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SIG SAUER ProForce M17 CO2 GBBの内部調整(HOP周りの調整とダンパーの設置)

記事作成日:2022年12月30日

先日分解を行ったSIG SAUER ProForce M17 CO2 GBBの内部を弄っていきます。
とは言え、あんまり弄れる箇所も無いので、気になった所だけちょっと手を加えていく事にします。

出来ればローディングノズル側で流量を絞るデチューン方法をやめたいのですが、ローディングノズルが分解出来ないようになっている為に難しいでしょうし…。

フロンガスバージョンというか、海外仕様のノズルの単品販売とか見かけたら買ってみようと思ってます。

という訳でまずは、HOPアームです。
HOPアームの押し具合が変な感触があったので、アルミテープを足して押したい所だけ押せるようにしました。
これで弱HOP時の押し方が良い感じになりました。
強HOP時は相変わらずですが、そんなHOPを掛けて使う事は無いのでとりあえずこれで良いでしょう。

続いて、リコイルスプリングガイドにダンパーを追加しました。
内径の合うゴムワッシャーの外径を切って取り付けられるようにしつつ、COWCOWのダンパーも追加したりして、一般的なGBBと同じようにリコイルスプリングガイドで衝撃を吸収させる仕様にしました。
ちなみにダンパーの硬さは黒>青>赤>黄色という感じです。

尚、スライド側に掛かる負荷をなるべく低減させる為にも、前側にもゴムワッシャーを追加しています。

組み立てるとこんな感じ。
スライド後退時は青色のゴムダンパーがスライドに衝突するようにしました。
先述の前側の黒いゴムにリコイルスプリングの負荷が掛かるタイミングとほぼ同時にこの青色のゴムダンパーがスライドにぶつかるので、負荷分散が出来るかなという考えです。

まあ、どちらも似たような位置に負荷が掛かるので分散になっているかどうかはちょっと分からないですけど…。

尚、バレルに付いているOリングは外しました。
ダンパーを追加する前に外した状態で動かしてみたのですが、特に問題が無かったというか、動きに変化が無さそうだったのでで外して使ってみる事にした次第です。

尚、リコイルスプリングガイドにダンパーを設置した影響でスライドの後退量は少し減りましたが、スライドストップが問題無く掛かる程度には後退するので問題は無いでしょう。

それ以外は特に弄っていません。
FCUを組み立てる際にハンマー周りにG.A.W. Gルーブを塗布した程度ですね。

動作はこんな感じで特に問題無し。
射撃に関わる部分は触っていないので燃費や初速などの変化はありませんが、ダンパーを追加した影響もあって若干リコイルの鋭さは無くなった気がします。

尚、ダンパーの仕様を変更してから4ボンベ分(400発程度)撃っていますが、今の所問題は無く撃てています。