流速ポン(DSG PTW)のオーバーホールを行いました【コミュテーターメンテナンス、ピストン交換、フルオートオミット等】 | エボログ

流速ポン(DSG PTW)のオーバーホールを行いました【コミュテーターメンテナンス、ピストン交換、フルオートオミット等】

私が流速ポンと呼んでいる、DSGを組み込んだトレポンですが、少しオーバーランの頻度が増えてきたり、ギアノイズが目立つようになってきたのでオーバーホールする事にしました。
当ブログやTwitterを昔から見てくださっている方はもうご存知かと思いますが、私の銃のネーミングセンスはとんでもなく適当です。

流速ポンとか言ってますが、流速チューンでも何でもありません。
“元”流速チューンだったので、流速ポンです。

そんな事は置いといて、流速ポンのメンテナンスをやっていきます。

ちなみに、分解に関しては以前A&K STWをレビューした時、パーツの比較をする為に一緒に分解してたのでそれは割愛します。
というか、実はそれからずーっと流速ポンは放置されてたんですよね…。
実に1ヶ月半近く放置されてた事になります。

という訳で、まずはピストンから。
流速ポンのピストンはかれこれ2年近く、SYSTEMA純正を使い続けてきたのですが、遂に割れてしまっていました。

まあ、相当な数撃ってますからね…。
ラックギアもかなり削れれて、エッジが丸まってきていたので、そろそろ交換時期かな?とも思っていたので、丁度良いタイミングです。

という訳で、まずはピストン分解するのですが、トレポンのピストンに使われているネジはネジロック剤で強固に固定されているので、ヒートガンで炙ってから回すと楽です。
尚、ヒートガンで炙る際にはピストンヘッドに付いているのOリングは外しておきます。

また、外す時はトルクスドライバー(T20)が2本必要です。
尚、普通の棒状のドライバーだと力をかけづらいので、T字にして使えるドライバーがあると便利です。

続いてピストンを交換します。
買いだめしてあったSHS製を使います。
意外と普通に使えるピストン(むしろSYSTEMA純正より強度が高いのでは?という疑惑も…)で、1個1200円程度と値段もリーズナブル。

とは言え、個体差はあるので、念のため溝の大きさやバリが無いか、ラックギアが変形していないか、グラツキは無いか等、一通り確認します。
特に問題なさそうだったので、このまま組み込みます。

尚、ラックギアが簡単に外れるようであれば、接着剤を使って固着させておいた方が良いと思います。

SHSのピストンに、ピストンヘッドを取り付けます。
取り付けの際に、ネジロックを塗布しておきます。
使うのはもちろん、ロックタイト263。

後はOリングやシリンダー内側にグリスを塗布して、リンダーASSYを組み立てるだけです。
SHSのピストンに交換した以外は特に何もしていません。

続いて、ギアボックスを調整していきます。

これに関しては毎度のこと過ぎるのと、説明もやりようが無いので割愛します。
やってる事は1つ1つのギアの消耗具合と噛み合わせを見て、シムを入れ替えたり、軸が歪んだりしてないかを見てるだけです。

そして、今回遂にこの機能を実装しました。
フルオートオミットです。

前から「どうせフルオート使わないんだから、要らなくね?」と思っていたのと、試しにやってみたかったので…。
やり方はとても簡単で、適度な大きさに切ったゴム板をセレクタープレートの溝に入れるだけです。

これで必要以上にセレクタープレートが動かなくなり、フルオートの検知スイッチが押されなくなります。

ギアボックスに基盤を入れてたら配線を整えて、ロアレシーバーに取り付けます。

続いて、モーターです。
オーバーランを引き起こすようになった最大の理由がこのモーターにあります。

どうしても長い間使ってると、コミュテーターが焦げ付いたり傷ついたりして、通電が悪くなります。
特に焦げ付きはアクティブブレーキの効きを悪くしますし、最悪の場合通電不良により動作を停止(ECUの赤LED点滅)してしまう事もあります。

なので、定期的にクリーニングブラシを用いたコミュテーターの研磨をやっておくと良いと思います。
自分の場合は動作が悪くなってきたらクリーニングする感じですが。

私が使用しているクリーニングブラシは、タミヤ製のクリーニングブラシ、OP-486という商品です。

こちらのクリーニングブラシをモーターのブラシの片側に取り付けて暫く回します。

かなり抵抗が高いブラシなので、それなりにモーターも発熱しますし、下手に高電圧・高電流で回すとモーターを破損させてしまう恐れもあるので、安定化電源を使っています。(むしろ、こういう時にしか使えないので使ってるんですが)

大体5〜10分程回して、コミュテーターの焦げ付きが削り取られていたら完了です。

後はブラシを元に戻すだけなのですが、ブラシの長さを確認した所、少しだけブラシが消耗していたので…

ゴム片をブラシとブラシスプリングの間に入れてテンションを上げておく事にしました。
ブラシがしっかりコミュテーターに密着させると、アクティブブレーキの動きが良くなるので、普段から少しブラシが短くなってきたらゴム板を追加してます。

後はモーターをロアレシーバーに取り付けて動作チェックを行い、特に問題が無ければアッパーと連結させて作業終了です。
尚、グリップは現在諸事情によりA&K STWの方に使ってしまっているので、グリップ無しです。

グリップはGAWウェブショップで取り扱っている、ZSHOT製のMAGPUL MIADグリップを取り付ける予定なのです。(現在、入荷待ちです…)

尚、最終的にはこんな感じの動作になりました。

ギアの停止位置は少し後ろめな感じですが、安定しているので良しとしましょう。
動作音も比較的静かに仕上がりました。

やっぱり、ちょくちょく調整してやった方が静かさが維持できますね。