標準でPERUNの電子トリガーを搭載したARCTURUS AK12 PEモデルのレビュー
記事作成日:2022年12月5日
2点バーストやカスタム可能な射撃モード、8段階のプリコック、5段階のアクティブブレーキ、5段階のトリガー感度、バイナリトリガーなど様々なカスタマイズが可能なPERUN製の電子トリガー(ETU/FCU)を搭載したARCTURUS(アークタウラス)製の電動ガン、AK12 PEモデルを三山商事株式会社様よりお借りしたのでレビューしていきます。
ARCTURUS AK12 電動ガン PEバージョン - アークタウラス
この製品は電子トリガーを標準搭載している他に同社製のハイトルクモーター、ANT21TとスチールCNC削り出しの13:1ハイスピードギアが組み込まれているのも特徴になります。
尚、ANT21Tと13:1ギアは以前当ブログでもレビューしておりますので、気になる方はそちらの記事もご参照下さい。
- Arcturus製ネオジウム磁石採用モーター、ANT21TとANT19Tのレビュー、MEエディション純正のANB23Tと比較してみた
- Arcturus製スチールCNC削り出し13:1 ハイスピードギアセットのレビュー
内容物の紹介
内容物はこんな感じで、AK12本体と多弾数マガジン、ノーマルマガジン、リアサイト、説明書、初速証明及び品質保証書、ノベルティのステッカー・マグネット・コースター、ディーンズ→ミニコネクタ変換ケーブル、クリーニングロッドになります。
初速証明及び品質保証書と説明書はこんな感じ。
初速証明は銃本体のシリアルNOごとに管理、しっかり個別に計測されています。
説明書は英語ですが図で説明されているので困る事は無いと思います。
AK12はAKシリーズとしては少し特徴的な操作方法になっているので、一通り目を通しておいた方が良いと思います。
尚、この説明書には電子トリガーの設定に関する内容は記載されておらず、今回のレビューに際して三山商事株式会社様からデータを頂きました。
一般流通分に関しては現状、小売店側でプリントアウトして提供している所が多いとの事です。
ノベルティグッズ系はARCTURUSおなじみの奴で、ARCTURUSのロゴと各エディションのロゴ・PP19・AK12のステッカーとPP19のコースター、ARCTURUSのロゴマグネット、ディーンズ→ミニコネクタ変換ケーブルです。
リアサイトは本体と別にになっており、任意でトップカバーの20mmレールに取り付ける仕様になっています。
また、3本のL字六角レンチも付属します。
リアサイトはスチール製。
リサイトの固定はサイトを跳ね上げた状態でイモネジを締め込む仕様です。
リアサイトの取り付けは後ほど行います。
リアサイトは上下の調整と左右の調整を行う事が出来ます。
距離に応じた上下の調整はAK47やAK74などと同じでつまみを前後に動かす仕様、左右の調整はPKMやアーセナルのリアサイトみたいな感じで、側面のダイヤルを回す事で左右の調節が出来るようになります。
付属のマガジンについて
ARCTURUS AK12にはスプリング給弾のノーマルマガジンとゼンマイ給弾の多弾数マガジンの両方が1本ずつ付属しています。
共にAK12でおなじみの窓付きポリマーマガジンを模しています。
窓からはマガジンインナーが見えます。
ダミーカートを印刷した紙とか入れておくと雰囲気が出て良いかも知れませんね。
給弾口側とマガジン底部はそれぞれこんな感じ。
多段数マガジンの方は蓋を開いてBB弾を流し込み、マガジンバンパーのゼンマイを巻いて弾を巻き上げる仕様になっています。
ノーマルマガジンはマガジンバンパーをワンタッチで外す事が可能で、アウターとインナーに分離させる事が出来ます。
また、インナーにはフルロード・30発切り替えスイッチが付いており、リアルカウントでの運用も可能な仕様となっています。
ARCTURUS AK12 PEモデルの外観レビュー
という訳で、ARCTURUS AK12 PEモデル本体を見ていきます。
全体像はこんな感じで、昔ながらのAKらしさを残しつつ近代化改修が施されているような見た目をしています。
