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SIG SAUER製 4倍マグニファイア JULIET 4のレビュー【ロメオとジュリエット】

記事作成日:2017年11月27日

SIG SAUER製の固定4倍率 マグニファイア(ブースター)、JULIET(ジュリエット) 4を買いました。
以前、同社製のドットサイト、ROMEO 4Bを購入した時から気にはなっており、「でも、急ぎで欲しいわけでもないしそのうち気が向いたら買おう」程度に思っていたのですが、12月中旬にSIG MCXが電動ガンで出るという事なので、それに間に合わせる為に今のタイミングで購入しました。

パッケージデザインはROMEOと同じ感じで、グレーの箱です。
背面にはマグニファイアの簡易的な特徴が書かれていたり、「STEALTH ID(デザインの事)」「SPECTRACOAT(レンズの処理の事)」「INFINITE GUARANTEE(永久保証の事)」が書かれています。
永久保証については多分受けれないでしょうね…(修理で送ったら、税関で引っかかって戻ってこないパターンかと)
また、SIGのOPTICSで使われているA〜Zまでの読み方が書かれています。

こちらの呼び方はNATOフォネティックコードに準じているようです。
自分が知ってる限りだと下記のような名付けになっていますね。

A(ALPHA)・・・マウントリング シリーズ
B(BRAVO)・・・バトルスコープ シリーズ
E(ECHO)・・・IRサイト シリーズ
F(FOXTROT)・・・フラッシュライト シリーズ
J(JULIET)・・・マグニファイア シリーズ
K(KILO)・・・レンジファインダー シリーズ
L(LIMA)・・・レーザーサイト シリーズ
O(OSCAR)・・・単眼鏡 シリーズ
R(ROMEO)・・・ドットサイト シリーズ
T(TANGO)・・・ショートスコープ シリーズ
W(WHISKEY)・・・ライフルスコープ シリーズ
X(X-RAY)・・・アイアンサイト シリーズ
Z(ZULU)・・・双眼鏡 シリーズ

開封チェックのホロシールが貼られたままなので新品未開封品ですね。

箱を開けるとこんな感じ。
色々詰まってます。

内容物は取扱説明書とマグニファイア本体、レンズガード(予備)、ライザープレート用のネジ、ライザープレート2種、六角レンチです。

購入して手に取るまで知らなかったのですが、JULIET 4の対物レンズには最初からレンズガードが付いています。
万が一被弾して破損しても予備が1枚付いてくるので安心ですね。

ただ、一般的なエアソフトガン用のレンズガードに比べるとかなり薄く、多分直撃を食らうと一発で割れてしまうと思います。
恐らく、粉塵とか汚れから対物レンズを守るために付いているだけなのでしょう。
2枚共壊れたら同じサイズのアクリルプレートかなにかをはめ込めば良いかなと思います。

というわけで、JULIET 4本体はこんな感じ。
まあ、形状は至って普通のマグニファイアらしい形をしています。

反対側はこんな感じ。

接眼レンズにはバトラーキャップが付いており、これ自体がレンズガードにもなっています。
一応バトラーキャップを閉じた状態でも覗く事は出来るのですが、視野が狭くなりますし、光の反射もあるので見づらいです。
普通に使う時は開けた状態で使うのが良いと思います。

尚、レンズは接眼・対物共に緑色の綺麗なマルチコートが施されています。

バトラーキャップを外すと視度調整用のダイアルが出ています。
このダイアルの形状もいちいちオシャレで、バトラーキャップ無しの方がカッコイイ気がするので、外して使うのもアリかなと思います。

上と右にはレティクルの位置を調整する為のダイアル(エレベーテーションダイアル/ウィンデージダイアル)が付いています。

マイナスネジの周囲に凹凸が付いているのでそこを握って回せそうに思えますが、これは単なる装飾のようで、動きませんでした。
普通にマイナスネジを回す必要があります。
また、このダイアルはゼロイン調整の為の物では無いので、クリック感は無く、スルスル周ります。(これは他のマグニファイアも同様)

スイングマウントはよくあるレバーやボタン等のロックが無いタイプで、そのまま倒すと「パタン」と倒れます。

ロックが無いのにも関わらず、ガッチリ感はすごいです。
倒した時も起こした時も、一切ガタツキがありません。

ノーベルアームズの3倍マグニファイアもガタツキは許容範囲内ではあるものの、多少はガタつくのですが、JULIET 4のスイングマウントは微動打にしないです。

20mmレイルのアタッチメントはQD仕様です。(レバーには最初から少し傷付いてました)

QDレバーを押しながら反対側のネジを締めたり緩めたりする事でQDレバーのテンションを調整する事が出来ます。

早速ROMEO 4BとJULIET 4をセットで付けてみます。
JULIET 4は黒色なので、色を合わせるにはROMEO 4Mの方が相性が良い気がしますが、まあこの色のコントラストもアリかなと思っています。

覗くとこんな感じ。
私のROMEO 4Bは個体差なのか、こういう仕様なのかは知りませんが、ドットが楕円なんですよねぇ…。
マグニファイアで見るとそれがよく見えてちょっと悲しい気持ちになります。

尚、アイレリーフ(アイレリーフ)やアイボックスに関しては、ぶっちゃけ絶望的に狭いです。
ノーベルアームズの3倍マグニファイアよりも狭いですね…色は鮮明なんですけど…。

マグニファイアのアイボックスやアイレリーフ(アイレリーフ)が狭いのは製品の特性上仕方がないのですが、それでもかなり狭い方だと思います。
更に4倍率という倍率の高さもここら辺に影響してそうですね。

というわけで、MCXはまだ手元に来ていない(まだ発売開始されてない)ので、とりあえずXCR-L Microに乗っけてみました。
ついでに少し前に購入したバーティカルフォアグリップ、「SIG SAUER SEGMENTED VERTICAL FOREND GRIP」も付けてみる事にしました。

凄くいい感じです。
短いライフルですがもりもりですね。
何となく無駄にDBAL-A2みたいなモジュールも付けたくなります。

というわけで、SIG SAUER JULIET 4のレビューは以上になります。
まだ屋内でしか色々見ておらず、4倍マグニファイアとしての性能というか、使い勝手とかそういう点についてはた後日…。

オマケ 「ロメオとジュリエット」

“ROMEO”の読み方、私はずっと「ロメオ」だと思っていたのですが、「ロミオ」の方が一般的みたいですね…。
Wikipediaには、”『ロミオとジュリエット』(または『ロメオとジュリエット』、Romeo and Juliet )”と書かれているので、どちらも正解みたいですが…。


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