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SYSTEMA INFINITYのピストンにG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーを取り付けました

記事作成日:2023年1月30日

SYSTEMA INFINITYを購入してSYSTEMA PTWに組み込んでから1年半ほど経っているのですが、今更ながら「そういうや付けてなかったな」と思い出してG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーを取り付ける事にしました。

VCWブレナイナーは取り付けていたのに、なんでAOEショックアブソーバーを付けなかったんでしょうかね…。
存在を忘れていたという事は無いと思うので、単にラックギアの加工が面倒くさかったので後回しにしていたんでしょうかね…(全く覚えてない)。

という訳で、今は亡きドラゴンフォース板橋店(移転休業2周年)で購入したG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーです。
まだ何個かあります…。

G.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーは厚さ3mmのハネナイトで出来たスペーサーで、ピストンヘッドとピストンの間に入れる事でラックギアの位置を3mm後退(使っていれば潰れていくので最終的には2mm〜2.5mmになる)させ、AOEを最適化させる事が出来る製品です。

また、衝撃吸収材としても機能するのでピストン・ピストンヘッドの保護にもなるパーツですし、ピストンヘッドが戻る時の「パチン!」という独特な音を低減させる事が出来ます。

AOEショックアブソーバーを取り付ける為にピストンをバラします。
ピストンはINFINITY純正ベースでVCWブレナイナーが付いている状態です。

まずはラックギアを削ります。
ラックギアの位置が後退するのでこの加工は必須でしょう。
予め半分ほど削られている2枚目の歯をほぼ完全に削り飛ばし、3枚目の歯を半分ほど削ります。

純正状態のラックギア
加工したラックギア

加工したラックギアをピストンに取り付け、VCWブレナイナーとAOEショックアブソーバーを取り付けてピストンヘッドを取り付けたら完成です。
今回、ピストンヘッドは取り外す事も考えて低粘度のネジロック剤(ロックタイト222)を塗布しておきました。

AOEショックアブソーバーはこんな感じでピストンとピストンヘッドの間に入ります。

AOEショックアブソーバーを取り付けると、シリンダーに空いている穴からはラックギアの3枚目が見えるようになります。
これだけピストン位置が変わるので、ラックギアの加工が必要な訳ですね。

G.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーを取り付けた後の初速は0.20g弾での最低初速が90m/s前後、最大初速が91m/s前後といった感じになりました。
元々92m/s位出ていたので初速の変化は-1m/s程度といった感じでした。

最低初速(HOPを弱めた状態)
最大初速(HOPをある程度掛けた状態)

という訳で、SYSTEMA INFINITYのピストンにG.A.W. SYSTEMA PTW用 AOEショックアブソーバーを取り付ける作業は完了です。

組み込み後の動作はこんな感じ。
まあ、大きな変化は感じられませんが…。