エボログ

ActionArmy T10Sカスタム再び。パイノズルをやめ、ロングノズル化を行いました。

記事作成日:2019年3月4日

Action Army T10S弄りは暫く続きます。というか、半ば永遠に終わらないんじゃないですかねぇ…。
当初考えてた以上にボルト弄りが面白くて…。

前回の記事はこちらから。

ざっくりやった内容をまとめると…

といった感じになります。

という訳で、この内容で一旦撃ってきました。
場所は例のビニールハウスです。

30mチャレンジのような記録は取らずに単にどれくらい飛ぶか、どれくらい狙った所に着弾するかなどざっくりしたデータを取りました。
結果、結構上下にブレる事が判明。

厳密に言うと最初の100発くらいは良かったんですが、途中から突然散るように。
どうやら、パイノズル化を行う為に貼り付けておいたパーツが外れてしまったようです…。

流石にちょっと適当すぎましたかね…。
とは言え、弾の保持位置を調整する事で大きな変化がある事は判明したので、今回はより確実な方法で弾の保持位置を調整する事にしました。

それがロングノズル化です。

まず、シリンダーヘッドの内径を測ってみた所4.2mmである事が分かりました。
その為、部屋に転がってた外径5mm、内径4mmの真鍮パイプを使って延長ノズルを作る事にしました。

こういうパーツは自生する物

このサイズのパイプを使う事で、内径をほとんど絞らずにロングノズル化が行えます。

まずは写真左のようにノズルの内径をドリルを使って5mmに拡張します。
その際、先端のみ真鍮パイプが軽くハマるように、少し大きめにしておくと組み込みが楽です。

後は万力に挟み込んで圧入します。
内径5mmに外径5mmの真鍮パイプを挿入するので結構タイトです。
一度圧入したらノズルを破壊しない限り抜けない気がするので、慎重にやります。

こんな感じで、1.5mm程度の延長ノズルになりました。

後はシリンダーヘッドをシリンダに取り付け、組み上げて弾の保持位置をGAW 弾棒を使って調べます。
結果、ほぼクリアランス無しの状態でBB弾が保持されている事が確認出来ました。

むしろ少しノズル長過ぎるかな…とも思いましたが、先述の通り圧入した心中パイプは簡単には抜くことができないので、一旦この長さで検証をする事にしました。

ちなみに初速は0.20gで94m/sと結構良い初速が出ていました…。
元々高くても91m/sとかその辺りだったんですが…。

ともあれ、十分な初速が出ていますし、安定もしていたので問題なしと判断。

早速DEFCON_1さんのシューティングレンジにて検証を行いました。
最近、こういう精度を測る必要のあるカスタムのレビュー時に使わせて頂いている、電子ターゲット付きの25mシューティングレンジです。

射撃体勢は見て分かる通り、かなり雑です。
その辺りに置いてあった段ボールの箱をレスト台として使わせて頂いたので、めちゃくちゃ不安定でした。
はやくバイポッド買わないと…。

それでも基本は90mm台で安定という結果に。
使用しているのは東京マルイ スペリオール 0.28g、10発射撃してグルーピング結果を集計しました。

上記写真以外でもかれこれ100発程度撃ちましたが、100mmを超える事はガク引きしてしまった時以外は殆ど起きませんでした。
たまにフライヤーの発生はありましたが、頻度はかなり低かったので多分弾の問題でしょうね…。

いくらスペリオールと言えども完璧な精度では無いので…(そもそも完璧な精度のBB弾なんて無いと思いますけど)

ちなみに、この日の最高記録は10発のグルーピングで77.2mmでした。
これもスペリオール0.28gでの結果です。

期待通りの良い感じの集弾性でした。

ただ、少々冷えには弱いようで、撃ち始めた時はHOPがあまり掛からず「あれ〜???」なんて思ってたんですがね…。
3〜4発撃ってたらしっかりHOPが掛かるようになってきました。
流石にこの時期(3月上旬)はキツいか…。

という訳で、ActionArmy T10Sのカスタムは一旦ここで一段落とします。
後は今度行われる30m射撃会で記録を取ってからですね。