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DCI Guns サイレンサー用吸音材、ちくわスポンジ 38mmをC&C Jumboタイプ サプレッサーに組み込みました

記事作成日:2024年2月21日

先日レビュー記事を書いたC&C製のサプレッサー+フラッシュハイダーセット、『C&C Jumboタイプ サプレッサー+Cherry Bombタイプフラッシュハイダーセット』で使う為の消音材を買ってきました。

C&C Jumboタイプ サプレッサーはサプレッサー内にトレーサー等を仕込めるように14mm逆ネジが付いているのですが、この14mm逆ネジの根本部分から蓋までの距離は約90mm、サプレッサーの内径は約40mmとなっています。

外径40mmの消音材は選択肢が少なく、自作しているケースも多いとは思いますが、今回はDCI Guns サイレンサー用吸音材、ちくわスポンジ 38mmを買ってきました。
ちょっと緩いですが38mm外径の物でも詰め込んでズレないようにしてあげるとなんとか使えます。

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こちらの製品はDCI Gunsのロングセラー製品であるちくわスポンジの新型で、外径38mm、内径10.5mmの輪切り状のスポンジが18個と仕切りとなるバッファーが6枚のセットになっている製品になります。
このサイズ以外にも様々なサイズの製品が発売されているので、適切なサイズの製品を選ぶ事が出来ます。

ちくわスポンジ自体は過去に何度か使っていましたが、新型を買うのは初めてな気がします。

スポンジとバッファーはそれぞれこんな感じ。
ちくわスポンジは内部が単なる円形ではなくギザギザしているのが特徴で、仕切りとして使えるバッファーが同梱されているのが特徴です。
尚、初期の物はバッファーが樹脂製だったのですが、新型ではゴム製になっています。
また、6個付属するバッファーのうち2個は外と表面の質感が違っていましたが、これは個体差?でしょうか。

という訳で、C&C Jumboタイプ サプレッサーにちくわスポンジを取り付けていきます。
まず、14mm逆ネジ部にスポンジを2枚差し込み、蓋代わりにします。

そのままバッファーを挟み込みながらスポンジを入れていきます。

最後に蓋を締め込んで完成。
中でスポンジが暴れない事と、ちゃんと穴が真っ直ぐになっている事を確認します。

ここでスポンジが暴れてしまうような状態だったり、穴がズレていたりするとBB弾がスポンジに衝突して弾道に大きな影響を及ぼす上に、スポンジが破損してしまいます。

C&C Jumboタイプ サプレッサーにスポンジとバッファーを詰め込んだ所、スポンジが10個とバッファーが3枚余りました。
スポンジ8個、バッファー3枚使ってる感じです。

先日内部を調整し、アウターバレルも伸ばしたDouble Eagle Honey Badger by Qに取りつけました。
尚、弾も問題なく通るので問題は無さそうです。

先日フィールドに行ってきた時にデジタル騒音計を使って音の変化を測ってみました。
音量に関しては屋内だと反響してちゃんとしたデータが取れないので、屋外で測った方が良いですからね。

尚、計測は銃口から50cm程度離した距離で計測しています。

結果、サプレッサー無しの状態と有りの状態でそれぞれこんな感じの差が出ました。
サプレッサー無しの状態では92.2dbだった物が、サプレッサーを取り付ける事で85.8dbまで下がったので6.4db下がっている事が分かりました。

サプレッサー無し
サプレッサーを取り付け後

耳で聞く感じ、高音の破裂音が大人しくなっており、それなりに変化を感じるのでサプレッサーの効果はしっかり出ている物と思われます。

100dbオーバーのもっと破裂音の大きな仕様の銃と組み合わせるともっと大きな差が生まれるんでしょうけど、今回の構成だとこんなもんですね。

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