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オーバーホールと調整を行ったCYMA CM001BK SIG 556を撃ってきました(屋外レンジでの感想とグルーピングテスト)

記事作成日:2022年2月3日

先日、『CYMA SIG 556 CM001BK電動ガンのオーバーホール、純正パーツベースでのカスタムをしました』という記事でCYMA CM001BK SIG 556で行った調整を紹介しましたが、先日サバイバルゲームに行ったついでに撃ってみました。

サバイバルゲームフィールドのシューティングレンジで撃ってみた感想

場所はHEADSHOTのシューティングレンジ、当日の天候は晴れ、気温は6度程度です。
使用弾は箱出し状態の検証で使ったのと同じ、ヒットコール0.25g バイオBB弾で、朝の弾速測定での初速は82m/s程度でした。

尚、箱出しで使った時はEoTech 552を乗せていましたが、今回はSIG TANGO MSRを乗せています。
特に深い意味は無く、当日ホロサイトを別の銃に乗せてたので、こっちはスコープにしたってだけです。

撃ってきた時の様子はこんな感じで、30m位の距離なら普通に真っ直ぐ狙う事が出来、40mでちょっと射角を付け、50mだと大幅に射角を付けて射撃をする感じになります。
尚、HOP自体はもっと強くする事も出来るので、BB弾を浮かせるような弾道にすれば射角は抑えられると思います。

箱出し時点から20m〜30m程度の距離で当てられる程度の性能は持っていましたが、適正HOP状態での初速が10m/s以上上がった事もありより長距離まで狙えるようになったというのは大きいと思います。

また、ギアの回転速度(連射速度)が若干増えた事とトリガーのショートストローク化によって箱出し時点と同じパーツ構成でも撃ちやすさは向上している感じでした。

グルーピング検証

続いて、DEFCON1のシューティングレンジでグルーピング計測を行いました。

使用弾は変わらずヒットコール0.25gで初速は82m/s〜83m/s程度という感じでした。
ターゲットまでの距離は約22m、レストバッグを使って銃を安定させています。


記録方法はいつも通り、30mチャレンジのルールに則った形で10発3セットの30発連での計測結果としています。

結果としてはたまに飛ばしが出るものの100mm前後で概ね集弾している感じ。
たまに飛ばしが出るのは撃ち方の問題とかもありそうです…。(全体的に左に振れているのもガク引きも関係してそう)

1回目:99.9mm
2回目:129mm
3回目:84.9mm

3発平均104.6mmなら十分ゲームで使えるでしょう。

慣れてきたらだいぶグルーピングが安定するようになってきました。
10発でのグルーピングに関しては前回の最小記録の88.6mmよりまとまりましたし、もうこれくらいまとまっていれば十分じゃないですかね。

1回目:74.5mm
2回目:102mm
3回目:98.9mm

3発平均91.8mmでした。
とは言え、常時安定という訳ではなく、やっぱりたまに飛ばしは出ちゃいますね…。

箱出し状態ではあまり飛ばしは気にならなかったのですが、グルーピングが上がった事により飛ばしが気になりだしたのかも知れません。

尚、フルオート(3〜5発程度のバースト)だとこんな感じ。
フルオートでも大幅な飛ばしは無さそうなので問題は無いでしょう。

尚、スプリング給弾タイプのマガジンで個体によって最後の弾が大幅に散ったり、マガジン内に弾が残っているのに給弾されなかったりする場合がある事がわかりました。

スプリングのテンションが高い状態や、ゼンマイ給弾式の多弾数マガジンだと問題は起きないことから、恐らくS字になっている給弾ルートにBB弾を通す為の十分が無いと不安定(初速も下がり気味になり、バラつく)になるようです。

とりあえず、思いの外箱出し性能が良かったCYMA CM001BK SIG 556ですが、より一層いい感じに仕上がったと思います。