ノーベルアームズに送り返した3X Tactical Magnifierが新品になって戻ってきました
記事作成日:2016年4月16日
マグニファイアを試してみようと購入した、ノーベルアームズ 3X Tactical Magnifierですが、マウントが大きく歪んでいたりアイレリーフがかなり短かったりと色々と問題だらけだったので、ノーベルアームズに送り返したのですが、検査の結果不良品という判断になり新品になって戻ってきました。
返品、交換に関する具体的な流れを説明すると最初、Amazonで購入したマグニファイアのマウントが歪んでいるのとアイレリーフが短いという問題が起きている事を、メールで報告しました。
これに対して、状態を確かめたいから一旦着払いで送ってほしいとの連絡をメールでもらったので、梱包して送り返しました。
そして、送り返した2日後、ノーベルアームズの担当者から電話がかかってきました。
そこで告げられたのは下記。
- マウントの歪みは確認できたので、初期不良として交換する。
- アイレリーフに関しては、アイレリーフを測るための専用の計器を使って測った所、100〜110mmという結果が出た。肉眼で見ても60mm〜70mmは出ている。
- パーツ単位の交換ではなく、一式する。
という事。
念のため付け加えると、当然ですが、上記の文面のような冷たい文言ではなく、メーカーとして適切な対応でした。
アイレリーフに関する返答では少し納得のいかない所もあったので、ちょっとだけ突っかかってみましたが、「計器では100〜110mmと出ている」「肉眼でも問題無い事を確認している」「弊社(ノーベルアームズ)技術者にも確認したが、問題無いとの事」との返答でした。
まあ、私も製造業の事を全く知らないわけでも無いのであんまり突っかかるのもアレかなと思ったので今回は「マウントの歪みが直ってるならそれで良い」という事にしました。
そして、電話のあった翌々日にマグニファイア本体とお詫び文が届きました。
まあ、お詫び文はありふれた定型文で、形式的なものです。
電話で説明された通り、マグニファイアは付属品含め全て新品になっていました。
では、早速問題が解決されたかどうかを見ていきます。
まず、送り返す前のマウントの状態。
こんな感じで接眼レンズ側が左に大きく傾いていました。
そしてこれが届いたマグニファイア。
気になるようなズレは一切なく、ドットサイト(ホロサイト)と綺麗に平行になって付いています。
マウントのズレが解消された事によって、レンズの位置を大きく変更しないといけず、そのせいで視野が正円になっていないという問題も解消されました。
そして、なんとアイレリーフの問題も解消されていました。
アイレリーフに関しては説明するのが難しいんですが、とにかく肉眼で覗いた瞬間に「あれ?前のと全然違うぞ?」と気づきました。
大きな違いでいうと、普通のM4に取り付けてマグニファイアを覗き込んだ時に、返品する前の個体だとかなり顔をマグニファイアに近づけないと映像が綺麗に見えなかったのですが、普通の感覚で構えるだけでちゃんと見えるようになっていました。
具体的には65mm〜70mmの範囲で最も綺麗に見えるようになっていました。(送り返す前は45〜50mmでちょうど良い視野になってた)
ほんの数cmの差ではあるものの、これだけで使い勝手は大きく異なります。
というわけで、これでようやくノーベルアームズ 3X Tactical Magnifierの検証ができるようになりました。
次、サバゲーいく時に使ってみて検証しようと思います。