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Logicool MX MECHANICAL MINI for Mac(KX850MSG)のスペースグレーを購入したのでレビューします

記事作成日:2022年11月4日

先月末に国内でも発売が開始されたLogicool製のテンキーレス ワイヤレスメカニカルキーボード、MX MECHANICAL MINI for Macを購入しました。
少し前に発売されたMX MECHANICAL MINIの派生型でMac OSやiPad OSなどのApple製品に対応している製品になります。

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元々MX MECHANICAL MINIのUS配列(Logitech MX MECHANICAL MINI)を買おうと思っていたのですが、円高の影響もあって並行輸入がかなりキツかったので購入は延期。
相変わらずロジクールはUS配列発売しないですし…。
暫く待ってたらこの製品が出たので、購入しました。

付属品について

内容物はキーボード本体とUSBケーブル、説明書、保証書です。

付属のUSBケーブルは両端がUSB Type-Cになっています。(充電用との記載があり、有線キーボードとして使える訳では無さそう)
尚、充電器自体は付属しないので、これをMacに挿す感じですね。
別途USB Type-C対応の充電器を持っていればそこに繋いでも良いと思います。

Logicool MX MECHANICAL MINI for Mac本体の外観について

Logicool MX MECHANICAL MINI for Macはカラーバリエーションとして明るいグレーのペイルグレーと濃いグレーのスペースグレーの2色のカラーバリエーションがあり、軸は茶軸(タクタイル)のみになっています。
Logicool MX MECHANICAL MINIでは赤軸、青軸、茶軸と3種類の選択肢があるのですが、Mac用モデルは1種類だけなんですよね…。

また、キートップはこんな感じでテンキーレスモデルですがhome、end、page up、page downなどのカーソル移動キーが付いているのが特徴です。

裏面はこんな感じで滑り止めのゴム足が付いているだけです。

前側には横幅一杯にゴムが付いており、しっかり滑り止めの効果があります。

キーボード後ろ側のゴム足は折りたたみ式になっており、展開する事で追加で8度の角度を付ける事が出来ます。
尚、足を折りたたんだ状態でも滑り止めのゴムが付いているので、角度の低い状態でも問題無く使う事が出来ます。

キーボード上部の右上にインジケーターが付いており、バッテリーステータスの表示に使われます。

キーボード右上に電源スイッチとUSB Type-Cコネクタが付いています。
スイッチをONにすると自動でペアリングが始まります。

キートップは完全にフラット。
キーボード底面に若干の角度が付いていますが、かなり浅いので足を折りたたんだ状態だとノートPCの感触とほぼ同じです。

尚、キートップは中央部が若干凹んでいます。

キーボード本体の重量は612gと結構な重さがあります。
大きの割にずっしりしています。

今まで使っていた60%キーボード、CoolerMaster SK622 Blackと比べるとこんな感じで純粋にファンクションキーとカーソル移動キーが付いている分、一回り大きくなっている事が分かります。
キートップの大きさはほぼ同じです。

足を畳んだ状態の角度はLogicool MX MECHANICAL MINI for Macの方がCoolerMaster SK622よりも若干浅いです。
足を展開した場合はかなり角度が違うように感じます。

充電とペアリングについて

とりあえず充電もしないといけないので、USBを繋ぎます。
この際元々使っていたUSB Type-Cを使っており、純正ケーブルは使っていませんが問題なく充電が行えています。
充電中はインジケーターが緑色に点滅します。

とりあえず仕事で使っているMac Book ProにBluetoothでペアリングを行いました。
キーボードの電源を入れた状態でBluetooth環境設定から「MX MECHNCL M」という名前を選び、画面上に表示される数字を入力するだけです。(普通のBluetoothキーボードのペアリングと同じ)

ペアリングが完了したらMacのキーボード設定アシスタントを使ってキーボードの初期設定を行います。

初期設定が完了したらMacのBluetooth機器一覧に表示され、以後自動で接続されるようになる外、バッテリー残量の確認がメニューバー上のBluetoothアイコンから行えます。

Logi Options+上での設定について

また、Logi Options+にもデバイスが表示されるようになります。
Logi Options+ではバッテリーの残量表示やキーボードのカスタマイズなどが行なえます。

Logi Options+のホーム画面でキーボードをクリックするとキーボードの説明を見たり初期設定(後で変更も可能)が行えます。

キーボードの設定画面ではキーボードを押した時の挙動の変更やバックライトON/OFFやアニメーション、ペアリングの状態の確認などが行なえます。

設定項目数自体は少ないですが、アプリ上からは詳細な設定が行える他、アプリケーションごとのカスタマイズも行えます。
例えばPhotoshopを起動している時のキーはこういう設定、Illustratorを起動している時のキーはこういう設定などといった感じです。
キーボードショートカットを割り当てたりすると便利かも知れません。

尚、キーのカスタマイズはファンクションキーの4〜12と右側のカーソル移動キーのみ変更が可能です。
設定可能な項目は豊富ですがマクロなどはありません。

ちなみに私は暫く使っていたらhome、end、page up、page downなどのキーをよく誤爆していたので、誤爆しても大丈夫なようにキー入力を変更しました。

それにしても、テンキーレスのキーボードを使う人で、このキーを欲しがってる人ってどの程度居るんでしょうかね…。
個人的にはプログラムを書いている時にたまに欲しくなるキーではあるのですが、それでも使用頻度はそんなに高くないですし…。

打ち味と使用感について

キーボードの打ち味に関してはキーストロークが短い事もあって、思っていたよりも軽いタッチで入力する事が出来ました。
一般的なストロークの長い茶軸と違ってキーが重くなる瞬間も一瞬で正直赤軸より少し重いかな?程度で大きな感触の違いは感じられませんでした。

私はApple Magic KeyboardのようなノートPCサイズのストローク量では不満なのですが、かと言ってキートップの高いキーボードは好みじゃないという感じなので、このキーボードは割と好みな感じでした。
元々MX MECHANICAL自体キーの高さが好みに合いそうだったので気になっていましたし、CoolerMaster SK622を購入したのもキーの高さが丁度良さそうだったからです。

また、打撃音もそこまで大きくはなく、重めの音が少し鳴る程度でそんなに気にはならないと思います。

それとこれは個人的な問題なので特に評価に影響はしませんが、キーボードの角度が今まで使っていたCoolerMaster SK622よりも浅いので少し慣れは必要な感じですが慣れたら問題無く使えるでしょうね。
おそらく右端のキーの誤爆も暫く使っていれば慣れると思います。

というか、このキーボードを使い始めて2日経ちましたがだいぶ慣れました。

という訳で、Logicool MX MECHANICAL MINI for Macのレビューは以上になります。
それにしても、Mac対応のUS配列で小型なキーボードって選択肢めちゃくちゃ少ないですよね…。
結果として多少の不満は目をつむってキーボードを選ぶ必要があります。(慣れりゃ良いんですよ)

海外発売の製品を買うにも無線機器は技適の問題も大きな壁ですし…。

尚、Mac起動時の自動接続についてはスムーズに行う事が可能で、Macのパスワード入力画面でも問題なく使う事が出来ました。(CoolerMaster SK622の時は起動直後の接続に問題がある事がたまにあった)

ただし、接続先の切り替えに関しては2、3秒程度時間が掛かるので、2台のマシンを行ったり来たりするような使い方にはあまり適していないような印象がありました。

自分の場合は仕事用のMacBook Proとプライベート用のMac miniの2台で使っており、頻繁に行ったり来たりするような事は無いので問題は無いですが…。

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