エボログ

キメラM4のセッティングを大幅に変更しました

記事作成日:2017年1月2日

流速、ハイサイ、DSG等など色んなチューンを実験してきたキメラM4ですが、再度大幅にセッティングを変更する事にしました。

ちなみに、キメラM4というのは元々友人から譲り受けたキングアームズのM4A1で、それにどんどん社外製パーツが組み込まれ、現状ボルトリリースボタン以外のパーツが全て社外製品になってしまった「キメラ(合成獣)」のような姿であるのと、トリガーユニットにBTC社の電子制御ユニット、Chimera MK2を搭載している事から名付けた私のM4です。

ちなみに、メカボックスにRETRO ARMSの分割メカボックスを採用している事から比較的セッティングの変更や微調整がやりやすいので、頻繁にセッティングを変えては動作を試す、実験機のような役割になっています。

という訳で、今回はDSG + プリコックによる鬼畜レスポンスを辞めて普通な感じにする事にしました。

まず用意したのは16:1のギア。
基本的に私が銃のレスポンスを上げる為に使うのはこの16:1のギアです。
ちなみに、メーカーはZC。
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ZCを選択した理由としては、低価格なギアセットの中では一番東京マルイ製の次世代ベベルギアと相性が良く、耐久性や精度も申し分ないレベルの製品だからです。
ギアセットを全て使う場合はSHS製(OEM版では無く、SC製ギアをコピーしたような見た目で黒い色の方)ですね。

これをギアボックスに入れ、シム調整します。
シム調整はいつもどおり適当にやります。
RETRO ARMSの分割メカボックスはギアボックスのみでの動作チェックが可能なので、シム調整が捗ります。
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使用したグリスはいつも通りG.A.WのGグリス。
今まで使っていたのがついに無くなったので、新しいのを買ってきました。
グリスは色々な物を試してきましたが、一番このグリスが良いですね。
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個人的にGグリスを気に入っている箇所は下記です。

  • 鼻に来るツンとした臭いが無い。
  • 丁度良い粘度で、ギアからシリンダーまで幅広い所に塗布出来る。
  • グリスの塗り直しが基本的に不要(かれこれ1年以上ノーメンテで動かしてる個体もありますが、未だにグリスは固まらず、ちゃんと残っています)

まあ、私は正直グリスなんて、なんでも良いと思ってる人間なんですがね…。
E&L M4 Eliteに至っては面倒くさいからという理由からホームセンターで買ってきたグリススプレーですし。

モーターはまだ使えそうだったので、今まで通りSHS製の守護神 ハイトルクを仕様。
モーター側の端子のみメカボックス周りの調整ついでにリングターミナルに交換しました。
以前、E&L M4で試していい感じだったのでキメラM4にもリングターミナルを採用しました。
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ギアボックスや電装系が出来たら次にシリンダーです。
今までDSG用のセッティングにしていたので、こちらはピストンスプリングやピストン、シリンダー等に変更を加えます。

まず、ピストンから。
今回は適当に部屋に転がっていたSHS製のフルティースティースのピストンを使いました。(3枚目の歯を少し削っています)
個人的には最後の4枚位が金属歯になってる奴の方が好きなのですが、いい感じの物が手元に無かったので…。
ピストンヘッドはライラクス製のPOMでしょうか。よく分かりませんがこちらも落ちてたので使いました。
AOE調整用にこちらも適当なワッシャーを1枚使っています。
尚、今回は錘を入れていません。
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これをシリンダーASSYに取り付けます。
尚、シリンダーはVFC、シリンダーヘッドはZC、ノズルもZC、タペットプレートはマルイ純正です。
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シリンダーヘッドとノズル、タペットプレートはDSG版からそのまま流用。
正直タペットプレートは短ければ短いほど良いので、DSG用のサイズで十分です。
確実にチャンバーに弾が給弾され、ノズルが閉鎖された状態でピストンが前進するのが初速の安定に繋がります。

ノズルは前進した直後、必ずと言っていいほどバウンドしてそれが僅かながらエア漏れにも繋がるので、確実にノズルが閉鎖され気密が保たれた状態でピストンの前進が始まるのが理想です。

ただし、このセッティングの場合万が一ギアが逆回転を起こしてしまうとタペットプレートが破損してしまうので、それはそれで要注意です。

尚、ピストンスプリングは私が「バネ箱」と呼んでる色んなバネをまとめて保管している場所に入っていた適当な硬さの物を使いました。
多分ICS CXP-8に入っていたバネだと思います。
東京マルイ純正のスプリングより少しだけ硬いです。

これらを組み合わせてレシーバー側は完成。
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続いて、バレル側です。
元々DSG用にバレルは結構短くなっているので、新しくバレルを買ってきました。
買ってきたのはライラクスのBCブライトバレル。
長さは適当に買ってきたので覚えていませんが、280mm位だったと思います。
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HOP窓はそのまま。
長掛け用の加工も無しです。
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これをプロウィンのチャンバーに取り付けて完成。
ちなみに、チャンバーパッキンはマルイ純正を加工したスリックタイプ、押しゴムはカクチョコの2点タイプです。
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これで初速はこんな感じ。
連射サイクルはマルイのハイサイより少し少ない程度ですね。
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という訳で、これにて完成です。
今回は適当に組み立てただけでいい感じの初速とサイクルになったので、特に微調整は無し。
後は実際に外で撃ってみて試すだけなので、次のサバゲーの時にでも持っていこうと思います。

尚、外装は特に変更していません。
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