フラッシュハイダーはアルミ製で、形状はAK74や10x系で採用されている大型な物を少しアレンジしたような見た目の物が付いています。
先端がストライクハイダーみたいな形でトゲトゲしている為、ワイヤーカット以外にもガラスを割ったりとかするのにも使えそうな印象があります。
フラッシュハイダーの根本には着剣ラグが付いています。
尚、このパーツはスチールです。
着剣ラグ部に付いているプランジャーを押しながらフラッシュハイダーを回すとフラッシュハイダーを取り外す事が出来るのですが、よくある14mmネジではなく特殊なマウントで固定されているようでした。
ただ、14mmネジが付いていない訳ではなく変換マウントが付いているという、かなり独特な固定方法になっています。
こういう固定方法になっている影響もあってか、ちょっとガタツキがありました。
ただ、動作テストで200発程度撃ちましたが、フラッシュハイダーにBB弾が当たるような事は無かったので、全然問題無かったです。
フロントサイト周りはこんな感じでスチール製です。
尚、フロントサイトはピン止め+下部からのイモネジで固定されていたのですが、下部からのイモネジの締め込みが緩かったのでガタツキがありました。
イモネジを締め込む事でガッチリ固定出来ました。
アウターバレルにはスリングスイベルも付いています。
このスリングスイベルは固定されておらず、ガスブロックとアウターバレルの間に挟まっているだけなのでくるくる回ります。
ガスブロックに付いているキャップは外す事が出来ます。
このパーツはQDスプリングガイドを着脱する為のツールとして使用できるようになっています。
尚、QDスプリングガイドは同社のPP-19-01 Vityazと同様にメカボックスをレシーバーから取り外さない状態で外す事が出来る仕様となっている為、カスタムなどを行う際の調整は容易に出来るようになっているようです。
フロントサイトの見た目は昔のAK系と同じ感じですね。
工具を使って回す事で上下の調節が出来ます。
ハンドガードは樹脂製で4面にレールが付いています。
上下のレールは長いですが左右のレールはハンドガード前側に3コマの物が付いています。
角張ったデザインが特徴的ですね。
上面レールと下面レールはそれぞれこんな感じ。
このハンドガードは左右の膨らみが結構大きく、ここに指を引っ掛ける形で握るととても握りやすかったです。
尚、左右のレールは外す事が出来ます。
レールを外した時の形状も実物のハンドガードをしっかり再現出来ていますね。
ハンドガードとトップカバーの間にはレバーが付いており、これがトップカバーをロックしています。
昔のAKで言うとリアサイトブロックに付いているレバーと同じ位置にありますね。
トップカバーはスチールで、20mmレールが付いています。
ハンドガードの上面レールとトップカバーはフラットになっているので、色々使い勝手は良さそうな印象。
AR15系のトップレールとフリーフローとハンドガードの上面レールの関係性みたいな感じですね。
トップカバーのレールにリアサイトを取り付けるとこんな感じ。
イモネジを締め込んで固定する都合上、リアサイトを取り付けるとトップカバーには傷が付きます。
サイトピクチャーはこんな感じ。
ノッチサイトからピープサイトになったので、覗いた時の様子はAR15系に近づいている印象があります。
サイトの形状は慣れの問題が大きいですが、個人的にはピープサイトの方が使いやすいと思ってます。
レシーバーはこんな感じ。
ここだけ見ると上面レールの付いたAK74ですね。
レシーバー左側には刻印が入ってます。
ロシア語分からないので上に何て書いてるのか分からないですが、下は使用弾ですね。
実際に打刻をしているそうで、傾きやかすれ具合には個体差があるとの事です。
エジェクションポートはこんな感じ。
ボルトを引く事でHOP調節ダイヤルにアクセスする事が出来ます。
HOP調節ダイヤルはPP19などで採用されている物と似た形状の水平ドラム式になっています。
セレクターレバーはこんな感じ。
出荷状態の設定だと上から順にセーフティ、フルオート、2点バースト、セミオートの4ポジションになっています。
