
トレポンのチャンバー位置調整に使える、イーグル模型 セットアップ・ステンレスシム(SH14)を買ってみた
記事作成日:2018年8月8日
「イーグル模型のシムでトレポンのチャンバー位置調整で使える製品があるらしい」という情報を教えてもらったので探してみた所、「これかな?」という商品を見つけたので買ってみました。
という訳で、今回購入したのは『イーグル模型 セットアップ・ステンレスシム 14×15mm 0.1/0.2/0.3mm厚 各10枚入り』です。
イーグル模型 14x15mmセットアップ・ステンレスシム 0.1/0.2/0.3mm厚 各10枚入 品番SH14
商品名の通りなのですが、0.1mm、0.2mm、0.3mmのシムが10枚ずつ入っています。
SYSTEMA PTWのチャンバー位置調節で使う理想のサイズはチャンバーベースの大きさに合わせて内径14mm、外形17mmだと思うのですが、この製品は内径14mm、外形15mmと、理想のサイズよりも小さいです。
とは言え単に厚みを調整するだけのパーツですし、2mm位小さくてもいいかな…と個人的には思ってます。
えげつない硬さのスプリングを使い、ものすごい負荷がチャンバーに掛かるなら話は別かもしれませんが…。
このシムは、このようにチャンバーに取り付けます。
ちょうどアウターバレルとチャンバーベースに挟み込まれるような形になります。
これでチャンバーの位置を後ろに下げる事が出来ます。
トレポンは微妙なチャンバー位置によって給弾不良や気密漏れが起きる事があり、特に社外製パーツを組み合わせている場合は度々チャンバーの位置に起因する給弾不良が発生します。
また、トレポンはその構造上、チャンバーの位置が適切になっていないとシリンダーの位置も適切では無くなり、セクターギアとピストンの噛み合わせが悪くなってしまいます。
もしも、チャンバーの位置が前過ぎて、シリンダーがスカスカな状態で動作させると、最悪の場合ピストンやシリンダーを破損させてしまいます。
そういった目も当てられないようなトラブルを避ける為にも、この手のシムは持っておくと良いと思います。
ちなみに私は秋葉原のネジやナット等を取り扱っているお店で度々シムを買っていたのですが、このシムに乗り換えようかなと思ってます。(コスパ的に)
いきなりトレポンで試すのも怖いので、一旦チャイポンで試してみる事に。
試しに0.3mmのシムを入れてみた所、レシーバーを閉じる時のテンションがかなり固くなったので、チャンバー位置が間違いなく動いています。
その後、何度か射撃を行い、テイクダウンしてシムの状態を見てみましたが、特に問題は無さそうでした。
私が持っているトレポンなりチャイポンは、全て何かしらの方法でチャンバー位置を調整されているので、「これを組むとこう良くなりました!」みたいな紹介が出来ないのが残念ですが、今後トレポンなりチャイポンが増えた時はこのシムを使って調整していく事にします。