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二重のリコイルスプリング搭載、ACE1ARMS Glock用リコイルスプリングセットをGlock34に付けました

記事作成日:2017年9月28日

Glock用の大容量ブリーチ(Volante Airsoft Stratos BlowBack Unit)を取り付けた結果、えげつないブローバックスピードによってスライドが壊れるのではないか?と危惧したので、リコイルスプリングを強化する事にしました。

樹脂スライドでCO2 Glockを作っていた時に「リコイルの衝撃を緩和させるには、パッキン数ミリじゃ役に立たない」という事は実証済みなので、リコイルスプリングで何とかする事にしました。

尚、ショートストローク化でもスライドへの負荷は大幅に軽減させる事が出来ますが、スライドストップが効かなくなるのは個人的にNGなので、フルストローク(多少のショートストローク化は妥協する)は維持しつつ、なるべく衝撃は緩和するという方向で考えていました。

という訳で、買ってきたのはACE1ARMS製のGlock用リコイルスプリングセットです。
リコイルスプリングとリコイルスプリングガイドがセットになった商品で、東京マルイ系のGlock17/18C/22用の物になります。

よくACE1ARMSから出ているGlock用のカスタムスライドに付属するリコイルスプリングと同じだと思います。

リコイルスプリングが二重になっている物で、手前側(左側)が太くて硬いスプリング、後ろ側(右側)が細くて柔らかいスプリングになっています。
柔らかいスプリングと言っても、マルイ純正より硬いんですがね…。

前側は六角ネジで固定されており、外すとこんな感じでバラせます。

流石に付属のスプリングだと硬すぎると思ったので、後ろ側のみマルイ純正に交換しました。

しかし、このままでは東京マルイ Glock34のバッファーとリコイルスプリングガイド先端のネジが干渉して付かなかったので、ネジ頭が少し小さい製品に変えました。

これで問題なく取り付ける事が出来ました。

しかし問題点はダサい。
まあ、スライドが閉鎖している状態ではネジは見えないので良いんですがね…。
ホールドオープン状態だととにかくダサい…。

こちらのリコイルスプリングに変える事によって、今までバッファーがシャーシに衝突する鋭いリコイルがあったのですが、それが無くなりました。
しかし、硬い方のスプリングの作用か、スライドが戻る速度が明らかに上がっています。

具体的な動きとしては、

  1. スライドの後退が始まると、柔らかい方(東京マルイ純正の方)のリコイルスプリングが圧縮される
  2. 限界まで圧縮されると、硬い方のリコイルスプリングが圧縮され、スライドが減速する
  3. スライドが下がりきって停止、スライドが戻り始める
  4. 硬い方のリコイルスプリングから伸びていくので、スライドの初動が速い
  5. 続いて、柔らかい方のリコイルスプリングが伸びていく

このように、バッファーがシャーシに衝突する寸前にスライドが減速するので、衝撃が緩和されます。
そして、スライドが戻る時は硬いリコイルスプリングが一気に伸びるので、スライドの初動を速くしてくれます。

M4系のガスブローバックライフルのリコイルバッファーにスプリングを仕込むのと同じような効果ですね。

その為、リコイルは少しおとなしくなりましたが、今まで以上にキビキビ動く感じになりました。

この二重のリコイルスプリング、大容量ブリーチとの相性は抜群かもしれません。