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HITCALL TRACER 蓄光BB弾 0.20gのレビュー

記事作成日:2022年7月4日

HITCALLの新作BB弾、蓄光BB弾 0.20gのレビューをメーカー様よりご依頼頂いたのでレビューします。
HITCALLのBB弾のレビューは以前0.20g、0.25g、0.28gのバイオBB弾をしており、極めて高い精度がある訳では無いもののコストパフォーマンスに優れてサバイバルゲームで使うには丁度よい感じの製品という印象がありました。

という訳で、HITCALL TRACER 蓄光BB弾 0.20gはこんな感じのパッケージで、デザインはHITCALL バイオBB弾の旧パッケージに近い感じの透明袋です。
弾数は2000発、パッケージに成分の記載がありませんがこちらの弾はバイオBB弾では無いのでご注意ください。

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パッケージには色々注意書きが記載されているのですが、「安全の為必ず95m/sを超えないトイガンをご使用ください」と書かれています。
安全マージンを考慮してねとの事でしょうか。

バイオ弾では無いですが、中にはシリカゲルが入っています。

玉の色は緑色。
だと照明の影響で明るく映っていますが、実際はもう少しだけ緑が濃です。

最近のトレーサーを持っていないので最初期の東京マルイ製フルオートトレーサーでの検証になりますが、撃って5〜6秒程度は光っており、完全に光が消えるまでに10秒ほど掛かりました。

BB弾を真っ二つにしてみた所、特に気泡などは見当たらずしっかり詰まっている事が分かります。
尚、砕ける事は無くスムーズに割る事が出来ました。

同社のバイオBB弾と同様に砕けにくいBB弾なのかも知れません。

重量計測

続いて、適当に10発掴んで重量を計測してきます。

最大重量:0.204g
最低重量:0.198g
平均重量:0.2021g
重量誤差:0.006g

しっかり0.2g前後にまとまっているようですが、重量誤差も0.006gとそれなりにあります。
もっとも、この弾は非バイオBB弾でしかもトレーサーを使うシチュエーションと言えばインドアフィールドに限られると思います。
その場合、BB弾の精度はそこまで求められないと思うので、重量誤差が大きくてもそこまで大きな問題にはならないような気がします。

もっとも、最近の高精度弾が優秀すぎるだけで0.006gの誤差ってかなり少ない方だと思うんですけどね…。

BB弾の大きさ分別

続いて、BB弾の大きさ分別です。
いつもどおり、KSC製のBBゲージを使って検証しました。

5.98mmのゲージを通らなかった弾が71g、通った弾が323g、5.98mmのゲージを通った弾の中で5.95mmのゲージを通らなかった弾が323gといった感じでした。

5.98mm以上の弾
5.98mm以下の弾
5.98mm以下で5.95mm以上の弾

殆どの弾が5.98mm〜5.95mmの間に収まっており、5.98mmを通らなかった弾も蔵前工房製の6.00mmのゲージは通過したので、異常に大きな弾は無さそうでした。

初速について

最後に、インドア用に0.20gでの初速を85m/s程度に調整したPTS MASADAで撃ってみました。
初速は割と安定している感じで、特段初速が高めに出たり低めに出たりするような感じも無く、東京マルイ 0.20gやHITCALL バイオBB 0.20gと似た初速でした。

トレーサーを付けて撃つとこんな感じ。
正直蓄光BB弾って普段使わないのでレビューするにしても比較対象が無いのと、普段から蓄光BB弾を使ってる人がどういう物を望んでいるのかがよく分からないので何とも言えないんですが、とりあえず蓄光BB弾としては問題は無さそうな気がします。

特に弾上がりが悪いとかそういう感じも無いので普通に使えるBB弾という印象です。

実際にゲームで使ってみての感想

トレーサー付きでは無いですが、実際にゲームで使ってみました。
場所はASOBIBA 横浜駅前フィールド、持っていった銃はNortheast UZI、Carbon8 CZ P-09、東京マルイ CURVEです。

この日は500〜600発程度撃ちましたが、特に問題も無く使う事が出来ていました。

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