流速ポン(SYSTEMA PTW)のシムを再調整しました(ベベル、サンギア周り) | エボログ

流速ポン(SYSTEMA PTW)のシムを再調整しました(ベベル、サンギア周り)

シム調整がきっちり出来ていたとしても、長らく使い続けていると少しずつ狂ってきてしまいます。
という訳で、流速ポンのシムを再調整しました。

とは言っても、以前ちゅんちゅん工房製 チュプリングを組み込んだ際にちょっと手を付けてイマイチな結果になった物をやり直しただけなんですが…。(その時の話しは記事にはしていません)

という訳で、流速ポンのギアボックスです。
今回はベベルギアとサンギアの噛み合わせが気になったので、この2つを重点的に調整していきます。

このギアボックスやギアも、使い始めてからそろそろ3年です…。

長いこと使い続けている事もあってかなり擦れており、ギアの消耗も見受けられますが、まあまだ頃くは使えると思います。
むしろアタリが取れているので調整し易い状態になっています…。

今までは『電動ハンドガン用』として売られていた小さなシムを使っていましたが、在庫が切れたので今回新しいシムを買ってきました。

それがこちら。
イーグルフォース製のセットアップ・ステンレスシムです。

外径が非常に小さなシムで、0.1mm、0.2mm、0.3mmのシムがそれぞれ10枚ずつ入っているシムセットで、本来はラジコン用のシムです。

一般的な電動ガン用として市販されているシムの中でも小さい径のシムと比較するとこのシムの小ささがよく分かります。
左が0.1mmのシム、真ん中が0.2mm、0.3mmのシム、右が電動ガン用のシムです。

※パッケージに特に表記は無かったのですが、何故か0.1mmだけ少し直径の大きなシムが同梱されていました。

この小さなシム、何に使えるのかと言うと6mmのベアリング軸受け用です。

SYSTEMA PTWの軸受は6mmベアリング軸受けで、一般的な電動ガン用のシムを使うとベアリングの内側よりもシムの外径が大きくなり、せっかくのベアリング軸受けの機能が台無しになってしまうという問題があります。
そういう時にこのような外径の小さいシムが役に立ちます。

という訳で、シム調整をしながらグリスアップしていきます。

私は通常電動ガンのシム調整をスパーギアから始める事が多いのですが、トレポンの場合はベベルギアから始めます。(もちろん、他のギアとの兼ね合いも考えて調整しますが…)
今回、ベベルギアには左側に0.1mm、右側に0.2mmのシムを入れました。

尚、ギアにはGAW G-GREASEを、ベアリング軸受けにはGAW G-LUBEを塗布しておきます。

続いて、ベベルギアの位置に気をつけながら、サンギアを入れます。
トレポンのノイズにはベベルギアとサンギア、そしてサンギアとギアボックスが擦れて起きるノイズが多い印象があります。

特に素組み状態だとよく擦れていますね。

まずはシムを入れない状態でサンギアを取り付けてみて、ベベルギアと干渉しているようであれば、プラネタリーギアと噛み合う方にシムを足します。

今回は0.1mmのシムを足しました。

そして、今度はギアボックスを閉じて、サンギアがギアボックスに擦らないかどうかを確認します。
擦っていた場合は…というか、ほとんどの場合で擦ってしまうと思うのですが、シムを追加します。(0.1mmのシムを足しました)

もし、擦らないようにシムを足していった結果、ギアの回転が悪くなってしまった場合は少し面倒ですが、ピニオンギア側の調整が必要になってきます。
インターナルセクターギアシムを外して使うという調整方法も不可能では無いですし、私も昔はやった事もあったのですが、今ではあまりお勧め出来ない方法です…。

という訳で、一通り調整が終わり、ギアのネジをしっかりと締めて、ギアを指で回してスルスル回るかどうか確認します。

ギアを指で回す際に少しでも引っかかる感触があればそれは何かの噛み合わせが悪い事を意味します。
この引っ掛かりは暫く無負荷状態で回している事で解消する問題もあれば、全然解消せずむしろ悪化していく問題もあります。

前者はギア同士の噛み合わせや小さなバリが原因の引っ掛かり、後者は軸が歪んでいたりシム調整が甘い(緩すぎる、きつすぎる共に)のが原因である事が多いです。

調整後の流速ポンの動きはこんな感じになりました。
動画の内容は、

  1. テイクダウン状態での動作(セミ)
  2. アッパーを閉めて空打ち(セミ・フル)
  3. 弾を入れてシューティングボックスに向けて射撃(セミ・フル)

です。

一瞬だけ、モーターが立ち上がった直後に高域のノイズが発生していますが、これは恐らくモーターの回転数が低い状態で発生する、モーター側のノイズだと思われます。
改善するにはモーターシャフトの調整を要するので、色々と大変です…。

モーターも長らくノーメンテで使い続けているので、次のブラシ交換のタイミングで、モーターもちゃんとチェックしようと思います。

よく「トレポンはギアノイズが煩い」とか言われますが、パーツの精度は抜群に良いので、静かにしようと思えば静かに出来る銃だと思います。
単に通常電動ガン以上に調整がシビアなだけです。