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Jefftron Leviathan-V2 OPTICALをLCT LK-53に組み込みました

記事作成日:2022年7月12日

LCT LK-53に電子トリガーを組み込むのは当初から決めていたのですが、先日LCT LK-53を弄ってから何を買うかを悩んでました。
候補としては『Perun V2 HYBRID』にするか『GATE TITAN for Ver.2』にするか『Jefftron Leviathan-V2 OPTICAL』にするかの3択で悩んでいたのですが、今回はJefftron Leviathanにしました。

あれだけ盛り沢山の機能が入っていて、スマホから設定出来て、17600円ですからねぇ…。
FCU選定ついでに色々調べてましたが、多機能FCUの中ではLeviathanが最安になるんじゃないでしょうか。

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尚、Jefftron Leviathan-V2は以前SIG AIR MCXに組み込んでいますが、今回購入したのはセレクタープレート検知とカットオフ検知が光センサーになっている新型です。

Jefftron Leviathan-V2 OPTICALの紹介

内容物は基板本体(配線、ヒューズ、端子付き)、専用トリガー、基板取付けネジとスポンジ、セレクタープレート検知用シール、説明書、ロゴステッカーです。

付属の説明書は英語ですが、日本語説明書はこちらのQRコードから閲覧する事が出来ます。(日本代理店であるG.A.W.側で用意されているマニュアル)
尚、技術基準適合証明もこちらに印刷されています。

Leviathan V2専用のストレートトリガー、固定用ネジ、スポンジ、セレクタープレート検知用シールはこんな感じ。
ちなみに、純正オプションで三日月状のトリガーも発売されています。

Leviathan V2で普通のトリガーを使う場合は加工が必要ですが、付属の専用トリガーは予め加工後の形状になっているので、そのまま使えます。
また、トリガー位置調整用のイモネジも付いています。

Jefftron Leviathan-V2 OPTICAL本体はこんな感じ。
基板に配線、ヒューズ、モーターピン、バッテリーコネクタが付いた状態になっています。

基板の表裏はこんな感じ。
初期のLeviathan V2からセンサー周りの仕様が変わっている事に加えて、各部品のレイアウトも変更されているようです。
基板のバージョンはV2.1 OPTICALとなっていました。

内側はこんな感じ。
外部出力・入力用の接点は内側に用意されており、LED付きのチャンバーや電動給弾マガジンへの電力供給やバーチャルリロードボタンへの接続などを行なったりする事が出来ます。

Leviathan-V2 OPTICALになった事により、カットオフ検知用とセレクタープレート位置検知が物理スイッチではなく光センサーになっています。
カットオフ検知はSYSTEMA PTWなどで採用されているのと同じで光が遮断された事でカットオフを検知するタイプ、セレクタープレート検知は光の反射率を使った物のようです。

トリガーにクリック感を与える為の板バネ、RFTSスプリングは健在。
トリガーの検知スイッチには検出スイッチではなくタクタイルスイッチが採用(赤矢印)されており、従来品よりもトリガーストロークを詰める事が出来るようになっています(スイッチ自体のストロークは0.13㎜)

ヒューズは40Aと結構大きめな物が付いており、バッテリーコネクタはディーンズコネクタになっています。

モーター品は金色で、予め少し曲げられた状態になっていました。

LCT LK-53への取り付け

という訳で、Jefftron Leviathan-V2 OPTICALをLCT LK-53に取り付けていきます。
LCT LK-53のメカボックスは若干形状にアレンジが加えられているものの、基本的にはVer2メカボックスなのでそのま取り付けられるだろうと思っています。

スイッチ周りも普通にVer2用が使われていましたしね。

実際に基板を付けてみた所、問題無さそうで加工当は不要そうな印象でした。

という訳で、まずはセレクタープレートに検知用のシールを貼ります。
セーフティ位置が短いNarrowと長いWideの2種類のシールが用意されていましたが、とりあえずWideを貼りました。
イマイチだったらNarrowにしたり、貼る位置を調整すれば良いと思います。
シールは各4枚、全部で8枚も付属してますからね。