このセレクターポジションは電子トリガーの設定で変更する事も可能です。
セーフティ以外のポジションはこんな感じ。
操作感は電動ガンのAKらしい感じです。
マガジンキャッチとマグウェルはこんな感じ。
マガジンキャッチのスプリングテンションはそこまで高くは無いですが、程よい硬さで操作しやすい具合。
マグウェル内側には隙間を潰す為のスペーサーが組み込まれており、BB弾がレシーバー内に入り込んだり、マガジンを挿入する時に変な所に引っかかったりしないような対策が施されています。
マガジンを挿すとこんな感じ。
他社から出ているAK12用マガジンとの互換性は不明ですが、マガジン基部の形状自体は一般的なスタンダードのAKシリーズと同じようで、LONEXの東京マルイ AKシリーズ用マガジンは問題無く取り付ける事ができ、給弾させる事が出来ました。
トリガーはこんな感じ。
尚、電子トリガーが組み込まれている事により物理セーフティが存在していない為、セーフ状態では射撃されないだけでトリガーは引くことが出来ます。
また、従来のARCTURUS製電動ガンではマイクロスイッチが採用されいた事もあり、トリガープルが結構重かったのですがARCTURUS AK12 PEモデルでは非接触仕様のスイッチが採用されている為、トリガープルはかなり軽いです。(物理的にスイッチを押さないので、実質トリガースプリングの重さしか無い)
トリガーガード下部にはロゴとシリアルNOがレーザーで入っています。
グリップはこんな感じ。
スリムモーター用グリップを除く一般的なAKの電動ガン用グリップと比べても結構細身な部類だと思います。
ストック基部はこんな感じ。
折りたたみストックが付いており、基部の形状はAK74系以降のモデルに近いです。
ストックはこんな感じで伸縮可能な樹脂製のストックが付いています。
AR15系の伸縮ストックでありそうなデザインですね。
ストックを折りたたむとこんな感じ。
レシーバーの後ろ側が斜めになっているので、それに合わせてストックも上を向いて斜めに畳まれます。
ヒンジはこんな感じでちょっとメカメカしいです。
折り畳んだ状態を戻すには写真赤矢印部のレバーを押し下げます。
めちゃくちゃ操作しにくい…。
ストック本体にはQDスイベルホールが左右に付いています。
スイベルホールはスチールの別パーツで補強されています。
ストックの伸縮レバーはこちら。
MAGPUL CTRストックのレバーを大型化したような見た目をしています。
ストックの伸縮は5段階で、一番縮めた状態と最大まで伸ばした状態でそれぞれこんな感じ。
バットプレートはラバーで出来ています。
バットプレートはワンタッチで外す事が可能な仕様になっており、外し方はストック下部のレバーを引きながらバットプレートをスライドさせるだけです。
スライドさせる方向は上下のどちらでも大丈夫です。
ストックチューブインバッテリーの仕様であればバッテリー交換がかなりやりやすいのですが、AK12はトップカバーの内側にバッテリーを入れる仕様なので、利便性としては特に意味はないです。
バッテリーの入れ方と対応バッテリーについて
ARCTURUS AK12のバッテリーはトップカバーを外してその中に入れる、よくあるAK系スタンダードと同じ仕様になっています。
まず、ロックレバーを回転させ、ロックを解除した後引っ張ります。
そしたらトップカバーを外す事が出来ます。
バッテリーコネクタはディーンズコネクタです。
ノーブランド系ではなくちゃんとAmassのコネクタが採用されています。
また、今までのARCTURUS製電動ガンはシルバーケーブルが採用されていましたが、AK12では線形細めの柔らかい配線が採用されています。
ちなみに、トップカバーを外したらHOP調節ダイヤルの全体像を確認する事が出来るようになります。
どうやらダイヤルの回転によってアームを動かしているようです。
また、チャンバーとメカボックスはネジ止めによって連結されている事が分かります。
ガスチューブ側は完全な空洞になっており、細身な物であればここにバッテリーを差し込む事も出来そうです。
深さが14cm程度あるので、スティックタイプバッテリー(AKタイプバッテリー)を容易に差し込む事が出来る深さです。
