Ace1Arms QASを取り付けたKJワークス ホークアイを調整していきます(チャンバー周りの加工と初速調整) | エボログ

Ace1Arms QASを取り付けたKJワークス ホークアイを調整していきます(チャンバー周りの加工と初速調整)

2020年4月23日

MAGPUL X-22 バックパッカーストック風コンバージョンキット、Ace1Arms QASを組み込んだKJワークス ホークアイですが、色々と気になる点があったので調整していきます。

また、私の購入したKJワークス ホークアイはかなり初速が高い状態だったので、それも調整していく事にしました。

可変HOPやチャンバー周りの調整

まず、HOP調節ノブから。
Ace1Arms QASのHOP調節ノブはこんな感じで無段階の調節ノブが付いています。

工具無しで調節出来るのでこれはこれで良いのですが、見栄えが悪いのとリコイルでズレてしまうという問題がありました。

このノブはM4ネジと同じネジピッチなので、同サイズのイモネジに交換しました。
用意したイモネジはM4×3で、ズレ防止のためにシールテープを巻いてみました。

調節に六角レンチが必要になってしまいますが、見栄えが良くなりました。

続いて、アウターバレルの基部に付いているネジが長すぎてチャンバーが削れてしまうという問題が起きていたので、ネジの長さを調節します。

これは単に削るだけですがね。
あと、このネジが緩んでくるとアウターバレルのガタが酷い事になるので、ネジロック剤を塗布して緩まないようにしておきました。

また、インナーバレルを抑えておくネジの先端のバリが酷かったので綺麗にしました。

続いて、HOPを掛けた状態でもテイクダウンが可能なようにチャンバーとHOPアジャスターを加工する事にしました。

QASはせっかくバレル側とストック側で分割する事が出来る構造だというのに、HOPを緩めないと調節ノブがチャンバーに引っかかってテイクダウン出来ないという問題がありました。

なので、こんな感じでチャンバーとHOPアジャスターを加工しました。
チャンバー側にHOP調節ノブを逃がす為の溝を設け、HOPアジャスターを斜めに削りました。

真横から見ると構造が分かりやすいと思います。
これでHOP調節ノブが飛び出た状態でもテイクダウンする事が出来るようになりました。

あまりにHOPを強く掛けていると駄目ですが、そんなに強く掛ける事は無いと思うので、これくらいの溝で全然実用範囲内だと思います。

組み立てるとこんな感じになります。
尚、HOPパッキンとHOPクッションに関しては悪く無かったのでA+ Airsoftの魔HOP 軟メイプルリーフ Ω HOP UP テンショナーのままです。

とりあえず、HOP周りの調整はこんな感じです。

KJワークスホークアイの初速を下げていきます

次は初速の調節です。
これはホークアイ純正の状態から非常に高く、箱出し状態でマガジン温度20度で90m/s(HFC134Aガスと0.20gBB弾使用)、24度で96m/sを超えていました。
ハンマースプリングが海外仕様と同じなのか、50度を超える状態でも射撃は可能で安全とは程遠い仕様になっていたので、この調整は必須だと思っています。

という訳で、まずは一定上のガス圧になると発射不可能になるように調整します。
これは初速が変わりやすいガスガンにおいて、可能であれば極力やった方が良い調整だと思ってます。
元々高圧ガスを使用する前提の設計になっている海外製品は特に…。

という訳で、まずはハンマーを分解します。
ハンマーを外すだけであれば、ピン1本抜くだけで大丈夫です。

続いて、ハンマースプリングをカット、ワッシャーを1枚入れました。

スプリングをシャフトに取り付けるとこんな感じ。
まだまだカット出来ますね。

これで一旦動作テストを行います。
ホークアイはこの状態で動かせるので良いですね。

今行っているハンマースプリングの調節は初速調節ではなく、温めたマガジン(ガス圧の高いマガジン)を挿した際にバルブを叩けなくする為の調整なので、この状態(BB弾が発射出来ない状態)で大丈夫です。

結果、マガジン温度が40度を超えた状態でも普通にバルブが叩けてしまっていたので再度スプリングカットを行います。

これで再度動作検証。
結果、マガジン温度が35度を超えた辺りで放出バルブが叩けなくなったので、ハンマースプリングはこれで良いかなと思いました。

ハンマーをコックする時の抵抗も、明らかに弱くなっています。

この状態で初速を測ってみた所、マガジン温度28度で94m/s前後でした。
※0.20gBB弾、HFC134Aガスを使って計測

30度を少し超えた辺りで最大初速になり、95m/sという初速でした。

35度まで温めると今度は初速が低下します。

マガジン温度を40度近くまで上げるとバルブが叩けなくなり、初速が著しく低下し、ブローバックもしなくなります。

という訳で、安全対策はこんな感じで良さそうです。
続いて、バレルカットによる初速調整を行います。

ガスブローバックガンの初速調整はフローティングバルブで行う方法と、インナーバレルで行う方法の2種類あると思うのですが、今回は元から入っているインナーバレルが非常に長いので、バレルカットを行う事にしました。

QASストック付属のインナーバレルは363mmと、かなり長いインナーバレルが付属します。
また、上記の通り最大初速が95m/sと高めの初速が出ているので、初速を抑える為にも、300mmまで短くする事にしました。

マズルにはOリングを取り付ける為の溝を設けて、テーパーは若干の段付きにしてみました。
このOリング用の溝の意味は後述します。

インナーバレルを短くした事により、バレルの固定をマズルで行う事が出来ず、暴れてしまうので、POM丸棒からバレルスペーサーを削り出して作ってみました。

こんな感じで奥まった所にインナーバレルの先端が来る感じになりました。

しっかりセンターが出ているのでこのままでもマズルにBB弾が当たる心配はあまり無いとは思いますが、念の為マズルとインナーバレルの間に真鍮パイプを取り付けました。

尚、インナーバレル先端にOリングを取り付ける溝を設けた理由は、この真鍮パイプを抑えておく為にOリングが必要だった為です。
無事、ガタツキも無く固定させる事が出来ました。

これでマガジン温度25度で87〜88m/s程度になりました。

マガジン温度30度で93m/s。これがこの銃での最大初速ですね。

尚、35度まで温めた場合はバルブがしっかり叩けなくなる為、78m/sまで落ちます。
もちろん、これ以上の温度になった場合は更に初速は落ちます。

とりあえず、当初の予定通りガス圧が上がると初速が下がる仕様にする事が出来たのでこれで良しとしましょう。
ただ、最大初速がそれなりに出ているので、もうちょっと落としても良い気もしましたが、暫くはこの状態にしておこうと思います。
もう少しテストを行い必要であればフローティングバルブスプリングを柔らかくして初速を更に落とそうと思っています。

という訳で、KJワークス ホークアイの調整はこれにて完了です。