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Amazon Fire TV Stick 4K Maxを買いました

記事作成日:2022年12月21日

Amazonのブラックフライデーセールで半額になっていたので、Chromecast with Google TVとの比較をしてみる為に購入、実際に数日間使ってみました。

Fire TV Stick 4K Max - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤーAmazonで購入する

裏面はペリペリテープを剥がすタイプ。
内容物はFire TV Stick本体とHDMI延長ケーブル、リモコン(単4電池2本付き)、説明書、充電ケーブル、AC電源です。

Fire TV Stick本体はこんな感じで、一時期流行ったスティックPCのような筐体です。
昔Windows 10搭載のスティックPCを買ってみましたが、CPU性能が低いので動きは常にもっさりしてましたし数時間使っただけで熱暴走して使い物にならなかった記憶しかありませんが、Fire TV StickはAndroidベースのカスタムOS、Fire OS 7が搭載されているのでこれくらいの筐体でも問題は無いのでしょう。

HDMI端子はこんな感じ。
本体が大きいのでディスプレイに接続した時に他の端子に干渉してしまう場合は付属の延長コネクターを使う事で他のコネクタとの干渉を回避出来ます。

電源コネクタは本体側面に付いています。
端子形状はMicro USB Type-B、充電器に接続する側はUSB Type Aです。

AC電源はこんな感じ。
出力は5V 1Aなのでスマホなどで使える一般的な充電器を流用する事も出来ると思います。

Fire TV Stick 4K Maxに付属するリモコンは第三世代のAlexa対応音声認識リモコンで、青色のAlexaボタンの他、ショートカットボタンとしてPrime Video、NETFLIX、DAZN、ABEMAの4サービス分が付いています。

Chromecast with Google TVでも思いましたが、このショートカットボタンってこれらのサービスを使わない人からすると邪魔でしか無いんですよね…。
ユーザーの為というよりも大人の事情があるんでしょうけど。(ユーザーの為なら設定でカスタム可能なボタンにした方が良いのは明らか)

リモコン背面はシンプルです。
全体が電池収納蓋になっており、単4電池を並べて入れます。

という訳で、Fire TV Stick 4K MaxをChromecast with Google TV 4Kモデルを繋いでるのと同じ、JapanNext JN-IPS5500TUHDR 4K 55インチ液晶ディスプレイに繋げます。

JapanNext JN-IPS5500TUHDR 4K 55インチ液晶ディスプレイ

一旦Chromecast with Google TV 4Kモデルを外して、HDMI1(CEC/ARC対応ポート)に接続します。
HDMIに接続後電源ケーブルを繋いだら自動的に電源が投入され、セットアップが始まります。

セットアップは言語設定やリモコン、WiFiの設定などがあり、ネットに繋がるようになったら真っ先にソフトウェア・アップデートが走りました。

ソフトウェア・アップデートは10分程度かかり、完了したらAmazonへのログインを求められました。
ログインはスマホがあると便利で、QRコードをスキャンした後で開くAmazonのページで「次に進む」をタップするだけです。

ログインが完了したら軽く説明が表示され、初期設定が完了します。

尚、ホーム画面には各種サービス・アプリケーションのショートカットが配置されていますが、任意で移動させたり削除する事が出来たりします。
この作業はChromecast with Google TVでもやりましたが、使わないアプリは削除して、優先度順に並び替えた方が使いやすいですね。

とりあえず初期設定でリモコンの設定がうまく出来ず、何度も失敗したので設定画面からリモコンの設定を行う事にしました。

ただ、この設定を行ってもやっぱりリモコンはうまく動かず電源ON/OFFも音量調整も出来ませんでした。
Chromecast with Google TVでも出来なかった事なのでJapanNextのモニターがイレギュラーなのだと思います。

ただ、Chromecast with Google TVでは電源ON/OFFはCECで似たような事は出来ますし、Chromecast本体側の音量調整も出来るのであんまり不自由は感じなかったのですが、Fire TVでは本体側の音量調節も出来ず、CECがオンになっているのにうまく動いている感じがせず、ディスプレイ側がスリープしている状態でFire TVの電源を入れても画面は点灯しませんでした。

これにより、電源のON/OFFは毎回モニター(JapanNext)のリモコンを使う必要がありますし、音量調節も繋げているスピーカーのボリュームノブを操作するか、モニター側のリモコンを使って音量を調整する必要があります。

Chromecast with Google TVだとこんな手間掛けずに出来たのに…。

まあ、これに関しては一般的でメジャーなメーカーのテレビを使っているのであれば問題は起きないのだと思います。
JapanNext製ディスプレイ…こういう所で不満点が出てくるとは…。

尚、少し手間は掛かりますが設定メニューからスリープさせる事も出来るので、この操作を行えばモニターも電源がOFFになります(入力信号がなくなるので自動的にスリープする)。

ディスプレイ出力時の解像度は任意のサイズで選ぶ事が出来ますが、どうやらOSのUI周りも含めた解像度ではなくあくまで動画再生時の解像度(どのサイズの動画コンテンツをダウンロードするか)のようです。

ちなみに、Chromecast with Google TV 4Kモデルで気になっていた「なんか解像度低くない…?」という問題はFire TV Stick 4K Maxではあまり気になりませんでした。
ただ、同じディスプレイに繋いでいるWindows PCよりかは文字が少し滲んでいたりして解像度が低い気が…というよりグラフィック処理の限界?を感じます。


暫く使ってみた感想としては、アニメーション速度が速い事もありUIのレスポンスはChromecast with Google TV 4Kモデルよりも若干速く、スムーズに操作する事が出来て良いなと思いました。

アプリケーションに関してはPrime VideoもYouTubeも同じ操作性(恐らく同じアプリ)なので、特に歳は感じませんでした。

ただ、Chromecast with Google TVではPrime Videoの有料コンテンツを購入する事が出来ませんでしたが、Fire TVでは購入する事が出来るので、Prime Videoの有料コンテンツを視聴するつもりがある場合は確実にFire TVの方が便利だと思います。
※昔は出来たようですが今は手数料とかの問題でAmazon側がGoogle TV経由で有料コンテンツを購入出来なくしている模様

もう暫く使ってみて、Chromecast with Google TV 4KモデルとFire TV Stick 4K Maxの詳細な比較記事なども書こうと思っていますが、とりあえずファーストインプレッションとしてはこんな所です。

Fire TV Stick 4K Max - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属 | ストリーミングメディアプレーヤーAmazonで購入する