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DEFCON1オリジナル SYSTEMA PTW(トレポン)用グリップ BAD-ATGレプリカのレビュー

記事作成日:2019年5月15日

MAGPUL MOE K2グリップ』、『MAGPUL MOE SLグリップ』と続いて発売されたDEFCON1さんオリジナルのトレポン用レプリカグリップシリーズですが、次の商品は『BATTLEARMS BAD-ATG Adjustable Tactical Grip』のレプリカでした。
販売価格は16800円になります。

BATTLEARMS製のAR15シリーズ用のグリップで、グリップの角度を17度、25度、33度の3段階に調整する事が出来るというとてもユニークなグリップになります。

ただし、この角度調節機能はオミットされており、25度17度の角度で固定されています。(記事を書いた当初は25度と伺っていましたが、17度だそうです)
中にモーターが入り、底板で固定する構造なので、角度が固定なのは仕方が無いでしょうね…。

今回ご紹介するレプリカグリップは、実物のBAD-ATGグリップをトレポン用に加工した物から型取りを行って量産された物になります。
第一弾(MOE K2グリップ)第二弾(MOE SLグリップ)と同じ作られ方ですね。
というか、そもそも作ってる工場が同じです。

トレポン加工されたグリップをベースにしているので、トレポン用の加工が完了した状態になっていますし…

グリップを抑えておく底蓋(専用品)が付属します。

底蓋はアルミ製で、表面にサンドブラストが施されており、ザラザラとした白銀色になっています。
この色が気になる場合は適当なスプレーや黒染め液で塗ると良いでしょう。

そして、刻印や滑り止めの細かな凹凸までしっかり再現されています。

細部はこんな感じ。
このように文字のエンボスはしっかり出ていますし、逆に平らな面はしっかりツルツルしています。

細な凹凸のあるBATTLEARMSのロゴの輪郭もくっきり出ています。

滑り止めに付いている細かな凹凸もバッチリですね。
実グリップから型取りしているだけあって、相変わらず再現度は半端じゃ無いですね。

という訳で、こちらのグリップをSYSTEMA PTWに取り付けていきます。
対応モーターは490系のモーターになります。

まず、グリップの根元部分を差し込み、グリップの握る部分を差し込みます。
若干ゆとりのある内径になっており、この段階では少しグラツキがあります。
これだけクリアランスがあれば太めの配線を使っていても問題無く通せると思うので、逆に良いのかもしれません。

グリップの底蓋は後ろ側を先に引っかけてから取り付けます。
ネジは付属しないので、これは自分で用意する必要がありますが、SYSTEMA純正のネジで問題無く固定出来るので困る事は無いでしょう。

という訳で、こんな感じの見た目になります。
25度相当の角度になっている為、トレポンらしくないグリップの角度になっています。

グリップの底蓋によってグリップ全体がガッチリ固定されるので、ガタツキは一切ありません。
また、強く握り込んでも歪んだりしない程度の強度はあります。

これだけガッチリ付いていれば安心して使えるでしょう。

少し別のアングルから撮ってみました。

真っ正面から見るとこんな感じ。
やっぱり薄いですねぇ…。

グリップは全体的に非常に細くて手の小さい人でも握りやすいと思います。
また、角度調節の機能は付いていませんが、角度が付いているので、普通のA2グリップに比べると手首が疲れにくいでしょう。

トレポン用レプリカグリップ第三弾もかなりの再現度の高さでした。

実物グリップを加工するのは大変ですし、完成品は高く、いつでも入手出来る訳では無いという問題もあります。

そういう時にこういう高品質なレプリカ製品があると助かります。
特にトレポンだとこういうカスタムパーツの選択肢が広いようで狭いですからね…。
トレポン用パーツとして売られている物はとても少なく、基本的に実パーツを加工する必要があるので、実物を忠実に再現されたPTW用のレプリカグリップはとても便利です。

私も以前レビューしたMAGPUL MOEシリーズのPTW用レプリカグリップを愛用しています。


尚、商品に関するお問い合わせはDEFCON1さんまでお願いします。
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TEL:090-2496-7827‬