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3系統の入力とスイッチによる切り替えに対応しているヘッドホンアンプ内蔵DAC、FX-AUDIO- DAC-X6J+を買いました

記事作成日:2023年2月22日

先日、audio-technica ATH-AD2000Xのレビュー記事を投稿しましたが、EX-A2496HA1に繋いでいると遠くの方で「ピーーーー」や「ジジジジジジ」といった感じの音がずっと鳴っていたのがとても気になってしまうのでDACを買い換える事にしました。
AKGK712PROを使ってた時は全然聞こえなかったノイズなんですが、何なんでしょうね…。

audio-technica ATH-AD2000XとREX-A2496HA1の組み合わせ

尚、EX-A2496HA1はだいぶ前に購入していたUSB DACなのですが、入力がUSBのみの製品です。
当初は何の問題も無かったのですが、コロナ禍により会社のテレワークが始まりプライベートのPCと会社支給の仕事用PCを切り替える必要が発生、テレワーク初期の頃は仕事PCを使うときはヘッドホンジャックを差し替えるという事をやっていました。
しかしそれが面倒になったので一昨年、適当なスイッチャー(2000円くらいの安いやつ)を買ってきて対応していました。

EX-A2496HA1は入力が1系統のみ
入力を切り替える為にスイッチャーと組み合わせて使っていた

安物のスイッチャーですが、逆に回路とかも無いシンプルな物なので、特にノイズも無かったので問題無く使えていました。

仕事用PCで映画を見たり音楽を聴いたりする事が無かったのでとりあえずビデオ会議の時の音声が聞こえてれば良かったのでこういう構成で問題無かったんですよね。

ただ、どうせDACを買い換えるなら複数入力に対応している物を買おうと思い、色々と探していた所FX-AUDIO- DAC-X6J+が手頃かな?と思ったのでこれを買ってみる事にしました。
また、今まで長めのUSBケーブルを使っていたので短いUSBケーブルも買いました。

FX-AUDIO- DAC-X6J+ ブラック 高性能ヘッドフォンアンプ搭載 ハイレゾDAC 光 オプティカル 同軸 デジタル USB 最大24bit 192kHzAmazonで購入する

USB入力にはSAVITEC社製SA9123Lを採用しハイレゾ24bit/192kHzに対応、Cirrus Logic社製CS8416を採用する事円デジタル入力において24bit/192kHzに対応し、3系統の入力切替を可能にしています。

デジタル/アナログ変換にはCirrus Logic社製CS4398を採用、ヘッドホン専用アンプICとしてTexas Instruments社製TPA6120A2を採用する事によりLINE OUTとは別に独立した音量調節が可能となっています。

USB接続時の対応OSはWindows 11/ 10/ 8(8.1)&7/ Vista / XP / 2000/ MacOS X / 9.1以降との事なのでWindows/Mac問わず使用する事が出来ます。

内容物はFX-AUDIO- DAC-X6J+本体と説明書のみ。
別途DC12V/1Aの電源が必要なので、持っていない場合は一緒に購入する必要があるので注意が必要です。

ちなみに試しに電源無しでも使えるかどうか試してみましたが、電源は入る(インジケーターのLEDは点灯する)ものの音が鳴らなかったので電源は必須のようです。

FX-AUDIO- DAC-X6J+の入力はUSB Type-B、光デジタル(OPTICAL)、同軸デジタル(COAXIAL)の3つ。
出力はRCAと6.3mm標準ジャックで、RCAは背面に、6.3mm標準ジャックは前面に付いています。

前面左側に電源スイッチと入力切り替えスイッチが配置されており、右側にボリュームノブが付いています。
この前面側に付いているスイッチによって入力を切り替える事ができるのが良いですね。

この機能(ワンタッチで切り替えれて、今何の入力なのかが分かりやすい)が欲しかったので選んだまであります。

背面に付いている電源ジャックは5.5mm×2.1mmで端子中央が+になっている物になります。
私はちょうど規格の合うACアダプターを持っていたのでそれを繋ぎました。(メーカー不明)

Amazonで見ると『SUCCUL ACアダプター 12V 1A 保証付き 大手メーカーOEM社製品』という電源をセットで購入している人が多いようです。

背面はスポンジの足が4箇所に付いています。

FX-AUDIO- DAC-X6J+と一緒に購入したUSBケーブルは長さ30cmのオーディオファン製USB Type-A→USB Type-Bケーブルです。
通信規格はUSB2.0になります。

オーディオファン USBケーブル USB2.0 ケーブル USB-A (オス) - USB-B (オス) 短い 約30cm プリンター MIDI機器 ブラックAmazonで購入する

とりあえず余ってたフェライトコアを付けておきました。
昔は効果を体感した事が無く割とオカルトだと思ってたんですが、実際にUSBハブのノイズが激減した事があったので、最近はとりあえず色んな所に付けてます。
というか、まとめ買いした方が安かったのでまとめ買いした結果、めっちゃ余ってるんですよね…。

とりあえずプレイベートPCであるMac miniに繋ぎました。
尚、冒頭でも触れましたがUSBケーブルを挿して電源を入れるとボリュームノブの周囲を光らせているLEDは点灯しますが、音が鳴りません。
12V電源を繋げる事で音が鳴るようになります。

尚、Macでは「HiRes DAC-X6J+」という機種名で認識します。
Mac側でも出力音量や左右のバランス調節が可能となっています。(REX-A2496HA1は出力音量もバランス調整も出来なかった)

暫く聴いてみた感想ですが、まずREX-A2496HA1で起きていたノイズが消えました。
DACとヘッドホンの相性とかそんな事あるんでしょうか…それとも本当にAKG K712Proでは聞こえなかっただけで常にノイズが出てた…?

他のヘッドホンも持っていないので結局原因はハッキリしませんがノイズが消えたので良かったです。

また音に関してもいい感じで、REX-A2496HA1+audio-technica ATH-AD2000Xだと低音の響きがちょっと弱いかな〜と思っていたのがだいぶしっかり響くようになりました。

FX-AUDIO- DAC-X6J+は低音が強めなのかも知れません。
とは言え、低音が必要以上に響いていたり低音以外の音がイマイチなのかと言うと別にそういう訳ではなく、広い音域の音が綺麗に聞こえているので特に不満はありません。

13800円という比較的お手頃な価格のUSB DACですが十分綺麗な気がします。

昔5、6万円のDACを使っていた時もありましたが、今はこれくらいの価格でも十分満足出来ますね…。
REX-A2496HA1も満足していたので長年使っていた訳ですし…。(今回もノイズ問題さえ無ければ買い換える予定は無かった)

尚、当記事ではプライベートPCの接続を紹介しましたが、仕事PCは光デジタルケーブルを使って繋いでいます。
こちらに関してはちょっとユニークな機材を噛ませて繋いでいるので別記事で紹介しようと思っています。

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