているというのは正直想定外でした。

という訳で、箱出し性能が分かったのでこれで心置きなく分解する事が出来ます。