SF映画に出てきそうなデザインのGlock用アイアンサイト、ポセイドン サイクロプスを買ってみました
記事作成日:2017年11月13日
台湾にあるポセイドン(POSEIDON)社製のGlock用アイアンサイト、サイクロプス(CYCLOPS)を買ってみました。
こちらの製品はマルイ系Glock互換パーツとなっており、東京マルイはもちろんWE、KJ等のGlockに取り付ける事が出来る製品になります。
KSC系はもちろん、StarkArms(SAA/VFC)や、AD等はリアサイトの取り付け方法が異なるので基本的に取り付ける事は出来ないと思います。
また、Glock18C等のフルオートが可能な機種に関しては、ブリーチの形状が異なるのでこちらも基本的には取り付ける事が出来ないと思います。
もっとも、海外製品なので多少の加工は覚悟した方が良いと思いますが…(当記事では東京マルイ純正のGlock17のスライドに付けてみましたが、小加工が必要でした)
内容物はフロントサイトとリアサイト、取り付け用のネジです。
材質はアルミで、オレンジ色の部分は集光アクリル、緑色の部分は蓄光材といういわゆるハイブリッドサイトになっています。
こちらを東京マルイのGlockに取り付けていくのですが、現在私が持っているGlockはGlock34のみで、既にアイアンサイトを色々弄ってしまっています。
これを変更するのが嫌だったので、新たにスライドとチャンバーを買ってきました。
スライドは東京マルイGlock17純正で、スライド、アイアンサイト、アウターバレルがセットになっている物です。
チャンバーはGURDER製のアルミチャンバー。
これ以外のパーツは余り物を流用します。
今回始めてGURDER製のエンハンスド チャンバーセットを買ってみたのですが、HOPアームを動かすダイアルが緩まないようにする為のOリングが付いていたり、削り出しの精度もしっかりしているので割りといい感じでした。
ただ、少し塗装がザラザラしてるので、給弾する時にBB弾を削ってしまわないか気になりました…。
チャンバーを組み立てたら余り物のブリーチやらリコイルスプリング等を組み込んでいきます。
尚、ブリーチはGlock34に元々入っていた、東京マルイ純正です。
とりあえず、問題なく組み込めたのでサイクロプス アイアンサイトを取り付けていきます。
まず、フロントサイトを取り付けていくのですが、スライド側の穴の横幅とアイアンサイトの突起の大きさが合っていなかったので、穴の左右を少し拡張する必要がありました。
ほんのコンマ数ミリの問題だったので、ヤスリで数回削る程度で大丈夫でした。
リアサイトを側面から見るとこんな感じ。
スライドに挿さる部分の前側が斜めにカットされているのですが、何でこんな形になってるのでしょうか…。
組み立てるとこんな感じ。
Glock34の長さに慣れてるとGlock17ってかなり短く感じますね…。
尚、アイアンサイトのオレンジ色の部分は集光アクリル、緑色の部分が蓄光になっており、夜間だとこのように緑色の部分が光ります。
塗料ではなく棒状の蓄光材が使われている為、非常に明るく、持続時間もそれなりに長いです。
サイティング時はこのような感じに見えます。
SF映画に出てくる武器のロックオンカーソルみたいですね。カッコイイ。
しかし、このサイト、いざ使ってみるとめちゃくちゃ狙いづらいんですよ…。
何故かと言うと、リングが非常に大きい割にはフロントサイトのドット(緑色の蓄光材)が小さく、一瞬「フロントサイトはどこだ?」と探してしまいます。
また、上がわや下側から生えているオレンジ色の突起にフロントサイトが隠れてしまうと、コンマ数秒の話しですがフロントサイトを探すのに時間が掛かってしまいます。
また、思っていた以上に上下の遊びが大きく、精密な射撃をする際に「どこに合わせれば良いんだ?」という印象もありました。
形状的に、ゴーストリングサイトに近いのかな?と思っていたのですが、いざ使ってみるとぜんぜん違うサイトである事が分かりました。
左がポセイドン サイクロプス、右がゴーストリングサイトである、SNAKE EYES SIGHTSです。
似ている点も大きいのですが、使ってみると全然違います…。
個人的なアイアンサイトの狙いやすさは、こんな順番な気がします(慣れの問題もあると思いますが)
- ゴーストリングサイト(SNAKE EYES)
- ポセイドン サイクロプス
- 純正アイアンサイト
といった感じですね。
とりあえず、純正よりかは狙いやすいですし、面白いサイトである事は間違いないので今後のサバゲーとかシューティングで使ってみようと思います。