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電動ガン用グリップ、PTS EPG(ENHANCED POLYMER GRIP)を買ってみた

記事作成日:2015年12月21日

キメラM4は長いことG&PのLMT ErgoGripを付けていたのですが、ちょっとした気分転換も兼ねてPTS EPGを買ってみました。
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パット見MAGPUL MOEグリップに似たような形ですが、滑り止めの付け方が少し異なっています。
まあ、全体的な曲線の感じも微妙に違ってたりするのですが、握った感じはMOEグリップまんまです。
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PTSのロゴが入っています。
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グリップの底板はこんな感じです。
材質は樹脂。
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モーターのピニオン位置調整用のネジはこのような大型な物で、真鍮と樹脂の2パーツで構成されています。
モーターのエンドベルに当たる部分は樹脂なので、ネジを閉め込む際にエンドベルが削れるという問題が回避出来そうです。(そのために樹脂パーツを組み込んでいるのかは分かりませんが)
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グリップ側は真鍮のインサート付きなのでしっかりネジを閉め込んでも大丈夫そう。
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グリップの内側にはメカボックスの軸受けと干渉しないように最初から半月型に削られています。
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という訳で、細部まで拘ってるなーという感じがするこのグリップですが、いざ取り付けてみると色々と問題が発覚しました。

まず、メカボックスに刺さりません。
キメラM4にはRETRO ARMSの分割メカボックス(RETRO ARMS Split Gearbox ver.2)を使っているのですが、全然寸法が違っており入りませんでした。
ちなみに、部屋に転がっていたD-BOYS製のメカボックスには問題なく取り付ける事が出来たので、RETRO ARMSが若干大きく作られているのかもしれません。
とりあえず、これではどうしようもないので、グリップの内側を全体的にコンマ数ミリ削りました・・・。
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続いてモーターを取り付けるのですが、ここでもまた問題発生。
キメラM4にはASG U-30000モーターを付けているのですが、これも入らない・・・。
原因はラベルのシールの厚さだったので、これはU-30000のラベルを剥がして入れました・・・。
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ちなみに、東京マルイのEG1000もラベルが貼ってあると入らなかったので、ラベルを剥がすのは必須かもしれません。

最後にグリップの底板を付けてピニオン位置を調整するのですが、どんだけピニオン位置を調整してもギアノイズが止まない。
間違いなくモーターの角度がおかしい感じです。

グリップ本体の角度は大丈夫そうなので、きっとグリップの底板が問題なんだろうなぁ・・・と思って、チマチマ削っていきました。
少し削る→付けて動かす→また少し削るを繰り返してベストな角度を探していきます。
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そんなこんなで色々調整してようやくグリップが付きました。
ErgoGrip付けた時はポン付けでOKだったのに・・・。

という訳で、キメラM4のグリップはこんな感じになりました。
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程よい太さで握りやすいグリップです。
割と硬そうな樹脂で出来ているので強く握った時の感触もいい感じです。(ショボいグリップだと強く握ると変形する・・・)

ただ、調整が地味にめんどくさかったのはマイナスですね。
しかし、PTSの電動ガン用グリップはこういう事良く起きますよね。(昔買ったMOEグリップでも起きてたし)
樹脂成形なのでロットによる差が大きいのは仕方ないのかもしれませんが・・・。


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