実際に入れてみました。
FUJIKURA 1100mAh 20C LiPoバッテリーはセルが全部隠れるまで入れる事が出来ました。
尚、バッテリーサイズに関してはかなり自由度が高めで、ストックチューブインサイズであれば大型なLiPoバッテリーでも入れる事が可能で、7.4Vも11.1Vも問題なく入れた状態でトップカバーを閉じ、ボルトハンドルを動かしてもバッテリーに干渉せずボルトを操作する事が出来る事が確認出来ました。
箱出し状態の初速と発射サイクルについて
という訳で、ARCTURUS AK12 PEモデルの箱出し状態の作動性や初速、発射サイクルを見ていきます。
検証に使用したバッテリーはSFA 7.4V 1000mAh 25C-50C LiPoバッテリーです。
ディーンズをXT30に変換してバッテリーを繋いでいます。
また、使用弾はHITCALL 0.20g バイオBB弾です。
動作はこんな感じ。
フル・2点バースト・セミの順番で撃っていっています。
ギアノイズは多少ありますが、箱出し状態として考えると全然許容範囲内だと思います。
元々このメーカーの製品は出荷状態の作動性が良い方ですからね。
尚、工場出荷状態の設定ではプリコックが無効化されていますが、ハイトルクモーターと13:1ギアのおかげでセミオートのレスポンスも悪くはありません。
初速はHOP最低の状態が最大初速で、セミオートで91m/s〜92m/s程度でした。
ただし、フルオートの時は若干初速が下がり、89m/s辺りをウロウロする初速になっていました。
発射サイクルは13:1のギアが入っているだけあって秒間17発と結構速めになっています。
尚、HOPを強くしていくと初速がどんどん下がっていき、最大HOPの状態では54m/s台まで低下しました。
尚、11.1Vでも一応試してみました。
フルオートの時と同様に初速が若干下がる結果となりました。
恐らくギアの回転数が速すぎてノズルの停止位置がおかしくなったりしているのだと思われます。
7.4Vで秒間17発も出ていますし、柔らかいスプリングが入ってそうな動作音でもあったので11.1Vでフルオートを動かすのはやめておきました。
メーカー側も日本仕様の箱出し状態で11.1Vを使う事は推奨していませんしね。
内蔵されている電子トリガーと設定方法について
ARCTURUS AK12 PEモデルでは同社で初となるETU(電子トリガー)内蔵モデルとして販売されています。
組み込まれている電子トリガーはPERUN社が製造したもので、既存のPERUN V3 Hybridをベースに2点バーストの実装など、ARCTURUS AK12 PE専用にカスタマイズされた物になります。
対応するバッテリーはスペック上最大17Vとなっています。
ただし、国内モデルは初速調整の為にスプリングレートが下げられているので高電圧なバッテリーを使うとピストンクラッシュやオーバーランを起こしてしまう可能性がある為、7.4Vが推奨とされています。
電子トリガーの機能や設定項目について
尚、バッテリー接続中はパッシブで動作する機能として診断システムが備わっています。
- モーター検知エラー
- トリガー検知エラー
- デジタルヒューズ
- セクターギア検知エラー
- オーバーヒート検知
- バッテリーの電圧低下(バッテリーの電圧が7V以下になった場合)
- バッテリーの電圧超過(17V以上のバッテリーを繋いだ場合)
- メイントランジスター、ドライバー破損:※故障なのでメーカー修理が必要
- バッテリーの電圧検知システムエラー:※故障なのでメーカー修理が必要
- 外部磁界検知(近くにセンサーで使う磁気以外の磁界を検知した場合に動作)
- LEDによるステータス表示(基板に付いたLEDの色や点滅によって状態を目視チェック出来る)
任意で設定可能な項目は下記の通りになります。
- オルタナティブモード:セレクターポジションの設定が可能で、デフォルト設定のセーフ/フル/2点バースト/セミの他、セーフ/フル/バイナリ/セミ、セーフ/3点バースト/バイナリ/セミ、セーフ/セミ/セミ/セミの4種類から選択が可能となっています。
