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iPhone 15 Proを2ヶ月使ってみた使用感について

記事作成日:2023年12月15日

iPhone 15 Proを2ヶ月ほど使ってみて色々と分かった事をまとめてみます。
購入時に購入したSpigen ACS06716は今でも使っています。

尚、自分はそこまでスマホのヘビーユーザーでは無いので、割とiPhone 15 Proの性能を持て余していると思います。
唯一活用しているのはカメラ位な気がしますね…。(スペック的にはiPhone XSで十分だった)

という訳で、iPhone 15 Proを使ってみた感想をまとめてみました。

バッテリーの持ち具合について

だいたい8時〜22時位まで充電無しで使い続けてもまだ30%位は残っている状態でした。
また、充電に関しても十分速い速度で出来ていると思います。(7.5Wのワイアレス充電使用)

通信速度について

iPhone 15 Proを購入して初めて5G回線を使ってみたので、通信速度についても触れておきます。
通信速度に関しては多少機種ごとの差も出るようですが、基本的にはプロバイダに依存するので、iPhone 15 Proだからとかそういう事は無いです。

自分はnuro mobileのVLプランをdocomo回線で使っているのですが、通信速度は4Gの時とほとんど差を感じませんでした。
都心部では夜間の速度は下り28Mbpsとそれなりに速く、昼頃は下り1Mbpsを下回る速度です。

Google インターネット速度テストを使用

まあ、前からこれくらいの速度で不満を感じていないので、別に良いんですがね。
そう言えば3Gから4Gに切り替わった時もそんなに大きな変化を感じなかったですし、元々そんなにスマホの通信速度を重要視していない気がします。

1Mbps切ってても少しバッファリングに時間が掛かるだけでYouTubeは見れますからね。

Dynamic Islandについて

Dynamic Islandには色々な機能があるのですが、個人的に一番便利だと思ったのは再生している動画や音楽がここに表示されるという点です。
動画のサムネイルや音楽のジャケット画像が左側に表示され、スペクトラムアナライザが右側に表示されています。
Dynamic Islandをタップする事で再生バーが表示され、ここで操作する事が出来ます。

これがかなり便利で、恐らくDynamic Island関連の機能では一番使っている気がします。

アクションボタンについて

iPhone 15からミュートボタンがアクションボタンというカスタマイズ可能なボタンに変更されたのですが、結局ミュートボタンとして使う事がほとんどでした。
一時期カメラを設定して使っていた事もあったのですが、そこまでカメラをよく使う訳でも無く、誤作動させてしまう事の方が多かったので結局誤作動させても特に問題の無い、ミュートボタンを設定しています。

スピーカーについて

iPhoneで必ず毎日使う機能として挙げられるのが目覚まし時計です。
そして、基本的に目覚まし時計のアラームでしかスピーカーは使われないので音質とかに関しては正直よく分からない(気にもしていない)です。

ただし、iPhone XSから大きく変化しているのは音量です。
明らかに最大音量が大きくなっており、しっかり叩き起こしてくれます。

カメラについて

個人的にiPhone 15 Proに機種変して一番大きな変化を感じたのはカメラです。
流石に5年の歳月は大きいですね…。

まず画質は間違いなく向上していますし、倍率の切り替えがかなり優秀に感じました。

特に便利に使っているのは0.5倍率の広角撮影です。
歪みはありますが、かなり広い範囲を撮影する事が可能で肉眼での視点に近い広さを撮影する事が出来ます。

1倍での撮影
0.5倍(広角)での撮影

とりあえず広角で雑に撮影して、Macに取り込んだ後Photoshopでトリミングして調整する事が多い印象があります。

倍率を上げるとこんな感じ。
iPhone 15 Proは3倍までの光学ズームが出来るので画質の劣化無しにここまで拡大させる事が出来ます。
iPhone XSの時の光学ズームは2倍までだったので、これだけでも大きな変化です。

2倍の状態
3倍の状態

更にデジタルズームにはなりますが、最大で15倍での撮影も可能で、全体的にぼんやりした感じにはなってしまいますが山の上の方の木の枝とかまでちゃんと撮影出来る程度の鮮明さは残っているので、解像度を下げれば全然普通に使えます。

尚、デジタルズーム中はカメラアプリの左上の方に「全体のここを拡大しているよ」という表示がされるのが分かりやすかったです。
尚、左上の縮小画像は6倍ズームレンジ使用時の画です。

また、夜間撮影の性能も中々高く、肉眼よりも明るく撮影する事が出来ていました。

夜の横須賀の埠頭を撮影した様子はこんな感じ。
照明で明るくなっている所も、暗い海も色が潰れず綺麗に撮影する事が出来ています。

ライトアップされた軍艦三笠はこんな感じ。

夜間のズームも試してみました。
光ってるブイを映すようにしていますが、15倍ではピントが全く合ってくれませんでした。
明るさは十分なんですがね…。

1倍
3倍
15倍

ただし、不満もあります。
それが昔のiPhoneから変わらず存在するゴーストの存在です。
『YOKOSUKA』と光る看板の上に上下反転された文字がゴーストとなって映り込んでいたり、地上の照明がゴーストとなって上空に映っているのが分かると思います。

YOKOSUKAの上にうっすらゴーストが映り込んでいる
船の上にまばらにフレアのような光が見える

こういうゴーストは意図せずとも結構頻繁に映り込む事があり、暗い状態で撮影するとより一層わかりやすく出ますが明るい場所でも起きる事はあります。

自分が把握している限り、大小はあれどiPhone 4Sの頃からこういうゴーストは起きていましたが今でも起きる感じですね。

USB-C端子について

iPhone 15 Proから端子がUSB-Cになったのですが、これのお陰で手持ちのほとんどの機器がUSB-Cになりケーブルを使い回す事が出来るようになりました。

これはかなり便利ですね。
今まではMacから伸びているケーブルがLightningとUSB-Cの2本だったのが1本になり、机の上が若干綺麗になりました。

写真や動画の取り込み速度も速くなっており、特に4K解像度で撮影した長時間動画の取り込み時に大きな変化を感じました。


という訳で、iPhone 15 Proを使ってみた感想は以上になります。

とりあえず全体的には満足ですがやっぱりデカくて重いですね…。
iPhone XSに乗り換えた時も「諦めるしか無いかな」と思っていましたが、iPhone 15 Proも諦めて慣れるしか無いのでしょうね。

稀に小型なスマホも登場しますが、基本的にスマホは大型化する一方ですし…。