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IRON Airsoft製Dead Air E-Brakeタイプ マズルブレーキ型トレーサー(2012C)のレビュー

記事作成日:2023年3月15日

IRON Airsoft Muzzle brake with tracer for sandman-S silencer三山商事株式会社様よりお借りしたのでレビューしていきます。
こちらの製品は以前レビュー記事を書いたIRON Airsoft製のSandman-MILタイプサイレンサーやSandman-Sタイプサイレンサーに取り付ける事が出来る蓄光BB弾用のトレーサーで、Dead Airのサプレッサーパフォーマンスを向上させる為の追加パーツであるDead Air E-Brakeを模したデザインになっています。

内容物はこんな感じで、トレーサー本体と充電用のUSBケーブルのみ。

充電用のUSBケーブルはUSB-A→Micro USBです。
充電器自体は付属しませんが、一般的なUSB充電器やパソコンに接続して充電する事が出来ます。

トレーサーの外観と機能の紹介

トレーサー本体はこんな感じで、Dead Air E-Brakeの見た目を模したデザインをしています。
ただ、本家のE-Brakeよりも少し長い気がします。

銃口側と基部側はそれぞれこんな感じ。
銃口側はDead Airらしい特徴的なデザイン(というか、Sandmanや同社のブラストシールドなどと同じデザイン)になっており、基部側にはLEDインジケーターを兼ねているボタンが付いています。

ボタンになっているLEDインジケーターを押すと電源がONになります。
電源がONになった瞬間にインジケーターが一瞬だけ緑色に点灯し、その後トレーサー内で1回発光します。
その後、電源ONの間5秒間隔でインジケーターが点滅します。

尚、電源OFFはボタンを素早く2回押します。
2回押すとインジケーターが緑色に光り、それ以降インジケーターの点滅が無くなります。

トレーサーの電源ON/FF状態はインジケーターを暫く見て、点滅を確認すれば分かる感じですね。

トレーサーユニットはブラストシールドっぽい見た目のガワにねじ込まれているので、回せば分離させる事が出来ます。

トレーサーユニットは5KU製でバッテリーは3.7V 200mAhのLiPoバッテリーでした。

尚、このトレーサーユニットは小さなネジ1本で固定されており、外す事も出来ますが戻す時はネジを強く締め込みすぎないように注意が必要です。

片側のみにネジが付いている為、限界まで締め込むとこのようにトレーサーユニットが傾いてしまい、この状態で組み込むとセンターが出ません。
その為、締込み具合は適度な感じであまり強く締め込まない方が良いです。
ここの固定がゆるくてもトレーサーの

ネジを強く締め込み、傾いてしまったトレーサーユニット

トレーサー中央部(弾が通る部分)には光を反射させる為の銀色の筒状のパーツが付いており、引っ張れば外す事が出来ます。

BB弾が通過するとこんな感じでピカッと一瞬だけ青く光ります。
この光によって蓄光BB弾を発光させる仕様となっています。

充電ポート(Micro USB)は銃口側に付いています。

充電について

充電ケーブルを繋ぐとバッテリーアイコンの下のLEDインジケーターが赤色に点灯します。
このようなポータブル充電器を使っての充電も行えるので、万が一現場で充電が必要になった場合でも困る事は無いでしょう。

ちなみに、充電中はボタン兼LEDインジケーターも赤色に点灯します。
また、満充電になるとLEDが緑色に点灯します。

銃口側のカバーをカニ目レンチなどで開けてこちら側から充電する事も可能です。
普段使う場合はこちら側の蓋を外して充電した方が楽だと思います。

IRON Airsoft Sandman-Sタイプサイレンサーへの取り付けについて

という訳で、このトレーサーをIRON Airsoft Sandman-Sタイプサイレンサーに取り付けていきます。


取り付けるにはSandman-Sの蓋を外し、そこにトレーサーを取り付けるだけです。
Sandman-S内部のパーツはそのままです。

もちろん、Sandmanサプレッサーにトレーサーを取り付けた状態で充電する事も可能です。

ただしトレーサーの組み立てやSandmanサプレッサーへの取り付け時に注意点があります。
トレーサーユニットがしっかり奥の方まで差し込まれていないと、フラッシュハイダーにSandmanを取り付けようとした際にうまくロック出来なくなってしまいます。

ユニットの締め込みが甘い状態
サプレッサーをフラッシュハイダーに取り付けた際に挿し込みが浅く、ロックさせる事が出来ない

こうなってしまった場合は限界までトレーサーユニットを締め込む事でこの問題は改善出来ます。
ただ、無理に締め込みすぎるとトレーサーユニットを圧迫してしまい、それも良くないので程よく…といった感じになると思います。

赤矢印部の隙間が小さければ問題無い

もし、個体差などによって「これ以上ねじ込む事が出来ない」などが起きた場合はSandmanサプレッサー内に入っているスプリングを一巻きほどカットするのが良いと思います。

動作の様子

トレーサーを取り付けたSandman-SをSIG MCXに取り付け、動作を見ていきます。

尚、使用したBB弾はHITCALL 0.20g 蓄光BB弾です。
緑色に光る蓄光BB弾です。

暗闇で撃つとこんな感じで、トレーサーの青い光がハッキリ見えます。
製品によっては位置バレ防止用に光をかなり抑えていたり、漏れないような工夫が施されているのを特徴としている製品もありますが、このトレーサーは特にそういう仕様では無いようで、普通のトレーサーです。

銃口の周りがふんわり青色に光る

尚、発射した直後のBB弾を撮影するとこんな感じで、どうやら光っているのはBB弾の左右のみで中央は光っていませんでした。
光が照射されている左右はしっかり緑色に光っているのですが、中央は綺麗に暗いままで、反射させる為の銀色の塗装の効果は確認出来ませんでした。

中央が暗く、左右のみ光っているBB弾

射撃時の様子はこんな感じ。
まあ、普通のトレーサーですね。

ちなみに、トレーサーに付いている穴から青色の光が漏れるのでマズルフラッシュデバイス程派手ではありませんが、面白い見た目になっています。

という訳で、IRON Airsoft製マズルブレーキ型トレーサー(2012C)のレビューは以上になります。

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