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片手持ち出来るサイズの小型な電動ガトリングガン、WELL PRO マイクロミニガンのレビュー

記事作成日:2023年7月10日

WELL PRO マイクロミニガンのJPバージョンをミリタリーショップ H.T.G.様よりお送り頂いたのでレビューしていきます。

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付属品の紹介

内容物はマイクロミニガン本体と分解図、保証書などの書類、HOP調整用の六角ドライバーです。
分解図は本体側とマガジン側の2枚に分かれています。

HOP調節用の六角ドライバーは2mmです。

マイクロミニガン本体の外観

という訳で、WELL PRO マイクロミニガン本体を見ていきます。
こちらの製品は独立したバレルが5本付いている電動ミニガンで、全長575mm、重量3.4kgと比較的小型・軽量というのが特徴です。

ストックを縮めた状態のMP5A5よりも少し大きい程度のサイズしか無く、外装も多くのパーツがポリマー素材(バレル部以外はポリマー素材)で出来ているので見た目の割には軽いです。

砲身部はこんな感じ。
小型ですが5本も生えてるので威圧感が凄いです。
また、それぞれ独立したインナーバレルが付いており、昔どっかのメーカーから出てた、銃身がダミーのなんちゃってミニガンとは違っています。

尚、マズル部のカバーを外す事で14mm逆ネジが出てくるので、細身な物であれば各バレルにトレーサーやサプレッサーを取り付ける事が出来そうです。

とは言え、各バレルに取り付けるには太さ25mm程度が限界なので選択肢は相当狭いと思うので、1個か2個だけ取り付けて、曳光弾的な使い方にしても面白いかも知れないですね。

ハンドガード部はM-LOKスロットが上下左右に付いています。
M-LOKスロットの数は各2.5スロットです。

レシーバー部はこんな感じ。
上にはキャリングハンドル、真ん中にはモーターやピストンなどの発射機構が詰まっている筒状のフレーム、下部にマガジンが付いています。

キャリングハンドル部の前後にはQDスイベルホールが付いており、スリングを取り付ける事が出来ます。
QDスイベルホールは金属インサートで補強されています。

キャリングハンドル部の上面はアイアンサイトと20mmレールが付いており、各種光学サイトを取り付ける事が出来るようになっています。

サイトピクチャーはこんな感じ。
シンプルなノッチサイトで、おまけ程度の感じですが一応狙う事は出来ます。

尚、リアサイト側には真鍮のマイナスネジが付いているのですが、これはモーターのピニオンギア調整用のネジです。

マガジンはこんな感じ。
装弾数は1200発で、側面の窓から大まかな残弾数を確認する事が出来ます。

前側にマガジンキャッチボタンが付いており、押しながら下に引っ張るとマガジンを外す事が出来ます。

マガジン側には給弾用のギアが付いており、外した状態ではロックが掛かっており回りませんが、マガジン挿入時に押されるパーツを押しながらであれば、ギアを回す事が出来ます。

マガジンの後ろ側は蓋に鳴っており、ツマミを押しながら引っ張る事で蓋を開ける事が出来ます。

マガジン内部はこんな感じでファンのような羽を確認する事が出来ます。
マガジンに付いているギアが回転する事でこの羽が周り、BB弾が押し上げられていく構造になっています。

弾はちょうど1200発の目盛り辺りの所まで入れる事が出来ます。
尚、弾を入れすぎると蓋が閉めれなくなるので、閉まらなかったら少し弾を抜けば良いと思います。

本体側の給弾ルート周りはこんな感じ。
マガジン側のギアを回す為のギアはバレルの回転と連動しています。

また、こちらの製品は各バレルごとにチャンバーが用意されており、それぞれ個別のHOP-UPの回転を掛ける事が出来ます。
HOP-UPを調整するにはまずバレルを掴んで時計回りに回し、イモネジにアクセス出来る位置まで持ってくる必要があります。

尚、バレルを手動で回してもピストンが動作するので弾抜きをしっかりやっておかないと事故が起きる可能性があります。

今どのバレルのHOPを調整しているのかが分かるように、バレルの番号に対応した本数のセレーションが設けられています。
写真は3番目のバレルです。

尚、動作させた後にマガジンを抜くと数発自然に溢れるのと本体側に数十発の弾が残り、降って落ちる事もありますが落ちない事もあります。
ちゃんと弾抜きを行うには、普通の電動ガン以上にしっかり空打ちさせる必要があります。

トリガー周りはこんな感じで、かなり特徴的なレイアウトになっています。
上方向に引かれる感じですね。

セーフティーレバーはボタン式です。
発射可能状態になると赤色のリングを確認出来、セーフティ状態だと白いリングが確認出来ます。

セーフティ状態
発射可能状態
セーフティ状態の反対側

トリガーの根本辺り、右側には謎の端子が付いています。
どうやらここに専用のリモートスイッチを取り付ける事で遠隔で射撃を行う事が出来るようです。

グリップはこんな感じで、側面に滑り止めの四角い窪みが付いている程度で、細くて丸みを帯びたシンプルなデザインです。

握るとこんな感じで、結構余ります。

バッテリーの収納と対応バッテリーについて

グリップ底部の蓋を開けるとバッテリーコネクタを確認する事が出来ます。
バッテリーコネクタはディーンズコネクタです。

グリップ内側がバッテリー収納スペースになっており、ミニSサイズのバッテリーや短めのストックチューブインサイズのバッテリーであれば問題なく入れる事が出来ます。
尚、当製品は11.1Vでの使用を推奨されているのですが、これだけバッテリースペースが広ければ11.1Vのバッテリーでも選択肢は広いですね。

箱出し状態の初速と発射サイクルについて

という訳で、箱出し状態の初速と発射サイクルを測っていきます。
検証に使用しているBB弾は東京マルイ 0.20g プラ弾です。

まずは7.4Vでの動作から。
使用したバッテリーはBATON 7.4V 2000mAh 25C LiPoバッテリーです。
結果、初速は90m/sに届かない程度、発射サイクルは秒間24.1発程度でした。

動作の様子はこんな感じ。
かなりスムーズに動き、発射サイクルの高さも相まって撃ってて気持ちが良いですね。

続いて、11.1Vでの動作です。
使用したバッテリーはRE VOLTAGE 11.1V 1200mAh 25Cです。
結果、初速は90m/s前後、発射サイクルは38発程度でした。

動作の様子はこんな感じ。
ミニガンらしい高速な連射が可能で、制圧力の高さを感じます。
どうせ使うなら11.1Vを使った方が面白いでしょうね。

尚、たまに不発になる事があったり初速が著しく落ちる事もありました。
起きる頻度は100発に1発程度ですし、起きやすい状況は細かな指切りで4〜5発撃っては止めてを繰り返してる時なので、基本的にフルオートでばら撒くような使い方をする場合はこの問題はあまり気にならないかも知れません。

銃口側をスローモーションで見てみると、ちゃんとバレルが真上に来た時にBB弾が発射される事が分かります。
動作も結構安定していますね。


という訳で、片手持ち出来るサイズの小型なガトリングガン、WELL PRO マイクロミニガンのレビューは以上になります。

こういう製品を扱うのは初めてなのですが、こういう制圧力に特化した見た目のインパクトが強い電動ガンというのも面白いですね。

尚、分解レビューの方も行って良いとの事でしたので後日分解も行う予定です。
構造的に独自な箇所も多いと思うので、楽しみです。

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