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LMTアッパーレシーバーとMidwest Industriesの12.625インチ ハンドガード、Zpartsの14.5インチ アウターバレルを使ってトレポンのアッパーを組み立てていきます(外装組み立て)

記事作成日:2023年3月31日

だいぶ前に手に入れたLMTアッパーレシーバーと先日届いたMidwest Industries Combat Rail Lightweightハンドガード 12.625インチを使って新しいトレポンアッパーレシーバーを組んでいきます。

ZSHOT APTW用LMTアッパーレシーバーの紹介

LMTアッパーはZSHOT APTW(アメポン)用のアッパーレシーバーで、実物のLMT製レシーバーをSYSTEMA PTW仕様に加工した物になります。
トレポンのシリンダーが入るように内側が削られている他、APTWのロアレシーバーと適合するようにテイクダウンピンを通す場所の厚みが変えられています。

こちらのアッパーレシーバーはAPTWのロアレシーバーに合うように加工されているという事もあり、SYSTEMA PTWのアッパーレシーバーとは所々寸法が異なっている箇所もあります。
大きく異なっている点はテイクダウンピンが通る部分の厚みですね。

左がSYSTEMA純正、右がZSHOT APTW用


また、SYSTEMA PTWのレシーバー自体ロットによって寸法が微妙に違ったりもしているので、私の手持ちのロアレシーバーと組み合わせると相性問題が起きていました。
このようにピポットピンを挿した状態だとテイクダウンピンを挿す事が出来ず、逆にテイクダウンピンを挿した状態にするとピポットピンを挿す事が出来ません。
どうやらピポットピン側の穴の位置が微妙にズレているのが原因でした。

ピポットピンを入れるとレシーバーが閉じれない
テイクダウンピンを入れるとピポットピンの穴位置のズレが分かる

尚、友人が持っているSYSTEMA PTW用レシーバーには取り付ける事が出来た他、NBORDE製レシーバーにも取り付ける事が出来たので、個体差による相性問題のようです。

また、ピポットピン側の厚みも大きく動きが非常に渋かったので、穴と厚みを調整して綺麗に取り付ける事が出来るようにしました。
尚、削った部分は黒染めしています。

左右の塗装を剥ぐ程度に削り、穴を下部方向に拡張
隙間・ガタツキ無くピンが無理なく挿せるようになった

アッパーレシーバーに細々したパーツを付けていきます

という訳で、こちらのレシーバーに細々したパーツを取り付けていきます。
まずはエジェクションポートカバーです。

こちらは何でも良かったのですがだいぶ前に買ったものの使っていなかったFAB DEFENSE製のエジェクションポートカバー、PEC(ポリマー・エジェクションポート・カバー) Blackを用意。

こちらはポリマー素材で出来たシンプルなダストカバーで、エジェクションポートカバーシャフトを使ってレシーバーに固定する仕様です。

ボールとスプリングが一体型になっているプランジャーがカバーに埋め込まれています。
実銃用ポートカバーなので、トレポンで使う場合は閉じる事が出来ません。

エジェクションポートカバーシャフトはSYSTEMA純正、スプリングはメーカー不明ですが実物と思われる物をDEFCON1の店長から譲っていただいたのでそれを使いました。

フォアードアシストノブも特に拘りが無かったのでSYSTEMA純正を使いました。
過去に色々とオシャレなノブを試したりした事はありましたが、結局シンプルな形状が一番しっくり来るんですよね…。

最後にチャージングハンドルです。
こちらは以前別記事にて紹介したVFC/BCM AIR ガンファイター アンビチャージングハンドル Mod 4X4 GBBR用を取り付けました。

という訳で、レシーバーに取り付けた小物はこんな所です。

アウターバレルの取り付け

続いて、アウターバレルを取り付けていきます。
今回取り付けるアウターバレルはZ-Parts製のSYSTAEMA PTW用MK16 DD GOV 14.5インチ アルミアウターバレルです。

ガスブロック・ガスチューブがセットになっており、URG-Iを組む時に必須となるアウターバレルですが、まあ今回は何でも良かったのでこれを組む事にしました。
Z-Partsの製品は手頃な値段で買える上に精度も悪くはないですからね。
過去にも何度かこのメーカーのPTW用アウターバレルを使ってます。

Zparts Geissele URG-I/Mk16タイプ DD GOV 14.5inchアルミアウターバレル (SYSTEMA PTW対応)Amazonで購入する

アウターバレルの刻印はこんな感じ。

基部はSYSTEMA PTW専用設計になっています。

尚、ガスブロックは下部から2本のイモネジを締め込んで固定する仕様となっています。

という訳で、このアウターバレルを組み立てていきます。
まず、ガスブロックにガスチューブを取り付ける為にピンを圧入します。

この部分のピン圧入はプライヤーを使うと楽です。
傷が付かないようにウエスを挟みつつ、慎重に力を掛けていきます。
ある程度刺さったら最後にピンポンチを使い、ピンを奥までしっかり叩き込みます。

また、Z-Partsのアウターバレルに付属するマズルアダプターはねじ切りが14mm正ネジ仕様なので、逆ネジに対応するアダプター(Z-KIT-002 スチール フラッシュハイダー アダプター M14 LH)を一緒に購入しています。

こちらのアダプターはロックタイト222を使ってアウターバレルに固定しました。
低強度なので外そうと思えば外せる硬さの物になります。

これでアウターバレルの準備は完了。

MI Combat Rail Lightweightハンドガードの取り付け

色々準備が出来たのでMidwest Industries Combat Rail Lightweightハンドガード 12.625インチを取り付けていきます。

まず、レシーバーにアウターバレルを取り付け、バレルナットを締め込みます。
バレルシム無しで問題無く取り付ける事が出来たのでシムは無しです。


ガスブロックを取り付け、ハンドガードを差し込み固定します。

尚、Z-Parts製のアウターバレルにはリアルサイズのガスチューブが付属する為、このようにレシーバー側までガスチューブが伸びています。

続いて、アウターバレルにフラッシュハイダーを取り付ける為にアダプターの下側に溝を設け、フラッシュハイダーの固定に使われるイモネジがしっかり入り込むようにしました。
これで今回取り付けるような、QDハイダー(DEAD AIR KeyMo Muzzle Brake)でも安心して使う事が出来ます。

リューターを使って窪みを作成
イモネジをキツく締め込み
DEAD AIR KeyMo Muzzle Brake取り付け完了

という訳で、外装に関してはこんな所で完了です。

内部に関しても1記事でまとめちゃおうかと思っていたのですが、かなり記事が長くなってしまいそうだったので内部パーツの組み込みも別記事にしようと思います。

ちなみに、ロアレシーバーと組み合わせるとこんな感じになります。
やっぱり見た目はこのサイズが一番好みです。
サバゲーで使うなら10インチ以下が好きですが…。

最後に元々使っていたMAGPUL M-LOKレールカバーとハンドストップも取り付けたので、その写真も載せておきます。

取り付けたMAGPUL M-LOK Rail Cover Type2とM-LOK Hand Stop KIT。共にカラーはStealth Gray。
全体像はこんな感じ。

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