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Westone Audio AM PRO 10 シングルBAドライバイヤホンを買いました

記事作成日:2023年4月5日

以前、Westone Audio Pro X20 デュアルBAドライバイヤホンを購入して暫く使い、レビュー記事を書いたのですがやっぱり密閉感が強すぎて話し辛いという問題に一向に慣れる気がしなかったので、諦めてWestone Audio AM PRO 10を買ってみる事にしました。

素直に最初からこれ買っておけば良かったものの、使ってみないと分からない問題でしたからね…。
普通に視聴してるだけでは「イヤホンを付けたまま喋る」なんてやらないですから…。

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内容物の紹介

内容物はこんな感じで、イヤホン本体の他に大量のイヤピースとソフトケース、ハードケース、説明書といった感じです。
Pro X20との差は無さそうですね。

尚、イヤーピースはハードケースの中に入っています。

イヤホンを保管する為の入れ物はハードケースとソフトケースが付属してきます。
ハードケースは防塵・防水性があり、気圧除去バルブも付いた多機能な物で、中にはスポンジが敷き詰められているのでイヤホンをしっかり保護する事が出来るようになっています。
ソフトケースは巾着袋でふかふかで肌触りがよく、多少伸縮する生地が使われています。

イヤピースはこんな感じ。

シリコンタイプ4種+1種(イヤホン本体に付いている物)と、フォームタイプが5種類です。
シリコンタイプは『STARシリコンイヤーチップ』という物で耐久性の高さが売りのようです。
一方フォームタイプは『TRUE-FITフォームイヤーチップ』という物で、高い遮音性と柔らか付け心地を実現しています。
まあ、素材的に当たり前の特徴ではありますが…。

また、イヤピースやステムを掃除する為のクリーニングツールも付属しています。

AM PRO 10本体の紹介

AM PRO 10本体はこんな感じ。
シングルBAモデルなので本体は小型。
ボディーカラーはクリアとスモークのツートーンになっており、Westone Audioのロゴが埋め込まれています(黒色のパーツ)。
半透明のボディなので中身がよく見えます。

パッケージの写真では黒色のケーブルが付いていたのですが、実際のケーブルは白色でした。
ロット差とかによって変わるんでしょうか…。

LRの方向が分かるように赤色と青色の印が付いています。(赤がR、青がL)
色分けされているのはパット見で分かりやすいので良いですね。

Westone Audioのロゴ部分には穴が空いており、これがSLEDテクノロジーという物でアンビエント機能(外音取り込み機能)になります。

イヤピース側はこんな感じ。

イヤピースは3mm程度のステム径の物に対応、コンプライ100サイズやShureのSE/AONICシリーズと互換があります。

ケーブルの端子部はこんな感じ。
端子の規格はT2コネクターで、緩すぎず硬すぎずな感じでしっかりロックされ、強く引っ張ればすんなり抜けます。

ケーブルには首元で絞るパーツも付いています。
このイヤホンはケーブルを耳たぶに引っ掛けるタイプなので、ここを絞る事でよりしっかりした装着感になります。

対応するイヤホンジャックは3.5mmステレオミニプラグ。
金メッキが施された、L字のプラグです。

ビデオ通話で使ってみた感想

今回に関しては音質よりもアンビエント機能が会話にどういう影響を与えるのかがかなり気になっていたので、早速ビデオ通話で使ってみました。

まず大きな変化としては自分の声があまり籠もらず、しっかり聞き取れます。
イヤホンを付けていない時よりかは籠もって聞こえますが、Pro X20よりかはだいぶ鮮明でとても話しやすかったです。

これだけでも購入した甲斐ありました。
早速職場で活躍しています。

まあ、Pro X20を買った時にも書きましたがビデオ通話目的ならもっと安いイヤホンで良いんですけどね…。(オーバースペック過ぎる)

音漏れについて

次に気になったのはアンビエント機能による音漏れです。
ハウジングが密閉されていないということは音漏れしやすいという事でもありますからね。

という訳で、普通の音量で音楽を再生しながら確認してみた所、ソコソコ音漏れはします。
感覚的には混雑している電車の中で「隣の人、爆音で音楽聞いてるなぁ…」と感じる程度には漏れます。

逆に普段の音量よりも控えめにする事でほとんど気にならなくなるので、音漏れを気にするなら音量は少し控えめにした方が良いかも知れませんね。

今回は職場で使う想定なので、あんまり音漏れは出来ないので少し控えめの音量で使っています。

遮音性について

アンビエント機能が付いているので遮音性については期待しない方が良いです。
普通の声量で話している声なら普通に聞こえます。

もちろん、音楽を流している時は聞こえにくくはなりますが、密閉型よりかは全然音は通るので声を掛けられたら反応出来る程度には音が聞こえます。

むしろ職場で使うならこれくらい周囲の音が聞こえた方が良いのかも知れないですね。

音質について

最後に音質ですが流石にシングルドライバーという事もありデュアルドライバーであるPro X20よりかは軽い音です。
特に低域の軽さはかなり気になるレベルです。

バランスが悪かったり、違和感のある音では無いので全く問題の無い音質なのですが、個人的には普段使いするには少し物足りなさを感じる音質だなと感じました。

本当、最初からこっち買えば良かった…。
まあ、Pro X20は普通に家で使います。

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