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ActionArmy AAP01C アサシンコンパクト ガスブローバックハンドガンと14mm逆ネジアダプターを買いました

記事作成日:2025年3月12日

ActionArmy製ガスブローバックハンドガン、AAP01C アサシンコンパクトを買ってみました。
本製品はActionArmy AAP01を小型化した製品になります。

今回は普通のエアソフトガンとして使うのではなく、ファスガン専用ガスブローバックガンの検証機として本製品を買ってきた次第です。

構造の単純さと確実なバレルの固定方法がAAP01シリーズの魅力ですからね。
ガスガンのブローバックエンジンを活かしたファスガン専用機を作ろうと思っています。

付属品について

内容物はこんな感じで、銃本体とマガジン、説明書のみの非常にシンプルな内容。

説明書は英語と日本語で併記されており、写真付きで解説されています。
また、パーツリストも掲載されています。

銃本体の外観レビュー

という訳で、AAP01Cの外観を見ていきます。
見て分かる通り、バレルが短くなっているだけではなくトップレールが追加されていたりグリップの形状も変わっている事が分かります。

マズルはこんな感じで、コンペンセイターっぽい見た目のブロックの内側ギリギリまでインナーバレルが伸びている事が分かります。
尚、マズル(インナーバレルの周囲)はゴムで出来ています。

コンペンセイターっぽいパーツにはしっかり穴が空いており、上面には集光アクリル付きのフロントサイトが固定されています。

コンペンセイターっぽいパーツの底部は20mmレールになっています。

尚、非常に短いレールなので中型・大型拳銃に取り付けるようなサイズのウェポンライトの取り付けは困難なので、小型拳銃用のウェポンライトじゃないとちゃんと取り付ける事が出来ないようです。

アッパーフレーム上面には一体成型の20mmレールが付いています。
8スロットの長さがあるので結構大型なドットサイトや少々強引ながらスコープも取り付ける事が出来るサイズがあります。

エジェクションポートはこんな感じ。
チャンバー部にはCal. 6mm BBと印字されています。

トリガー周りはこんな感じで、丸みを帯びたトリガーガードとGlockっぽいデザインのトリガーセーフティ付きのトリガーが付いています。

トリガーの上部にはセーフティボタンが付いており、左方向から押し込む事でセーフティをONにする事が出来ます。

射撃可能状態
セーフティON状態

スライドストップはこんな感じで、左右に付いています。
左側には『READ INSTRUCTION BEFORE USE』と書かれています。

マガジンキャッチはこんな感じ。
割と押しやすい、大型なボタンが付いています。

グリップはこんな感じで、AAP01の時は肉抜きされていたり特徴的な滑り止めのテクスチャが付いていたりとかなり変わった形状のグリップでしたが、AAP01Cでは割と普通な見た目になっています。
グリップ側面のシボにはShinobiと入っていたり、グリップ前側のセレーションは普通ですが後ろ側は鱗みたいな形状になっています。

マガジンを抜くとこんな感じ。
マグウェルは面取りもされておらずさっぱりしています。

アッパーフレーム後部に付いているリアサイトは緑色の集光ファイバーが付いています。
また、反射防止の段差も付いており、結構狙いやすいアイアンサイトです。

サイトピクチャーはこんな感じ。
フロントサイトがオレンジ色、リアサイトが緑色なので視認性も高いです。

ボルトハンドルはこんな感じで、ActionArmyのロゴが入っており、ボルトハンドル底部にはセミ・フルの切り替えおを行うセレクターレバーが付いています。

ボルトを後退させるとこんな感じ。
AAP01の時はボルトのボルトの内側にセミフル切り替えのセレクターレバーが付いていましたが、AAP01Cでは位置及び形状が変わっています。

セミオートの状態とフルオートの状態でそれぞれこんな感じ。
尚、このセレクターレバーはボルトを後退させた状態でのみ動かす事が可能です。

セミオート
フルオート

マガジンについて

AAP01Cのマガジンは従来品と同様に東京マルイ系のGlock17用マガジンベースでガスルートパッキンの形状が平らという差があるだけで、基本的には互換性があります。

尚、ガスルートパッキンを東京マルイ純正のままにしていても使用する事自体は可能です。
ガス効率が悪かったりするかも知れませんが普通に動作するので、気にしなくて良い気もします…。

リップ側はこんな感じ。
KJ WorksやWE Glock系のマガジンと同様の平らなガスルートパッキンが採用されています。

マガジンキャッチの左右入れ替えに対応する為に、マガジンの両方にマガジンキャッチが引っかかる窪みが備わっています。

マガジン底部はこんな感じで注入バルブ用の穴が空いているだけで刻印なども無いシンプルなバンパーが付いています。

ガスが空の状態での重量は277g、HFC134Aを満タンにした状態での重量は280gでした。
海外仕様の注入バルブなのでHFC134Aは全然入ってくれないですね。(気温の影響もあるでしょうけど…)

基本的に海外製ガスブローバックガンのマガジンの注入バルブは国内仕様のものに変えた方が良いと思いますね。

HOP調節について

HOP調節を行うにはテイクダウンを行い、チャンバー下部のHOP調節ダイヤルを回す必要があります。

ロアレシーバー側とアッパーレシーバー側の内部はそれぞれこんな感じ。
そんな大きな違いは無さそうです。

純正オプションパーツの14mm逆ネジアダプターについて

AAP01と異なり、AAP01Cには14mm逆ネジが標準装備されていないので、純正オプションパーツとして『U01-029 AAP01C Silencer adapter』というパーツが販売されています。
こちらのパーツはコンペンセイター部に取り付けるアダプター部と固定用のネジがセットになっています。

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取り付けるにはまずアンダーレール中央に付いている2本のネジを外します。
そうするとアウターバレル周囲に付いているゴムパーツを引っこ抜く事が出来るようになるので、こちらを外します。

後は14mm逆ネジアダプターを差し込み、アダプターに付属してきた長い皿ネジを使って固定します。

尚、フロントサイト固定用のネジもアダプターに付属してきたので、一応こちらも交換しておきます。
アダプター側にねじ切りがされている訳でも無いので交換する理由もよく分からなかったんですが…。

という訳で、これでAAP01Cに14mm逆ネジを取り付ける事が出来ました。

全体像はこんな感じ。

箱出し状態での初速と連射サイクルについて

という訳で、箱出し状態での初速を測っていきます。
検証に使用したガスはHFC134A、BB弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾です。

まずは常温状態(マガジン表面温度23.2度)で計測。
初速は74.38m/s程度とこの長さのインナーバレルが組み込まれている割にはそれなりに初速が出ている事が分かります。
この温度でもキビキビした動作で、連射していても動作が極端に低下するような印象はありませんでした。

マガジンを温めて30度の状態で検証してみました。
初速は若干上がり、78.33m/sになりました。

更にマガジン温度を上げて44.7度の状態で計測。
作動性が上がったというかボルトの後退速度はかなり速くなり、リコイルも若干強くなりました。
初速は86.65m/sまで上がりました。
この温度でもこの初速なので真夏日でも安心して使えそうですね。

尚、フルオートの発射サイクルはマガジン温度30度程度の状態で16.2発
ただし、勢いよくガス圧が低下する影響で初速の低下はかなり激しいく、10連射した時の初速は60.07m/sまで低下しました。


という訳で、Action Army AAP01C アサシンコンパクト ガスブローバックハンドガンと14mm逆ネジアダプターのレビューは以上になります。

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