Evolution Gear GBRS HYDRA ライザーマウントを購入、Novel Arms SURE HIT MPS1とiRay RH25 Pfalcon640+のタンデムを行いました
記事作成日:2024年8月16日
先日購入したNovel Arms SURE HIT MPS1を載せて、iRay RH25 Pfalcon640+のタンデム運用をする為にEvolution Gear製のライザーマウント、GBRS HYDRA MOUNT for T1/T2を購入しました。
今回購入したカラーはブラックになります。
本製品はGBRS GROUP製のAimpoint micro T1/T2用2.91インチマウント、HYDRAを模したレプリカ品になります。
内容物はマウント本体とL字レンチ。
外観はこんな感じ。
全体的にエッジはしっかり丸まっておりマットな黒色のアルマイト(硬質アルマイト/ハードアナダイズド)が施されており、表面の質感やエッジの処理は悪くはない感じ。
実物のHYDRAは全体的にツルッとしてますが本製品は表面がザラついている感じだったり、そもそも実物の塗装はセラコートなので色味とかも違っていますが、初期の頃に流通していたレプリカ品と比べるとかなりディテールアップされている印象があります。
マウントベース底部はこんな感じ。
ネジ2本固定でピカティニーレールに対応しています。
逆にピッチが特殊だったりウィーバーレール規格への取り付けは出来ない可能性があるので注意が必要です。
前側には20mmレールが付いており、ピカティニーレール規格になっています。
一般的にこの部分にはDBALやNGALなどのエイミングデバイスを取り付け、ハンドガードを握り込んだ手と干渉しないようにする仕様になります。
T1/T2マウントベース側はこんな感じ。
中央の突起が無いので、比較的自由度が高い仕様になっています。(中央に窪みが無い、T1レプリカ系や寸法がおかしい製品も取り付けられる)
尚、T1/T2マウント部にはGBRSの刻印が入っています。
綺麗な白彫り刻印です。
また、アイアンサイトも併用できるように穴が開いています。
穴の左右には反射を防止する為の凹凸が付いています。
マウントにNovel Arms SURE HIT MPS1を取り付けるとこんな感じ。
MPS1のフットプリントはAimpoint micro T1/T2系と互換性があるので、問題なく取り付ける事が出来ます。
若干の段差は生まれていますが、大きな違和感の無い見た目になっています。
そしてiRay RH25 Pfalcon640+を前側の20mmレールに取り付けます。
尚、スイングマウントはWillcoxタイプのフリップアップマウントを取り付けています。
サーマルイメージャー越しでしか覗けないと状況によってはかなり不便なので、タンデム運用するならスイングマウントはかなり重要です。
サーマルイメージャーは索敵能力が非常に高いですが、表示された熱源に惑わされる事も多々ありますからね…。
銃に取り付けるとこんな感じ。
MPS1のアイレリーフが長いとは言ってもせいぜい140mm程度なのでHYDRAマウントはトップレールの一番うしろの位置にしています。
長めのストックだったりするとこの位置でも少し覗きづらいと思います。
MPS1の純正マウントが後ろ側にオフセットされている理由がよく分かります。
また、2.91インチという高さがあるので前かがみにならずに覗く事が出来ます。
NVGと併用する際にも便利に使えそうです。
スイングマウントの動作や操作性も問題なし。
Willcoxのフリップアップマウントはヒンジ部が大きく右下に飛び出しているので、トップレールの構造によっては銃本体に干渉する事があるのですが、HYDRAを使っていれば気にする必要は無いですね。
ちゃんとPfalcon640+越しに覗く事も出来ますし、MPS1単体で使う事も出来ます。
全てMPS1越しに覗いているのでサーマルの有無によって覗き方を変える必要はありません。
動画も撮ってみました。
NovelArms MPS1とiRay Pfalcon640+の組み合わせ pic.twitter.com/SbFIMWc3OW
— エボログの中の人 (@Evolutor_web) August 12, 2024
という訳で、Evolution Gear GBRS HYDRA ライザーマウントのレビューでした。
今回は本来のマウントベースの用途とは異なる使い方ですが、本製品はこういう使い方にも向いている製品だと思います。
前後逆にしてマグニファイアを付けたりしている人も見たことありますし、色々な使い方をする事が出来るマウントベースだと思います。