ActionArmy製 M700用ガスマガジン For AAC21/KJをKingArms MTD LSSで使う為に買ってみた
記事作成日:2018年6月21日
ActionArmy AAC21/KJ用ガスマガジンをKingArms MTD LSSで使う為に購入しました。
違うメーカーのマガジンですが、ActionArmy AAC21もKingArms MTD LSSも共にベースはタナカ M700なので、マガジンの互換性もあるだろうと思い、とりあえず2本買ってみました。(タナカ純正のガスマガジンは普通に使えました)
尚、こちらのマガジンは12g CO2カートリッジ用と、リキッドチャージの2種類が発売されており、私が今回購入したのはリキッドチャージ用のマガジンになります。
また、ポリマーマガジンのような外観をしていますが、外装はメタルでかなりの重量があります。(重量の詳細は後述)
MAGPULのPマグみたいな凹凸が特徴的で、どことなくMDT製のポリマーマガジンに似ている気もします。
※blackrifle.co.ukより拝借
https://www.blackrifle.co.uk/MDT-AICS-Magazine-p/mdt-mag.htm
MAGPULとMDTを足して割ったような感じ…?
MDT LSS純正のマガジン(M700用ロングマガジン)よりも長いですが、装弾数は28発と変わりはありません。
マガジンの前後、上下はそれぞれこんな感じ。
放出バルブ周りの仕様は異なっていますが、まんまタナカ M700ですね…。
放出バルブはこのように、バルブノッカーで直接バルブを叩く方式です。
マガジン下部はこんな感じで、タンクが3つ存在するのが分かります。
尚、CO2マガジンの仕様だと、注入バルブが付いているタンクの部分がCo2カートリッジを入れる場所になっています。
3つあるガスタンクの蓋を外すとこんな感じになります。
注入バルブ側には長い棒が付いており、ガスを満タンに充填してもしっかり気化室が確保出来るような造りになっています。
これは素晴らしい…。
純正マガジンで行ったような加工というか工夫は不要でしょう。
尚、純正マガジンのように外装(フレーム)とガスタンクで別れている訳ではなく、外装がそのままガスタンクになっているようです。
マガジンを温めた際、熱が伝わりやすいので夏場保管する際は注意が必要でしょう。
続いて、注入バルブを国内仕様に変えます。
KingArmsのマガジンと同様に注入バルブはWE互換なので、WE用の国内向け注入バルブが使えます。
WE 注入バルブ 日本仕様 ライフル/ハンドガン用マガジン対応 (WE専用)
普通にバルブレンチで外して付け替えるだけです。
ガス漏れも無く、問題無さそうです。
King Arms MDT LSSに取り付けるとこんな感じ。
いい感じ。とても似合っていると思います。
尚、初速に関しても問題無さそうです。
マガジンにガスをフル充填させた状態で、1マガジンを連続で撃った時の最大初速と最低初速はそれぞれこんな感じ。(使用弾は0.20g、ガスはHFC134A)
もしかしたら純正マガジンより1m/s近く高く出ている気もしますが、安定性は相変わらずです。
使っていくと凹んでいくボルト周りの問題も解決し、マガジンも調達出来たのでこれで本格的にサバゲーへ持っていけそうです。
今年の夏はMDT LSSとMWSをメインで使っていく感じになりそうです。
しかし、見てくれの割には全然ガスが入りません。
写真左は空の状態、右がガスを満タンに入れた状態です。(もちろん、国内用バルブには交換済み)
なんと8gしかガスが入らないんです…。
重量も結構あり、サイズもノーマルマガジンよりも大きいのですが、ガスの容量はたったこれだけ…。
お前はシングルカラムのハンドガンレベルかよ!!と言いたくなります。
(東京マルイのM45A1には8g程度ガスが入る)
もっとも、ガスが大量に入るものの気化室が確保出来ずに生ガスを吹いてしまったり、圧力が安定しなかったり、ガスが冷えやすくなったりするよりも全然良いんですけどね。
尚、1マガジンは全く問題なく打てますが、2マガジン目の中盤〜後半辺りで初速が低下し初め、3マガジン目は数発でガス欠になります。
まあ、弾を込めるのと同時にガスもチャージするのが無難ですね。