- アクティブブレーキ:レベルを1〜5の5段階で変更可能で、1が最弱、5が最強です。
尚、プリコッキングをONにした場合アクティブブレーキは無効になるようなので、アクティブブレーキとプリコッキング設定を同時に使う事は出来ないようです。 - プリコッキング:レベルを1〜8の8段階で調整する事が可能で、レベルが高ければ高い程ピストンをより後退状態で停止させます。
- ピストンリリース:セミオートで1発撃った後トリガーを5秒以上引き続けます。これでプリコックさせた状態のピストンを開放する事が出来ます。
- 連射速度抑制:レベル1〜5の5段階で変更可能で、レベルを上げるごとに発射サイクルが低下します。
モーターの回転数を落とすのではなく、1発撃つ度にディレイを挟む仕様なので、セミオートのレスポンスには影響しません。 - トリガー感度:レベル1〜5の5段階で変更可能で、1がストローク最長、5がストローク最短です。あくまで検知されるタイミングが変わるだけなので、トリガーの可動範囲自体は変わりません。
- バッテリーアラーム:LiPoやリチウムイオンバッテリーを接続した場合、電圧低下を検知してアラームを鳴らす機能です。
- マスターリセット:工場出荷状態に戻す機能です。
- センサーチェックモード:各センサーが正常に動作しているかをLEDの色や点滅を見ながらチェック出来る機能
工場出荷状態の設定(デフォルト設定)は下記の通り
- セレクターオルタナティブモード:無効(セーフ/フル/2点バースト/セミ)
- アクティブブレーキ:レベル2
- プリコッキング:無効
- 連射速度制御:無効
- トリガー感度:レベル3
- バッテリーアラーム:有効
という訳で、PERUNが作っているだけあって出荷状態で標準搭載されている電子トリガーの中ではずば抜けて多機能な物が入っていると思います。
市販されている2万円クラスの電子トリガーと比べるとプリコッキングやアクティブブレーキの設定範囲が狭かったり、プリコッキングとアクティブブレーキが併用出来ないなど、ギリギリまで煮詰めたい人の要求は満たす事が出来ない印象がありますが、正直普通に使う分には十分すぎる内容だと思います。
ちなみに設定モードへの入り方はバッテリーを繋いだ状態でセレクターレバーを動かすというかなり独特な入り方になっています。
電子トリガーの設定方法について
ARCTURUS AK12 PEの電子トリガーの設定を行うには、セレクターレバーをセミ→2点バースト→セミ→2点バースト→セミと切り替えます。
尚、切り替えは速すぎても遅すぎても駄目な感じでした。
設定モードに入るとビープ音が鳴り、オルタナティブモードの設定が行えます。
その状態でセレクターレバーをセミの位置にすると次の項目であるアクティブブレーキ設定になり、2点バーストの位置にするとプリコック設定になります。
以後、セレクターレバーのセミ→2点バーストを行ったり来たりさせる事で設定項目を進めれます。
今の設定モードはトリガーの隙間から見えるインジケーターを確認する事で分かります。
設定を行うにはトリガーを引きます。
トリガーを1回引くごとに設定が切り替わっていき、レベルの数に応じたビープ音が鳴ります。
設定を確定させるにはトリガーを長引きします。
試しにプリコック設定を行う様子を動画で撮ってみました。
という訳で、ARCTURUS AK12 PEモデルのレビューは以上になります。
最近電子トリガー標準搭載の電動ガンはかなり増えてきていますが、ここまで多機能な電子トリガーを標準搭載している製品はまだまだ少ないと思います。
販売価格が6万円程度と、決して安くはない価格帯ではあるものの組み込まれているパーツを加味すると十分お買い得な価格に収まっているのではないか?と思われます。
ネオジウム磁石搭載のハイトルクモーターと13:1 CNC削り出しギア、PERUN V3 Hybridを足すだけで3万円近くになりますからね…。
というわけで、こちらのAK12も分解したりカスタムしたりと、色々やっていく予定です。
カスタムと言っても、何かやることあるかな…とは思ってますが、取り急ぎ11.1V対応についての検証記事を予定しています。