
20mmレイル対応のマグプル製バイポッド、MAGPUL BIPOD for 1913 PICATINNYを買ってみた
記事作成日:2018年11月15日
『MAGPUL BIPOD for 1913 PICATINNY』を買ってみました。
こちらはMAGPUL製品のバイポッドで、2018年の夏頃に発売が開始された新製品になります。
今回購入したのは1913 PICATINNY、つまり20mmレイル対応の製品ですが、M-LOK版とA.R.M.S. 17S版の3種類に加えて、それぞれにFDEカラーが用意されています。
バイポッドとか、サバゲーでは滅多に使う物じゃないんですが、個人的にMAGPUL製品が好きなので、「買ってみようかな〜」といった軽いノリで買いました。
あと、軽さを売りにしてるような節があったのでその辺りも気になってました。
という訳で、『MAGPUL BIPOD for 1913 PICATINNY』をレビューしていきます。
内容物はバイポッド本体と取扱説明書。
説明書は1913 PICATINNY、M-LOK、A.R.M.S. 17S共通の物でした。
外観はこんな感じで、正直超シンプルです。
MAGPULらしく多くの部分が樹脂でできており、マウント部分やヒンジ部分などの特に強度を必要とする部分は金属になっています。
樹脂だらけとは言っても重量は333gあり、めちゃくちゃ軽いという訳ではありません。
バイポッドの王道とも言えるハリスバイポッドの重量が400gほどあるので、それに比べるとだいぶ軽いですが、最近のバイポッドはだいたい300g前半位ですね…。
ちなみに、カタログスペックは11オンス(約312g)です…。
カタログスペックより重い…。
では、細部を見ていきます。
まず、マウント部分はこんな感じで側面から2本のネジで締め込む仕様になっています。
ネジ頭はマイナスネジと六角ネジ両対応のタイプ。
ネジにはMAGPUL製品でおなじみの黄色いネジロック剤が塗布されており、最初からガチガチに固定されています。
折り畳まれた状態から展開する時は単に足を動かすだけで良いのですが、展開した状態から折りたたむ時はヒンジ部分にあるボタンを押しながら動かす必要があります。
ボタンは折り畳んだ状態では引っ込んでおり、展開すると飛び出します。
足を伸ばすには根本にあるボタンを押しながら足を引っ張ります。
スプリングによって自動的に伸びるような機能は備わっていません。
バイポッドの長さは縮めた状態で6.3インチ(約16cm)、伸ばした状態で10.3インチ(約26cm)になります。
このように切れ込みが入っており、適切な長さに調整する事が出来るようになっています。(0.5インチ刻み)
尚、このガイドというかインナーというか、この部分はおそらくジュラルミンかステンレスか…とにかくかなり硬い素材から削り出しで作られているようです。
足の裏は硬質ゴムのようなグリップ力と若干の弾力のある材質になっています。
マウント部分は下部のノブを回して緩める事によって左右に倒したり(チルト)回転させたり(パン)する事が出来るようになっています。
チルトが±25度、パンが±20度と、それぞれ稼働量があります。
各部位の動きを動画で撮ってみました。
やっぱりこういう動きは動画の方が分かりやすいですよねぇ。
という訳で、こちらのバイポッドをKingArms MDT LSSに取り付けてみました。
使い勝手としては良くも悪くも無く至って普通な感じ。
特別使い勝手が良いと感じた箇所は無いですね。
ちょっと気になったのは足を縮めた時でも伸ばしたときでも少しカチャカチャと動いたり、足がしなってしまうという点。
地面に置いた時などの衝撃を和らげる為にあえて動くようにしているのかもしれませんが、ガチガチのバイポッドの感覚に慣れていると「あれ?」と思ってしまいます。
実際にプローンで構えた時とかには全然気にならないのですが、なんか操作してて不安になります…。
単に慣れの問題かもしれませんが。