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Infraim(SOMOGEAR) TB640 ターボ タクティカルスカウトライト(700ルーメン/100,000カンデラ)のレビュー

記事作成日:2026年9月18日

以前、友人が購入したinfraim TB340を借りてレビューを行ったのですが、18650バッテリーを使用するロングサイズモデル、TB640を購入しました。
今回購入したモデルはBLK(黒)のM-LOKオフセットマウント仕様の物になります。

本製品はSUREFIRE M640DFT-PRO TURBOライクなデザインのウェポンライトで、パッケージに記載している通り防水等級IPX7、光束700ルーメン、光度10,000カンデラの製品になります。

内容物はライト本体とM-LOKナット、ネジ、L字レンチです。
スポンジにはバッテリーが入りそうな溝が設けられていますが、バッテリーは内部に組み込まれた状態となっています。

infraim TB640の外観レビュー

という訳で、infraim TB640の外観を見ていきます。

TB640はTB340よりボディが長くなっているだけで、それ以外の違いは特に無いと思われます。

本製品の形状はSUREFIRE M640DFT-PRO TURBOと非常に良く似ていますが、よくあるレプリカ品とは異なり、ロゴなどの再現は行われていません。
あくまでInfraim製のオリジナルライトという位置づけなのでしょう。(どう見てもSUREFIRE M640系のデザインですが…)

ちなみにM640DFTが700ルーメン/100,000カンデラ(SF18650B使用時)の為、明るさ的にはinfraim TB640も同じスペックとなっています。

レンズ及びリフレクターはこんな感じで、うっすら青緑色っぽいコーティングが施されているレンズと、激しく反射する深い角度のついたリフレクターが備わっています。
リフレクターの奥には小さなLED素子が1つ確認出来ます。

ベゼル先端部には凹凸が付いており、側面には高温注意のロゴが入っています。
また、ライトヘッド部が非常に長くなっているのが本製品の特徴です。

ハウジング側面にはinfraimのロゴが入っています。

ハウジングにはM-LOKマウントが付いており、こちらもSUREFIRE M340/M640系の形状を模しており、自由な角度に調整する事が出来る仕様になっています。

今回はM-LOKマウントモデルを購入したので、M-LOKナットと固定ネジが付属します。
M-LOKナットは中華系M-LOKでたまに見かけるアルミサッシを固定する為の『M-LOKっぽい見た目だけどM-LOK規格では無いナット』では無く、ちゃんとしたM-LOKナット仕様になっています。
出来は悪いですが、ハンドガードを傷つけてしまったり固定が甘くなったりなどの問題は無さそうに思えます。

ネジとナットを取り付けるとこんな感じになります。

マウントの可動量はこんな感じ。

M-LOKナット側に限界まで傾けた状態
ネジ頭側に限界まで傾けた状態

尚、ヒンジになっているネジを外す事で左右の切り替えや社外製マウントの取り付けに対応しています。

テールスイッチはこんな感じで、誤操作防止用のクラウンが付いておりクラウンには4箇所にストラップホールが空いています。
ボタン自体は柔らかめのラバーで出来ており、押し込むとカチカチとしたクリック感のあるスイッチが押されます。

テールスイッチは軽く押す事で押している間だけ点灯、深く押す事で「カチッ」と音が鳴り常時点灯になります。
常灯にするには結構強めに押す必要があるスイッチです。

ライトの分解とバッテリーの着脱、充電について

テールスイッチは回せば外せます。
防水用のOリングが付いており、ネジピッチはリアルピッチ(実物のSUREFIREと同ピッチ)となっています。

実物のテールスイッチやテールキャップを取り付ける事が出来るのですが、レプリカだと取り付けられないケースがある為、社外製のレプリカスイッチを購入する場合はピッチがリアル規格かどうかを確認する必要があります。(もっとも、そんな表記をしているレプリカスイッチを見たことが無いですが…)

ちなみにSOTAC系のレプリカSUREFIREライトは実物とピッチが異なるので、SOTAC系のライトに取り付ける事が出来なかった製品だと本製品で使える可能性があります。

バッテリーの交換はライトヘッド側を外します。
ライトヘッドを外すとバッテリーを抜き取る事が出来ます。

組み込まれているバッテリーはinfraim TYPE-C RECHARGEABLE 18650 LITIUM BATTERYという製品で、3.6V 3500mAh 12.6Whの性能があります。
また、保護回路を搭載し、USB Type-Cによる充電に対応しています。

バッテリーの長さはUSB Type-Cコネクタが付いている分少し長くなっており、KEEPPOWER 18650 3500mAhのリチウムイオンバッテリーと比較すると、少しだけ長いです。

充電を行うと赤ランプが点灯し、充電が完了すると緑ランプに切り替わります。

点灯させた際の様子について

ライトを点灯させた時の様子はこんな感じ。
かなり集光性の高いライトで、エッジもかなりハッキリしている見た目をしていますが、少しムラも(照射ムラ)ある事が分かります。

この色ムラはTB340では殆ど確認出来なかった物なので、結構残念…。
リフレクターの形状自体に大きな違いは無さそうなので、個体差?ロット差?とかで発生する物なのでしょうか…。

左がTB340、右がTB640

ともあれ、遠くであればそんなに気にならない程度のムラだとは思いますが…。

ボタンの操作性はかなり良く、軽く押して押している間だけ点灯、深く押して常灯という操作は難なく行えます。
深く押す場合はかなり強く押さないといけないので、不用意に常灯状態になってしまうような事も無さそうです。

また、スイッチを押してからライトが点灯するまでのタイムラグもかなり少なく、押した瞬間にライトが点灯します。
意外とこれが出来ないライトも少なくはないのですが、本製品は問題無いですね。

上空を照らした時の様子はこんな感じで、見ての通り中心部には光りの線が確認可能で、700ルーメン/100,000カンデラ(低ルーメン/高カンデラ)の特性がよく分かると思います。
LEPほどでは全く無いですが、とても指向性の高い光となっています。

20m〜30m程度の距離だとこの通り、中心部が明るすぎて細部が見えなくなります。
また、光漏れは殆ど無く、エッジはパキッとしています。

20m程度の距離(岸辺を照らしています)
30m程度の距離(川の中央を照らしています)

場所を変えて、対岸まで25m程度の距離だとこんな感じ。
ライトの中心部が照らしている奥は完全に白飛びしてしまっていますが、手前は程よい明るさになっている事が分かります。

このライトを使用するなら数十メートルの距離ではなく少なくとも100m近い距離で使うのが良さそうです。
そうしないと照らしている自分自身が眩しくなってしまう可能性があります。

長距離ターゲット識別(PID)用として設計されている製品なので、そういう用途として使うのでしょう。


という訳で、Infraim(SOMOGEAR) TB640 ターボ タクティカルスカウトライト(700ルーメン/100,000カンデラ)のレビューは以上になります。

ライトの性能としては申し分のない物で、フル刻印などの外観のリアルさを求めていないのであれば、選択肢としてかなり良いライトなのでは無いかと思われます。
特にSUREFIRE規格のリモートスイッチに対応しつつ、直進性の高い(指向性の高い)光り方をするライトを求めている場合には良い製品だと思います。