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Midwest Industries SSK レプリカ フリーフローティング Keymod ハンドガード 10インチを買ってみた

記事作成日:2017年12月8日

ほぼ3年前に購入して長らく使ってきた、DYTAC製のGeissele SMR MK5ハンドガードですが、そろそろ飽きてきました…。

ちなみに、今の構成にしてから(トレポンに付けてから)は約1年半になります。
こんなに長い間同じ形の銃を使い続けたのは久しぶりです…。

そんなわけで、新しいハンドガードを買ってきました。

少し脱線しますが、私はトイピッチだとか実ピッチだとか、そういう規格に関してあまり詳しくないのですが、通常電動ガン用のハンドガードがトレポン(SYSTEMA純正フレーム)に付かなかった試しが無いので、PTW用とか気にした事がありません。
「PTW/GBB用」とかいう名前でハンドガードはいくつか販売されていますが、私はあまり気にせず通常電動ガン用のハンドガードを選んでいます。

他の人に聞くと「トレポンに通常電動ガン用ハンドガードは付けれない」という話しも耳にするので、何でだろうなぁ…といつも不思議に思っています。

今回、購入したのはMidwest Industries SSKハンドガードのレプリカ品で、長さは10インチの物になります。

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というわけで、Midwest Industries SSKタイプ Keymod ハンドガードのレビューをしていきます。

こちらのハンドガードは上面が20mmピカティニーレール、左右と下側がKeymodになっているフリーフローティングハンドガードになります。
Keymodの穴の個数はそれぞれ9個ずつです。

塗装はかなり薄い感じで、箱出し時点からところどころ剥がれている場所がありました。
まあ、使っていくとボロボロになるのは必然なので、箱出しの綺麗さとかあんまり気にしたことが無いですね。

ハンドガード本体に加えてKeymod用の20mmレイルが2枚付属します。
ハンドガード、20mmレイル共にアルミ製です。

マズル側の左右と下側にはQDスリングスイベルの穴が空いています。

レシーバー側の左右にもQDスリングスイベルの穴が空いています。
また、Keymodハンドガードなのにも関わらず、何故かM-LOKのマークが入っています。

謎すぎる仕様ですが、恐らくMidwest Industries SSMというM-LOK対応版のハンドガードの刻印をパクってきたのだと思われます。

Midwest Industries公式サイトより拝借

また、上部の「MI(TM) MIDWEST INDUSTRIES Made in U.S.A」という文字も、ちょっと違います。
まずフォントが微妙に違います。特にMI(TM)は特に違和感を感じますね…。
記述されている文字も異なっており、本家では末尾の文字が「Made in U.S.A」ではなく、「Patents Pending Made in U.S.A」です。

更に言うと、ハンドガードを固定する為に締め込むネジの向きが逆向きです。
実物は刻印が入っている側からネジを締め込むようになっているのですが、レプリカ品は逆です…。

こういう所、中華の適当さが出てて好きです。

「それっぽく作ってあるけど、何か違う」
100%コピーだと訴えられる可能性が高まるから、わざと微妙に違う仕様にしているという可能性も0では無いと思いますが、M-LOKのロゴとかネジの位置とか、多分単なるミスなんじゃないでしょうか…。

首元のネジを緩めると、このようにバレルナットが外れます。
バレルナットの材質はスチールで、錆止めと思われるオイルが塗布されていました。

匂い、肌触り共に気持ちが悪い感じのオイルだったので一旦ブレーキクリーナーで洗浄し、錆止めを再度塗布し直しました。

続いて、トレポンの方を準備します。
まずは付いているDYTACのGeissele SMR MK5ハンドガードを外し、アウターバレルも外します。

そう言えばこのアウターバレルを外すのもかれこれ1年版ぶりで、このアルミテープが懐かしい…。
ポン付けだとあまりにガタガタだったのでアルミテープで嵩増ししていました。

上部のイモネジもアルミテープで増していたのですが、破れてしまっていたので、熱収縮チューブに変えて再度嵩増ししておきました。

本当、ここ何でイモネジなんでしょうね…。
レシーバー側の溝の幅と全然合っていないので、弾道に影響を及ぼす位にチャンバーが斜めについてしまいます…。

続いて、バレルをレシーバーに取り付けてから、SSKハンドガードに付属してきたバレルナットを取り付けます。
専用の治具があると良いのですが、無いのでいつも通りトップレイルを万力で挟み込んで治具代わりに使っています。

あまり強い負荷をかけるとレシーバーが変形してしまう可能性があるので、あまり推奨されない方法ですし、ガチガチに付ける事は出来ないので使っていれば緩んでくる事があると思います。
まあ、所詮おもちゃですし、緩んだらまた絞め直せば良いのです。

尚、こういうレンチがあると便利です。

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よく見かけるデルタリングを回す為だけのレンチでも回せない事は無いのですが、使い勝手が悪いと思います。

こんな感じでレシーバーのガスチューブを通す穴と、バレルナットの窪みをピッタリ合わせればOKです。

尚、シムリングは不要でした。
通常電動ガン用のハンドガードを取り付ける場合、基本的にシムリングでそれなりに盛ってあげないと駄目な印象があるんですが、SSKレプリカハンドガードでは不要のようです…。

というか、もしかして通常電動ガンに付けたらレシーバーとハンドガードの間に結構隙間が出来ちゃうんじゃないでしょうか…。(ミリ単位の隙間)

続いて、ガスブロックとガスチューブを取り付けます。

その後、ハンドガードを被せて下部のネジ2本を締め込みます。
これでバレルナットとハンドガードがガッチリ固定されます。

レシーバーとハンドガードはこの通り、ほぼツライチになりました。
やっぱり、フリーフローティングはこういう見た目じゃないと…。

まあ、よく見るとコンマ数ミリ隙間が空いていますし、20mmレイルの高さも微妙に合っていないんですがね…。
とは言え、これくらいは許容範囲内かと…。

というわけで、こんな感じになりました。
以前のハンドガードが9.5インチ、今回が10インチなので、0.5インチ伸びていますが、そんな代わり映えはしていませんね。
今まで使っていたG&Gのサプレッサー、「SS-100 MOCK SUPPRESSOR」もハンドガードに収まっているので文句なしです。

とりあえず、歪んでいたり斜めに付いたりしていないので、問題は無いでしょう。
数年前に友人がこれの長い奴を買った時はびっくりする位斜めに付いていたんですがね…。

今回私が購入した個体はそこまで気になるような問題はありませんでした。

使い勝手というか握った感触ですが、少しエッジが鋭くて素手で握り込むと手が痛いですね。
同じKeymodハンドガードであるURX4とか、NSRよりも痛いです。

特に、左右のKeymod部分が1段高くなっており、その段差の角が痛い印象ですね。
レイルカバーが欲しくなります。


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