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T1/T2用超ハイマウントベース、ARISAKA Defense Aimpoint Micro Mount 1.93″を買ってみました

記事作成日:2022年10月13日

先日、中野にあるホワイトルークに行った時に「高さのあるT1/T2系マウントも持っておこうかなと」ふと思い至り、1.93インチ(49.022mm)というかなりの高さがあるAimpoint Micro T1/T2用マウント、『ARISAKA RED DOT MOUNT AIMPOINT MICRO T1/T2 & COMPATIBLE BLACK 1.93″ HEIGHT』を買ってみました。

このような形状のハイマウントで、若干前側にオフセットされる仕様になっています。

ARISAKAのロゴはこんな感じで前側に入っています。

Aimpoint Micro T1/T2のマウント形状に対応しているので、多くのT1/T2スタイルドットサイトでも使う事が出来ます。

マウント下部はこんな感じ。
20mmレールをクランプするパーツがかなりごっついのが特徴です。
尚、対応レールはピカティニーレール用になっているので、20mmレールでも特殊なレイアウトの凹凸が付いている物では使えない可能性があります。

尚、ネジ部分には粉末状のネジロック剤が塗布されていました。

後ろ側にはマウントの高さを示す1.93の文字が入っています。
また、バックアップサイトが使えるようにとマウントベース自体の軽量化の為にマウントベース中央は空洞になっています。

この空洞のおかげもあってか、かなり大型なマウントベースですが88gとそこまで重くないのも特徴です。

という訳で、このARISAKA Defense Aimpoint Micro Mount 1.93″を以前レビューした『Aimpoint T2スーパーレプリカ、DMAG Red Dot Sight D2(DM004BK)』に取り付けてみます。

まずはマウントベースに付属するネジが使えるかどうかの確認。
レプリカ系はネジの精度が基本的に信用出来ないので、マウントに取り付ける前に確認しておいた方が良いです。
レンチを使わずにスムーズに入れる事が出来ればOKでしょう。

マウントベース付属のネジ
マウントベースを付けずにネジだけ付けてみる

また、Aimpoint Micro T1/T2マウントをT1/T2タイプのドットサイト(レプリカT1/T2も含む)で使う場合、マウントの突起とドットサイト側の凹みのサイズが合っているかどうかも重要な要素です。
ちゃんとした寸法になっていれば、写真赤矢印部の凹凸が噛み合って、ネジ止めしなくてもほぼガタツキが無い状態で固定出来ます。

注意すべき凹凸は赤矢印部
指で軽く抑えるだけで前後左右のガタツキが無くなる

DMAG Red Dot Sight D2は中々優秀なようで、寸法に問題は無さそうです。

という訳で、マウントにネジ止めしていきます。
スコープのマウントリング取り付けと同様に対角線上にネジを占めていくのですが、この際20mmレールにクランプするパーツを外しておかないとネジと六角レンチを通す事が出来ないので、注意が必要です。

前側に関してはオフセットされている都合上特に問題無くそのままネジを締め込む事が出来ます。

という訳で、取り付け完了。
高さのあるマウントベースなので、バトラーキャップの展開方向を下側に向けてみました。

とりあえずSIG MPXに乗せてみましたが、もうちょっと長さのある銃の方が似合いそうな気がします…。

ちょっとパースを付けつつ、トリミングすると割と似合っているように見えるので、やっぱり銃全体の長さとのバランスですね。

サイトピクチャーはこんな感じ。
かなりの高さがあるので普段1.41インチ位のマウントを使っていると慣れるまで時間が掛かります。

ただ、慣れると自然な構え方で覗く事が出来るので、割と使い勝手は良いと思います。
もっとも、ストックの形状によってはチークピースが欲しくなりますがね…。(MPXに付けているミニマリストストックとかはちょっと頬が寂しくなる)

という訳で、ARISAKA RED DOT MOUNT AIMPOINT MICRO T1/T2 & COMPATIBLE BLACK 1.93″ HEIGHTのレビューは以上になります。