Trijicon ACOG TA44のマウントの高さを上げる為に、Primary Arms SLx1付属のライザープレートを付けました
記事作成日:2023年3月16日
Trijicon ACOG TA44の高さを少し増やしたかったので、Primary Arms SLx1付属のライザープレートを使って嵩上げする事にしました。
SLx1 Micro Prismのレビュー時点で紹介しましたが、このプリズムサイトはマウントの規格がACOG/VCOG系と同じ(キャリングハンドルに取り付け加工なマウント形状)で、前後の長さがTA44と同じなのでこのようにTA44に違和感無く組み合わせる事が出来ます。
レビュー時点では友人から借りたTA44を使いましたが今回は自分が購入したTA44にライザープレートを付けていきます。
TA44の高さはAbsolute Co Witnessなのですが、もうちょっと高さが欲しかったのでね。
尚、Primary Arms SLx1付属のライザープレートは非常にバリエーション豊富で、これらの高さ・オフセットを実現する事が出来ます。
という訳で、今回使用するライザプレートは1.41インチ化する0.31インチマウントです。
ネジはSLx1付属の長いネジを使いました。
オフセットするライザーマウントを使った方が見栄えが良かったのですが、オフセットライザープレート用のネジはSLx1に使ってしまっているので、今回は使えませんでした。
別途インチネジを買ってくれば使えますが、インチネジの低頭の六角穴付きボルト、もしくは鍋ネジでフランジのサイズが9.4mm以下の物を使う必要があるので、結構探すのが大変そうだったので今回は諦めました。
ちょうど良いネジが見つかればオフセットのライザープレートに切り替えても良い気がします。
という訳で、SLx1付属の長いネジをTA44純正マウントに取り付けライザープレートを差し込み、この状態でTA44を取り付けます。
サイズがピッタリなので違和感無く組み合わせる事が出来ます。
AR15系レシーバーに取り付けるとこんな感じ。
高さはLower 1/3 Co-witnessよりも少し高い位の高さ(1.71インチ)になりました。
SLx1のマウントベースとライザープレート、単品販売してくれないですかねぇ…。
ACOG/VCOG用のハイマウントは色々あり、それをTA44に取り付ける事も出来るのですがマウントベースの幅が大きすぎて違和感がありますし、TA44用として販売されているマウントベースは国内での入手性が悪いのがボトルネックですね…。
出来ればSLRから出てる『Trijicon TA44/33 LOW Mount IB – Absolute Co Witness』これとか欲しいんですが…。
古いTA44の高さをAbsoluteにする事が出来るマウントなので、現行のキャリングハンドルに直付け出来るタイプだと結構高さを稼ぐ事が出来るはずですからね。