DMAG製ANVL UKONタイプ T1/T2マウントベース、AL SIGHT MOUNT T2のレビュー
記事作成日：2024年11月29日
『DMAG AL SIGHT MOUNT T2』を三山商事株式会社様よりお送りいただいたのでレビューしていきます。
本製品はANVL UKON製のマウントベース、『ANVL Products UKON T2 1.93″』を模した製品で、高さは1.93インチ、対応するドットサイトはAimpoint micro T1/T2系を始めComp M5、HOLOSUN 403、503、515、530系、SIG ROMEO4 H/S/T、ROMEO5（いわゆるT1/T2系ドットサイト）になります。
上記以外の製品でもフットプリントがAimpoint micro T1/T2互換でハウジングやレンズ回りの寸法が同じであれば取り付けは可能だと思われます。
DMAG ANVL UKONタイプ Micro T2 ドットサイト マウント
内容物はDMAG AL SIGHT MOUNT T2本体のみです。
ドットサイトの取り付けネジなどは別途用意するか、ドットサイト付属の物を流用する必要があります。
という訳で、DMAG AL SIGHT MOUNT T2はこのような形の製品です。
かなり変わったデザインのマウントベースで、キャリングハンドルをコンパクトにしたようなデザインになっています。
材質は6061-T6のアルミニウム、表面はマットな黒色のアルマイトが施されており、刻印もしっかり再現されています。
マウントベースの前後にフロントサイトとリアサイトが付いており、フロントサイトはAR15系フロントサイト用調整工具を使って上下の調整が可能、リアサイト側には調整機構は無く、反射防止の凹凸が付いています。
フロントサイトとリアサイトの間にドットサイト取り付け部が付いています。
対応するネジはM3サイズの六角穴付きボルトかナベネジで、皿ネジは非対応な形状です。
マウントベース底部はこんな感じで、ピカティニーレール（MIL-STD-1913）に適合します。
特殊な寸法のマウントベースだと相性問題が起きる可能性があるので注意が必要です。
尚、本製品のマウントブロックは耐久性を重視してスチール製になっています。
実物はアルミで出来ていますが、本製品は強度を重視して材質を変更しているとの事です。
底部もスカスカですが、リアサイト側には大きな肉抜き穴が開いています。
マウントベース単体の重量は69g。
サイズ感の割には軽量なマウントベースです。
DMAG製のAimpoint micro T2タイプドットサイトを取り付けるとこんな感じ。
バトラーキャップなどを取り付けた状態ではマウントベースと組み合わせる事が出来ないので取り外しています。
対物レンズ側とフロントサイト、接眼レンズ側とリアサイトの隙間はこんな感じ。
アイアンサイトを覗いた時とドットサイトを覗いた時のサイトピクチャーはこんな感じ。
銃（Archwick B&T Air APC9K SD2）に取り付けるとこんな感じ。
サイトピクチャーはこんな感じです。
という訳で、DMAG製ANVL UKONタイプ T1/T2マウントベース、AL SIGHT MOUNT T2のレビューは以上になります。
かなりマニアックなマウントベースですが、こういうのもレプリカが出るのは意外でした。
