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Z&Z Arisaka タイプ Low マグニファイア マウント セット(DH-0679 BK)を買ってみた

記事作成日:2024年3月27日

Z&Z製のArisaka タイプ Low マグニファイア マウント セットを買ってみました。
こちらの製品はArisaka Defense製のマグニファイアマウント、『Low Magnifier Mount』のAimpoint用とローマウントベースである『Low Aimpoint Micro Mount』を模したレプリカ品になります。

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内容物はこんな感じでマウント本体と取り付け用皿ネジ4本、L字レンチ3本(六角1、トルクス2)です。

T1マウントベースはこんな感じ。
Arisaka Defenseの刻印に加えパテント表記まで入っています。

マグニファイア用のスイングマウントはこんな感じ。
こちらもしっかりArisaka Defenseのロゴが入っています。

表面処理はマウントベース・スイングマウント共に悪くはなく、マットな黒色アルマイトになっており安っぽさは感じませんが、材質の硬さ・塗装の硬さは感じられません。
まあ、レプリカ製品としては普通に良い出来なんじゃないですかね。

スイングマウントのヒンジ部はこんな感じで凹凸が噛み合わさってロックされています。
この状態でリング部を倒すとスイングされます。
ボタンを押したり、引っ張ったりするような事をせずに操作する事が出来るので、使い勝手は良いですしレプリカの割にはテンションも結構固めです。

プランジャーや板バネを用いるレプリカのスイングマウントと比べると結構硬く、ガッチリしていますが何度かスイングさせてみた結果削れてしまったので、ガタつくのも時間の問題でしょう。
自分は念の為ヒンジ部に注油しておきました。

一般的なマグニファイア用のスイングマウントは1.41インチ(Absolute Co-witness)や1.53インチ(Lower 1/3 Co-Witness)の高さに合わせられていますが、こちらのスイングマウントは1インチ未満の高さのいわゆるローマウントベースに高さが合わせられています。

T1マウントベースを使う場合の推奨の高さは0.9インチのようで、セットのマウントベースも0.9インチの高さになっています。

マウントベースは一般的なT1規格に適合するので、Aimpoint製に限らず様々な機種への取り付けが可能となっています。
今回はPrimary Arms SLx MD-25を取り付けてみました。

スイングマウント側は30mmチューブに対応している物で、Aimpoint製マグニファイア用とされていますが別に他のマグニファイアを取り付ける事も出来ます。
今回はPrimary Arms 3x LER マグニファイアを取り付けていきます。

取り付けのコツはネジを緩めたor外した後リングにマイナスドライバーを突っ込んでリング部を広げておく事です。
こうするとスムーズにチューブをリング部に挿入する事が出来ます。

その後、20mmレールに取り付けた状態で水平を出しながらネジを締め込んでいきます。
もっとも、マグニファイアは別に照準に影響を及ぼすデバイスでは無いので、傾いてても実用上の問題は無いですがね…。

という訳で、こんな感じになりました。
ここで気づいたんですが、MD-25ってT1マウント規格ですがチューブ径が大きいので若干上にズレちゃうんですね。

ただ、これでもちゃんと使えるので問題はありません。

マグニファイア越しに覗いた様子
マグニファイアをスイングさせ、ドットサイト単体を覗いた状態

スイングや覗いた時の様子はこんな感じ。

当たり前ですが、Aimpoint T1/T2系であれば付属のArisakaタイプマウントでちゃんと高さが合います。
Aimpoint T1/T2系と同じボディのサイズであれば高さが合うのだと思います。

尚、こちらのマウントセットですが、非常に低い高さに配置されるのでM4系のようなある程度の高さが無いと覗けないようなセッティングの銃に組み合わせると非常に使いづらいです。
M4系でもストックが一段落ちていたり、曲銃床のような感じで下に下がっているような物であれば覗けるでしょうけど…。

M4系のトップレールに取り付けた様子

相性が良さそうなのは元々ローマウントとの相性が良い製品でしょうね。
例えばASG CZ EVO3とかは丁度良い高さで、いい感じに覗き込む事が出来ました。

ASG CZ EVO3のトップレールに取り付けた様子

これが普通の使い方になるでしょう。

今回、このスイングマウントを購入したのは別の理由があります。
それがこれ。

この、とりあえず買ったはいいものの、持て余してるDNA Aimpointタイプ キャリングハンドル マウントレールに載せたかったんです。

本製品では無いですが、キャリングハンドルレールにドットサイトとマグニファイアを載せている写真を見て「真似してみよう」と思ったのが、このマウントリングを購入したきっかけです。

という訳で、マウントベースに取り付けられるようにスイングマウント側の凸を削りました。
このキャリングハンドル マウントはピカティニーレール規格では無いので、マウントに付いている凸が邪魔なんです。

ドットサイトとマグニファイを取り付けるとこんな感じ。
Primary Arms SLx MD-25のマウントベースはArisakaタイプではなく適当なT1用ローマウントを取り付けています。

ドットサイトはもう少し長い方が見栄えが良さそうですが…。(いっその事、SIGHTRON SD-33XX買うか…?)

覗くとこんな感じ。
チークピースというかチークライザーが欲しくなる高さではありますが、キャリングハンドルマウントに取り付けたスコープを覗くのと似たような状態なので、使い勝手は悪くはないです。

という訳で、全体像はこんな感じ。
この9mm SMGはモダンレトロをコンセプトに弄っているので、こういうセットアップも悪くはない気がします。

という訳で、Z&Z Arisaka タイプ Low マグニファイア マウント セット(DH-0679 BK)のレビューは以上になります。

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