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バリューキット3を組み込んだA&K STWを再調整しました【セクターカット+加速シリンダー】

記事作成日:2018年5月15日

バリューキット3をとりあえず組み込んでから長らく放置されていた、A&K STW M4 CQB-Rこと『50%ポン』を弄っていきます。

最近銃が増えすぎて、中途半端な状態で放置されるのが多くなってきた気がします…。
まあ、今回みたいに気が向いたタイミングで弄ってますけど。

という訳で、バリューキットを組んだ後直ぐにシム調整を行ったのですが、やはりまだ色々不満が残っていました。

今回行った調整は主に下記になります。

  1. セクターカットによる低燃費・高レスポンス化
  2. 加速シリンダーの加速穴を活かす
  3. バレル・チャンバーの仕様変更

セクターカットによる低燃費・高レスポンス化

まず、バリューキット素組みの状態で暫く動かしてみて思ったのですが、やはりPTWのフルストロークは物凄く燃費が悪いです。

なので、セクターカットを行いモーターの負荷を低減、7.4Vでも高いレスポンスを維持出来るように調整していく事にしました。

フルストロークだとバッテリーの燃費が悪いだけではなく、ブラシの消耗もかなり激しいですね…。

DSGだと1年使っても中々すり減らなかったSYSTEMA純正のシルバーブラシが動作チェックだけで半分位まで減ってしまったのは驚きました…。

セクターカットは以前、STWで3枚カットの12枚仕様にした事があったので、今回は更に削る枚数を増やして5枚カットしてみました。

これでセクターギアは10枚とSC製のDSGの9枚とほぼ同じ枚数になりました。
また、前回STWで行ったのと同様、最後の方のギアを削り、ピストンを引くタイミングをずらさないようにしています。

ついでにトリガースプリングも交換しました。
普段はちゅんちゅん工房製のチュプリングを組み込む所なのですが、今回は7ぽん氏のトリガースプリングを組み込んでみました。

チュプリングは純正のトリガースプリングよりも線径が太かったのですが、7ぽん氏のトリガースプリングは更に線径が太くなっています。
硬さもチュプリングよりも更に硬い仕様になります。

純正よりも少し重いトリガープルが欲しい人はチュプリングを、更に重いトリガープルが欲しい人は7ぽん氏のトリガースプリングを使うと良いと思います。

トリガースプリングの交換ついでにシムも再度変更しました。
主にベベルギアの位置の調整です。

結果、0.20gで90m/s〜91m/s程度だった初速が76m/s半ばまで落ちました。

セミオート、フルオート共に動作は問題なかったのですが、流石に初速が低すぎるので初速を調整していきます。

加速シリンダーの加速穴を活かす

初速調整の為にまず行ったのは、加速穴の拡張です。

以前調整した時はSYSTEMA純正と同じ位の加速量になるように穴を開けたのですが、10枚まで減らしてしまうとこの加速穴を活かす事が出来ません。

その為、セクターカットした状態でも加速が活かせるように更に拡張する事にしました。
また、以前ゲームでご一緒した方が行っていたカスタムを真似してシリンダーの上下に加速穴を開けてみました。

また、DEFCON1のSYSTEMA PTW用 DSG/セクターカット仕様専用 スプリングガイドベアリングを新たに購入、組み込んでみました。

ロット差なのかベアリングの種類が変わってますね。

以前のベアリングはこちら。
ベアリングボールが以前のロットよりも小さくなっています。(そもそもベアリングの種類も違ってますが)

厚みや機能性に関しては変わりないので、とりあえずそのまま組んでいきます。
例のごとく、ボール部分にGAW G-LUBEを塗布します。

また、ピストンスプリングは7ぽん氏の110スプリングを組み込みます。

バレル・チャンバーの仕様変更

バレル・チャンバーは余っていたPTW用の物を組みます。
加速穴を拡張したせいでシリンダー容量が減り、使えるバレル長に制限が生まれました。

丁度PTW用の短いインナーバレル(170mm程度)が余っていたので、それを組み込む事にしました。
HOP周りはとりあえずSYSTEMA純正です。

結果はこんな感じになりました。
使用弾は東京マルイ 0.20g 樹脂弾、バッテリーは7.4VのLiPoバッテリーです。

割と高い初速なので再調整するかもしれませんが、とりあえず安定している感じ。
加速シリンダーとそのシリンダー容量に合わせてインナーバレルを短くしているので、初速が高く出てしまっている感じがしますね…。

ともあれ、立ち上がりもDSG化したPTWとほぼ同じで、いい感じです。

実際の動作はこんな感じ。
使用バッテリーは7.4V 2000mAh 25Cです。

まだフルオートのノイズが気になりますが…。
まあこれはまた追々、気が向いたタイミングで調整していきます。

セミオートをメインで使うなら、DSGもセクターカットも大して変わらないですし、逆にセクターカットの方が安上がりなので良いですね。
純正ギアを削るだけで済みますからね…。実質0円です。

むしろ、フルオートを使う際もDSGだと7.4Vでも秒間20発を超えてしまい、発射サイクルが速すぎて嫌だったのでこれくらいが丁度良いかもしれません…。


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