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ActionArmy製新作VSR10用チャンバー DAMPING TYPE(No.B01-042)とda Vinci 雷禅 05 VSR 200 6.05mmバレルを購入しました

記事作成日:2022年5月31日

ActionArmy VSR10用CNC削り出しHOP-UPチャンバーの新作、DAMPING TYPE(No.B01-042)を買ってみました。
こちらは以前レビュー記事を書いた『ActionArmy HOP-UPチャンバー for VSR10(NO.B01-013)』の仕様違いという感じで、NO.B01-013でイモネジ式のHOP調節だったのが、DAMPING TYPEでは純正チャンバーに近いレバー式のHOP調節が出来るようになっているのが特徴になります。

それ以外の仕様は基本的に同じ感じです。

内容物はこんな感じ。
スリーブやHOPアーム、調節レバーは組み込まれた状態になっていますがバレルを取り付ける際に調節レバーを外す必要があります。

BB弾の逆流防止は左右からそれぞれ突起が出ているタイプ。
同社の前から出ていたチャンバーや、PDIのVSR10用チャンバーと同じ仕様です。

とりあえず組み立てを行うに当たって、HOP調節レバーを外します。
尚、このHOP調節レバーは無段階で調節する事が可能かつ、反対側にレバーが引っかかる溝が付いている為、純正チャンバーで起きるHOPを強くした時にアームが歪んでしまうという問題が起きない仕様になっています。

HOPアームの形状はこんな感じで、電動ガンタイプの虫ゴムを取り付ける事が出来る仕様になっています。
形状がシンプルなので面押しのクッションを入れたりする事も可能ですね。

このチャンバーに組み合わせるのはVSR-ONE用に発売されている200mmのインナーバレル、da Vinci 雷禅 05 VSR 200です。
尚、HOPパッキンはだいぶ前に買って使ってなかったUNICORN UNI-HOP 60度(UC-HOP-G60)を使います。

da Vinci 05 雷禅 VSR 200mm (VSR-ONE用)Amazonで購入する

VSR10形状で短いインナーバレルが欲しかったので、探していたのですがまだ全然種類無いんですよね…。
まあ、Amazonで手軽に買えるバレルだったので、da Vinciにしました。

da Vinci 雷禅バレルはステンレススチール(SUS304)削り出しで高精度を謳っているインナーバレルです。
内径は6.05mmです。

バレル側面には内径と製品名が掘られています。

HOP窓は純正準拠ですが、窓の前後が面取りされており、HOPを強めに掛けた時のパッキンの変形を抑える仕様になっています。

マズル側にはOリングを取り付ける溝が付いており、VSR-ONEの純正バレルの仕様に準拠。
Oリングは付属しないので別途用意する必要がありますが、VSR-ONEに組み込む場合はそのまま流用すれば良いと思います。
また、テーパーは緩く滑らかなテーパーが掛かっています。

UNICORN UNI-HOP 60度はこんな感じで、APLUS Airsoft 魔HOPに近い形状をしています。
ぶっちゃけ、組み込むパッキンにこれを選んだ深い理由は無いです。
単に消費したかっただけです…。

これをバレルに組み込んだ時に知ったのですが、どうやらGBBタイプのHOP窓が切り飛ばされているタイプのバレルにしか適合しないようです…。

写真を撮ってしまった手前、パーツを変更するのも面倒だったのでパッキンを裏返して干渉する部分を切除する事にしました。
写真赤矢印部分の突起を削る事で、VSR10用のバレルに取り付ける事が可能になります。

という訳で、雷禅 05 VSR 200とUNICORN UNI-HOPを組み合わせたバレルを、ActionArmy VSR10用チャンバー DAMPING TYPEに組み込んでいきます。

まず、インナーバレルにスリーブを取り付けるのですが、バレルの外径とスリーブの内径が微妙に合っていなかったのでポリイミドテープを貼って厚みを調整しました。

これをチャンバーに差し込み、側面からイモネジを締め込んでスリーブとバレルを完全に固定します。
尚、スリーブとチャンバーはポリイミドテープ1枚すら入る隙間が無い程度にはドンピシャな寸法でした。

続いて、HOPアームにスプリングとHOPクッションを取り付けます。
クッションゴムはチャンバー付属のゴム丸棒を使っています。

続いて、HOP調節レバーを取り付けるのですが、取り付け時に付属のシムを差し込んでチャンバーとレバーのクリアランスを調節します。
その後、Oリングと緩み防止用のワッシャーを取り付けてネジ止めする形です。

チャンバー→シム→HOP調節レバー→Oリング→ワッシャー→ネジという順番で取り付ける感じです。
また、ネジの締込み具合でHOPレバーの硬さを調節する事が出来ます。

尚、HOPアームやOリングにグリス(シリコンオイルなどでも可)を少量塗布しておくとHOPレバーの操作がスムーズに行えるようになります。

今回、このチャンバー+バレルはVSR-ONEではなくVSR10 Gスペックのアウターバレルに取り付けるので、VSR10 Gスペック用のバレルスペーサーを取り付け、スペーサーの位置がズレないようにテープを巻きました。

このタイミングになってようやく気がついたのですが、このチャンバー、HOPアームを付けたままではVSRのアウターバレルに差し込む事が出来ません…。
そりゃそうですよね。マルイ純正のチャンバーもHOP調節レバーは後付けですもんね…。

という訳で、一旦HOP調節レバーを取り外して取り付けたのですが、HOP調節レバーを外した状態だとHOPアームが暴れて邪魔なので、HOPアームにつけていたスプリングと押しゴムも外しました。

また、チャンバーとアウターバレルの間のクリアランスが気になったので、こちらもポリイミドテープを貼って調節。
そう言えば前組んだ時もテープで調節してましたね。

チャンバーをアウターバレルに差し込んだ後でチャンバーを回転させ、アウターバレルに空いている穴からHOPアーム、HOP調節レバーを組み立てます。
地味に面倒くさい…。

HOP調節レバーを取り付けたら、またチャンバーを回転させて定位置に持っていった後、チャンバーブロックを取り付けて完成。

これ、仕様変更する度にまたHOP調節レバーをバラしたりしないといけない事を考えるとやっぱり面倒くさいですね…。
これなら前からあった赤色のチャンバーの方が組み立てに関しては楽でした…。

最後に、アウターバレルの余った部分に消音材を埋め込みます。
今回、VSR10 GスペックのアウターバレルにVSR-ONEサイズのインナーバレルを組み込みたかった理由の1つとして、アウターバレル内に消音材を入れたかったというのがあります。

というわけで、KM企画 TMTAC275 マルイ タクティカルサイレンサー用 特殊消音材を買ってきました。
外径27.5mm、内径14mm、長さ90mmの消音材で、VSR10のアウターバレルに仕込むのにちょうど良いサイズです。

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これをVSR10のアウターバレルに取り付け、キャップを締め込んで完成。

尚、アウターバレルだけ作ってそれ以外をどうするかは現在検討中です…。
というのもVSR10が増えすぎて…。
なるべく全部のVSR10で違う仕様にしたいので、悩むんですよね…。

せっかく消音材も組み、UNI-HOPを組んだ事ですし、サバイバルゲームでの使い勝手を重視して消音かつ重量弾飛ばせる仕様にしても良いかなと思っています。

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