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NOVUS T1/T2互換マウントベース、AM SIGHT MOUNT 1.57インチと1.93インチのレビュー

記事作成日:2023年7月24日

NOVUS AM SIGHT MOUNTの1.57インチと1.93インチを三山商事株式会社様よりお送り頂いたのでレビューしていきます。
こちらはNOVUSオリジナルデザインのマウントベースで、エアソフト市場だけではなく実銃市場への売り込みもやっている製品のようです。

基本スペックと対応機種に関してはパッケージ側面に記載されています。
Aimpoint、HOLOSUN、SIG SAUERの製品が記載されていますが、いわゆるT1互換なので多くの製品で使えるはずです。

内容物はマウントベース本体とトルクスL字レンチ。
レンチはマウントベースのクランプ時に使用します。
尚、ドットサイトを取り付ける為のネジは付属しないので、ドットサイト側に付属する物を使うか別途用意する必要があります。

NOVUS AM SIGHT MOUNTの外観レビュー

NOVUS AM SIGHT MOUNTは1.57インチが上に真っ直ぐ伸びている前後対象のハイマウントベース、1.93インチが前側にオフセットされたハイマウントベースとなっています。

塗装はマットな黒色で、安っぽさは感じない質感となっています。

尚、1.57インチの方は同社製T2タイプドットサイトであるNOVUS MDS-2付属のマウントベースと同じ物になります。

NOVUS MDS-2

前後はこんな感じ。
軽量化に伴い、ガッツリ肉抜きされています。

ドットサイト固定面はこんな感じ。
中央に位置合わせ用の突起が付いているので、T1互換を謳うドットサイトでもこの突起が入り込む窪みが無い製品は使う事が出来ないので注意が必要です。
また、ネジ穴の位置は実物の位置に準拠しているので、ネジ穴の位置がズレれている製品も使う事が出来ないです。

実物Aimpoint micro T1/T2準拠のマウント
実物Aimpoint micro T1/T2と実物準拠のT1/T2互換製品に対応

下部はこんな感じ。
メーカー名とモデル名、シリアルNOが入っています。
また、マウントベース下側まで肉抜きされていますね。

ドットサイトへの取り付けについて

オフセットマウントである1.93インチマウントに関しては、ドットサイトを普通に前側にオフセットさせる事も出来ますし、逆向きに取り付けて後ろ側にオフセットさせる事も可能です。
また、必要以上に長くは無いので、バトラーキャップを取り付けた状態でも取り付ける事が出来ます。

取り付けにはM3x4〜5mmの六角穴付きボルトが最適です。
鍋のサイズが合っていればナベネジも使う事が出来ると思います。
また、取り付けには少し長めの六角ドライバー/六角レンチが必要になります。

取り付けるとこんな感じ。
今回はNOVEL ARMS COMBAT AIM T1を1.57インチに、NOVUS MDS-2を1.93インチに取り付けました。

銃に取り付けた時の見え方について

という訳で、無難にM4につけてみます。
まずは1.57インチから。

1.57インチは1/3 lower co-witnessとも呼ばれ、アイアンサイトよりも少しドットサイトの中央が高い位置に配置される高さのマウントになります。

赤ラインがアイアンサイトの高さ
ドットサイトの下側にアイアンサイトが被るような見た目になる

続いて、1.93インチです。
こちらはここ数年で色んなメーカーが出すようになったより高い位置にドットサイトが配置されるマウントベースで、構えた時に前屈姿勢にならずより自然な姿勢で構える事が出来る高さとなっています。

構えやすさだけではなく、バイタルゾーンを守るプレートを正面に向け、被弾面積は多少増えるもののプレートを逸れてバイタルに被弾するリスクを低減させるという目的もあるようです。

赤ラインがアイアンサイトの高さ
アイアンサイトよりも高い位置にドットサイトが来る

という訳で、NOVUS AM SIGHT MOUNTの1.57インチと1.93インチのレビューは以上になります。
オリジナルデザインという事もあり、他の人とは少し違った見た目のマウントベースが欲しい人にとっては良い選択肢になると思います。

尚、販売価格に関してはエチゴヤで1.57インチが3380円1.93インチが5280円となっています。