尚、LK-53のセレクタープレートは普通のM4系と異なり、セレクターレバーが引っかかる窪みの位置が結構前側に付いている事もあり、シールの端を折り返して貼る事が出来なかったので、窪み側に来るシールの端を少しカットしています。

メカボックスに取り付けてみた感じ、特に問題は無さそうだったので、組み込みを進めます。
擦れてシールが剥がれるような事も無さそうでした。

Leviathan-V2 OPTICALを取り付け、ネジ止め。
ネジはLeviathan-V2 OPTICAL付属の物を使っています。

また、メカボックス反対側の配線を抑える為の突起は全て削りました。
Leviathan-V2 OPTICALは信号線も含めて配線を這わせるので、この突起があるとメカボックスを閉じた時に配線を強く圧迫してしまうので、削る必要があります。

また、基板を抑える為のスポンジは横長の物を貼り付けました。
スポンジに付いている両面テープを使ってメカボックスに貼り付ける感じです。

続いて、セクターギアを取り付けてセンサーと干渉しないかどうかをチェック。
干渉するようであればシム調整が必要になる場合があります。

続いて、トリガーを取り付けるのですがLeviathan-V2付属の専用トリガーは使いたくないものの、LCT LK-53のトリガーはスチールで加工が大変そうでした。

なので、今回は亜鉛ダイカストで作られていて加工がしやすそうな、LONEXのG3用トリガーを買ってきました。

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このトリガーはトリガースプリングも付属するのですが、かなり柔らかくてトリガーフィーリングが微妙な感じだったので、トリガースプリングはLCT LK-53純正を使いました。

こんな感じのトリガーで、亜鉛ダイカストであるものの表面の塗装がいい感じでそんなに見た目の違和感は無いかなと思います。

なお、LCT LK-53のトリガーと比較するとちょっと大きい(縦に長い)ですね。
元々G3とHK53ではトリガー形状が違うのか、どちらかがリアルサイズでは無いのかなどはよく分かりませんが…。

左がLCTのトリガー、右がLONEXのトリガー
左がLCTのトリガー、右がLONEXのトリガー

こちらのトリガーを削って、Leviathan-V2で使えるようにしました。
やっぱり亜鉛ダイカストは簡単に削れて楽ですね。

今回はツメツメトリガーストロークにするつもりは無いので、少し遊びのあるセッティングにしました。
また、タクタイルスイッチの破損防止の為にスイッチを押す部分はゴム板で調整しました。

という訳で、残りのパーツを取り付けて、ロアレシーバーに収めます。

一旦モーターを取り付ける前にセンサーチェックを行いました。
バッテリーを繋げて、アプリ起動、トリガーの検知の確認や『光学式セレクターの校正』を行い、セーフ、セミ、フルポジションをそれぞれ設定しました。

特に問題は無さそうだったので、モーターを取り付けます。
モーター用に伸びてる配線が長かったので、切って調整しました。

モーターを繋いだ状態で動かしても特に問題は無かったので、色々設定していきました。

正直プリコックさせる為にこの基板を組んだので、セレクターレバーの設定は普通な感じ。
アクティブブレーキは40%にし、プリコックは60%にしました。
まあ、この辺りの設定は追々ゲームで使ったりしてる時にちょっと変えるかも知れませんが…。

動作はこんな感じ。

テイクダウン状態で暫く動かして特に問題は無かったので、組み立てを進めます。
ヒューズを40Aから20Aにして、バッテリーコネクタをXT30にしました。

配線の長さはそのままで問題無さそうでした。
ストックの上側を這わしてバットプレート側でUターンさせて、ストックの下側にストックチューブインサイズの7.4V LiPoバッテリーを入れる形です。

という訳で、Jefftron Leviathan-V2 OPTICALの組み込みはこれで完了です。
とくにこれと言ったトラブルも無く、すんなり組めましたね。

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