DEFCON1の25mシューティングレンジで弄ったA&K STW HK416Dを撃ってきた
記事作成日:2018年5月10日
サバゲー帰りにDEFCON1にお買い物しに寄りつつ、ちょっとシューティングレンジをお借りして、ちょこちょこ弄ったA&K STW HK416Dを撃ってきました。
DEFCON1のシューティングレンジは屋内25mで、2レーン存在します。
共に電子ターゲットが備わっているので、着弾やグルーピング結果等をリアルタイムで観測出来るのが非常に便利です。
A&K STW HK416Dはこちら。
フォースターの50% OFFの時に購入し、色々調整した奴です。
カスタム内容は当ブログで紹介している事以外もちょこちょこ細かい調整をやっているのですが、内部のカスタム内容は下記の通り。
バレル・チャンバー周り
- 純正インナーバレルを短くし、段付きテーパー仕様に変更、内外共にピカールで研磨
- 給弾不良対策の為にチャンバーに窪みを用意
- アウターバレルの内径とチャンバーの外径が合っていなかったので、チャンバーの外周を少し削った
- チャンバーパッキンをメイプルリーフ MONSTER DELTA 60°に変更
- HOPクッションとして、小さなOリングを入れている
シリンダー・ピストン周り
- シリンダーケースをAlphaParts製の加速シリンダーに変更
- ノズルBパーツにダンパー用のOリングを組み込み、併せてピストンヘッドにテーパー処理
- ピストン内にPTW用 ピストンベアリングを組み込み
- ピストンヘッドのOリングをG.A.W. FRUS-Oリングに交換
- ピストンスプリングを7ぽんさんの90スプリング(SYSTEMA純正とほぼ同じ硬さ)にし、5mm程度スペーサーを入れてかさ増し
- シリンダーのガタを取る為に、レシーバー内側にアルミテープを貼った
ギアボックス・モーター周り
- セクターギアを3枚カット(セクカ)
- シム調整
- 歪んでいるシャフトの矯正
- トリガースプリングをちゅぷりんぐに交換
- モーターのピニオン位置微調整
基盤・配線周り
- バッテリーコネクタをXT30に交換
- モーターコネクタを金メッキ処理されている物に交換
といった感じです。
純正から交換されているパーツをまとめると、
- チャンバーパッキン
- HOPクッション(純正には存在しないパーツ)
- シリンダーケース
- ノズルBのOリング(純正には存在しないパーツ)
- ピストンベアリング(純正には存在しないパーツ)
- ピストンヘッド用Oリング
- ピストンスプリング
- ピストンスプリングガイド用アジャスター(純正には存在しないパーツ)
- トリガースプリング
- バッテリーコネクタ
- モーターコネクタ
といった感じ。
交換したパーツのコスト的には総額1万円位だと思います。
という訳で、まずは10発セミオートでの連続射撃。
使用弾は東京マルイ 0.25g バイオBB弾、マガジンはSTW HK416D純正のもので、100発程度装填した状態です。
HOPはサバゲーで使った状態のままで、40m付近までフラットに飛んでいく仕様になっています。
※銃は上写真の通り、レスト台に固定して撃っています。また、高額サイトはドットサイトです。
結果、全弾黄色い円に入り、グルーピングは117mmという結果に。
何か全然悪くない…むしろいい感じ。
ちなみにこのHK416Dは0.25gを使った時の銃口初速は79m/s〜80m/s程度なのですが、着弾時の弾速を見ると50m/s程度まで落ちてますね。
着弾時の弾速は実際の弾の速度ではなく、センサーに伝わった衝撃(ジュール数)から逆算された弾速だと思うので、正確性は分かりませんが…。
そのまま追加で10発射撃。
合計20発撃っているのですが、グルーピングは変わらず117mm。
更に追加で30発射撃。
合計50発連続で撃ってのグルーピングは155mmでした。
ここまで一度もフライヤーは無し。
マジかよ…と思いながら、「じゃあフルオートはどうだ?」と思い、3〜5発のバースト射撃を30発撃ってみました。
結果はセミオートの時よりもフルオートの時の方が上下にバラツキが生じているものの、左右のブレは少なめでこちらもまとまっている印象があります。
じゃあ、レスト台を使わずに射撃するとどうなるのか?と、スタンディングで撃ってみました。
結果、完全に私の射撃のクセが出ちゃいましたね。全弾左寄りに着弾…。
ただ、フライヤーらしき弾はやはり起きず、グルーピングも273mmと悪くはない感じ。
ついでにスタンディング状態のボツ写真(グルーピングを表示させるの忘れてた)も載せときます。
このA&K STW HK416Dは、何度撃っても綺麗に狙った所に飛んでいってくれます…。
レンジを借りた30分の間で600発程度は撃ったと思うのですが、変な飛びは一度も起きませんでした。
いやー、思いの外純正パーツだけでも何とかなるもんですねぇ…。
A&K STWシリーズは箱出し性能はお世辞にも使えるレベルの製品では無いですが、ちょっと手を加えてやると非常に高いポテンシャルを秘めた銃だと思います。
もっとも、箱出し状態で地獄のようなハズレ個体も存在するので、微調整のみで何とかならないケースもありますがね…。
オマケ
シューティングレンジの壁にインパルス板倉さんのサインが描かれてました。