DEFCON1オリジナル SYSTEMA PTW(トレポン)用、STD電動マガジン変換アダプターのレビュー
記事作成日:2019年1月22日
DEFCON1オリジナルのSYSTEMA PTW(トレポン)用のSTD電動マガジン変換アダプターをレビューします。
3Dプリント(アクリル)で作られているようです。
表面はサーフェイサーが掛けられているようで、ザラザラとした質感になっており、塗料の食いつきは良いでしょう。
白色が気になる人は自分で塗装して好きな色に変更する事が出来ます。
こちらの製品は千葉県酒々井町にあるガンショップ、DEFCON1さんにて取扱があります。
価格は3000円。
PTW用STD電動マガジン変換アダプター❗️9ミリアダプター使えば流行りのARになります❗️価格は3000円〜 pic.twitter.com/oZ5rIOSx7h
— DEFCON_1 (@DEFCON_tactical) 2018年12月22日
このアタッチメントを取り付ける事によって、様々な通常電動ガン用マガジンをSYSTEMA PTWに取り付ける事が出来るようになります。
マガジンのバリエーションはPTW用よりも通常電動ガンの方が豊富ですからね。
多弾数マガジンやらSMGマガジン変換アダプターなどが使えるのは面白いと思います。
トラムマガジンとかもいけますね。
このような形状をしており、左右に2箇所ずつ突起が存在しています。
この突起はロアレシーバーの個体差を考慮して、自分で適切な大きさに削って使えるように、このように突起を設けているとの事です。
SYSTEMA純正でも個体差はありますし、HAOやFCCなどの社外レシーバー等のレシーバーにも対応させるには、各自で調節してもらうのが一番なのだと思われます。
私の持っているトレポン(2012年チャレンジキット)の場合、幅が23.5mmでした。
一方、変換アタッチメントの幅は24.68mmでした。
材質がアクリルなので、普通の樹脂用ヤスリでサクサク削れます。
左右均等に削っていき、適切なサイズにします。
トレポンに取り付けるとこんな感じになりました。(写真左はアタッチメントを付けただけ、右は給弾ルートのパーツを取り付けた状態)
尚、前側に空いている半月状の穴は、HOP調節ネジを回す為のレンチを通す穴です。
尚、この構造かつ通常電動ガンのマガジンを使う事から分かる通り、最終弾検知機能は使えなくなりますし、通常電動ガンと同様給弾ルートに弾が数発残るので、マガジンを抜くと弾ポロします。
また、通常電動ガンのマガジンは製品ごとの寸法差が存在するので、使えるマガジンと使えないマガジンがあるので注意が必要です。
私が持っている通常電動ガン用のマガジンはあんまり種類が多くないですが、例えばSOCOM GEAR LANCERマガジンは問題なく差し込むことができ、マガジンキャッチも掛かりますが少し前後にカタカタ動いてしまいました。
普通に使う分には問題ありませんでしたが、マガジンを机の上に置いてレストして撃ったりすると給弾不良が発生しました。
Beta Project製のMAGPUL Pマグ GEN3は問題なく使えました。
ガタツキもそこまで大きくなく、マガジンを押し付けて撃っても問題なく使えました。
PTS Pマグ GEN3は差し込む時が若干タイトですが、Beta Project製Pマグよりもガタツキが少ないです。というか、殆どありません。
こちらも給弾は問題なし。
VFC製の電動ガンに付属する純正マガジンはマガジンが分厚いのかそもそもトレポンのマグウェルに入りません。
途中で引っかかって「これ以上無理に差し込むと抜けなくなるかも…」と思うくらいにギチギチです。
このように通常電動ガンのマガジン自体の寸法差によって、使えたり使えなかったりといったトラブルが発生します。
とは言っても、これは普通に通常電動ガンに通常電動ガンのマガジンを使っててもよく起きる話なんですがね…。
ちなみに、マガジンを挿した後にテイクダウンした所、アタッチメントがこのように飛び出していました。
恐らくここが本来の位置なんでしょうね。