最後まで給弾出来るアタッチメントをDMMの3Dプリントで作ってみた(試作) | エボログ

最後まで給弾出来るアタッチメントをDMMの3Dプリントで作ってみた(試作)

2020年5月7日

エアソフトガンの宿命として、マガジン交換時に給弾ルートに残った弾が溢れてくるという物があります。
給弾ルートが短い製品だと弾ポロしなかったり、しても1発だけだったりしますが、多くの電動ガンでは給弾ルートが長いので3〜5発程度溢れてきますよね。

マガジンによっては長いフォロワーが入っており、解消出来ている物もありますが、そういう製品はまだまだ少ないです。

こういう形のフォロワーが一般化してくれたら良いんですけどねぇ…。

という訳で、DMM.makeの3Dプリントサービスで使えるMJF(PA11)がどんなもんなのかの検証ついでに「最後まで給弾出来るフォロワートップ」の出力を掛けてみる事にしました。

ちょうど、MJFの出力が20%OFFでしたからね。(記事投稿時点ではもうセールは終わってます)

ちなみに、MJFのPA12は既に試したことがあり、これは殆ど弾性が無く、非常に硬い素材でした。
PA11は柔軟な素材との事なので、ある程度曲げる事が出来るのかな?と思い、素材として選んでみました。

結果、こんな感じで結構弾性がありました。
玉になっている部分(分厚い部分)は結構固く、薄い接合部分は柔らかい感じですね。
少しザラザラとした表面ですが、グリップ力は弱く、比較的滑りやすい素材だと思います。

という訳で、こんな感じでマガジンに取り付けます。
単にマガジンに差し込むだけです。(中の様子が分かりやすいようにマガジンの外側を外しています)

こんなに長さは必要が無いのですが、使用する構成に応じて丁度良い長さにカットして使う想定で作っているので、長めにしています。

第1関門の外側のUターンは何の問題も無さそうでした。
動きもスムーズで、詰まってしまうような事もありません。

第2関門の内側のUターンも問題無さそうでした。
少し抵抗が強くなった感触がありましたが、この時点ではマガジンスプリングも圧縮されテンションが高まっているので弾上がりへの影響は無さそうです。

この程度の曲げであれば問題は無さそうですが、そこまでフニャフニャという訳でもないので、カーブのキツイマガジン(P90とか)や、Z状の給弾ルートを持っている銃(SR47、PDR-Cなど)で使うのは難しそうです。

続いて、給弾の状態が分かりやすいARES M45を使って試してみます。
写真右のような感じでアタッチメントを奥まで差し込み、M45にマガジンを挿れます。

尚、M45側はハンドガードを取り外し、ノズルを後退させておきます。

結果、こんな感じでツールが飛び出します。
ノズルを超えた位置までフォロワートップが伸びているので、長すぎという事が分かりますね。

なので、適当な長さにカットします。
こんな感じで、ノズルの下に「最後まで給弾出来るフォロワートップ」の先端が来るのが丁度よい長さです。

ちなみに、ARES M45も少しだけ給弾ルートが曲がっているのですが、特に問題は無いですね。

という訳で、PA11を使って出力すればこういう感じのパーツを作る事が出来そうです。

ただ、あまりに何度も曲げげまくると金属疲労みたいな感じで少しずつヒビが入ってきて割れてしまうようです。(端材の方で試しました)

マガジンの中に入れて使う程度の曲げであれば問題は無さそうな感じですが、ゴムのような強度は無さそうです。
また、引張強度もそこまで高くはなく、強引に引っ張るような事もやらない方が良さそうです。

用途を考えれば便利な素材のような気がします。

ちなみに、これを3Dプリントで作るなら6mm大のビーズと紐を使って自作した方が安価で大量に作れると思うんですけどね…。