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サバイバルゲームでInfiRay RH25 Pfalcon640+を使ってみた感想

記事作成日:2023年10月4日

先日、つくばサバゲーランドに行った際にInfiRay RH25 Pfalcon640+を単体使用のモードで使ってみました。
銃はSilverback DMR-Xで、DMAG LA SIGHT MOUNT 1.57インチに自作の変換アダプターを噛ませてRH25を取り付けています。

まずはシューティングレンジでHOP-UP調整とゼロインを行いました。
HOP-UPはいつも通り浮き上がらないように概ね真っ直ぐ飛ぶ程度に調整、ゼロインはRH25の設定メニューから行いました。

RH25のゼロイン設定、手間は掛かりますが一度調整してしまえばその日のうちに何度も変えるような事も無いので、シューティングレンジで調整する時間さえ取れれば別に問題は無いような気がしました。

尚、つくばサバゲーランドのシューティングレンジは木製のマンターゲットの金属板が付いているのでサーマルでも温度差があって狙いやすいです。
そもそもRH25は塗料の温度差も分かるレベルのセンサーが付いているので、金属板が無くても問題は無さそうですが…。

最初、先日行ってきたゴルフ場ファスガンで使っていたレッドホットモードのまま使っていたのですが、人工物の多いフィールドでは結構問題になる事が判明しました。

というのも障害物が熱を持ってしまい、強調表示される物がバリケードだらけになってしまい人の識別が出来なくなってしまうようです。

例えばこのシーンでは肉眼では奥の方に敵が居るのが見えているのですが、サーマルイメージャーではその脇にあるタイヤや手前のバリケードの方が温度が高くなっている事から人がほとんど強調表示されていません。

ヒット者が目の前を通った時はこんな感じ。
人よりバリケードの方が温度が高いので、バリケードが赤くなっています。

雲が出てきて暫くした後はちゃんと人が強調表示されましたが、それでも金属パイプで出来た骨組みなどが映るとそっちが強調表示されてしまっていたので、途中からホワイトホットに切り替えて使っていました。

熱い障害物が無い所だと人が強調表示される
屋根がだいぶ熱い事が分かる

ホワイトホットにする事で邪魔な強調表示に惑わされる事が無くなりました。
やっぱりレッドホットには長所短所があるので使用する環境に応じて適切なモードを選ぶのが良さそうですね。

森の奥、木の陰に隠れている敵
バリケードの隙間から見える敵
バリケードの奥の木に隠れる敵

とは言え、サバイバルゲームの交戦距離かつ明るい環境だとぶっちゃけ普通の光学サイトの方が強い気がします…。
森林系でも余程しっかり隠れている人以外は十数メートルの距離であれば肉眼で十分見えますし、サーマルイメージャーを覗くと極端に視野角が狭くなるのでデメリットの方が大きい印象がありました。

少なくともつくばサバゲーランドのような人工物が多く配置されているフィールドだとサーマルイメージャーよりもドットサイトとかの方が使えますね。

尚、ゲーム中に使っていて気づいた事なのですが温度差の少ない環境下であればRH25はBB弾の弾道がちゃんと見えるようです。

サーマルイメージャーはセンサーが取得した温度差を元に色分けを行うので、温度差が少ない環境であればこういう事も起きるんですねぇ。

という訳で、サバイバルゲームで初めてサーマルイメージャーを使ってみましたが色々と発見がありました。