Option NO.1 GBLM-04 ブラシレスモーターで硬めのピストンスプリングを引くとどういう変化があるのかを確かめてみた(100%〜210%スプリング) | エボログ

Option NO.1 GBLM-04 ブラシレスモーターで硬めのピストンスプリングを引くとどういう変化があるのかを確かめてみた(100%〜210%スプリング)

2020年7月22日

「Option NO.1のブラシレスモーターは硬いスプリングが引けない」という話しは以前聞いたことがあったのですが、自分自身で実際に検証した事は無かったのと、今後プラグインブラシレスモーターとちょっと固めのスプリングを組み合わせて組む予定が出てきそうだったので事前に検証してみる事にしました。
多分、次買う時もトルク型だと思いますし。

という訳で、以前購入し、PTS MASADAに組み込んだOption NO.1 GBLM-04 プラグインブラシレスモーター トルク型硬めのピストンスプリングを組み合わせた時にレスポンスなどにどういう変化が出るのかを見ていきます。

まずは検証に使う物の紹介。
モーターはOption NO.1 GBLM-04 プラグインブラシレスモーター トルク型でギアセットはBIG DRAGON製の100:200物が入っています。
バッテリーは7.4Vと11.1Vの両方でテストを行います。
共にOption NO.1製で、7.4Vの方は1300mAh 20C、11.1Vの方は900mAh 20Cになります。

尚、この銃は7.4V LiPoで動作させる事を想定して作っており、7.4V 1200mAh 30CのLiPoバッテリー(NEOX製)での初速は0.20gで90m/s〜91m/s、サイクルは秒間18.7発となっています。
今回検証で使うOption NO.1のバッテリーであれば11.1Vでも空打ちであればクラッシュしない事を確認した上で検証を行っています。

尚、検証の為にスプリングのみ変更している為、初速に関しては色々アカン事になる上に、この銃のセッティング的にBB弾を入れて動作させると11.1Vのフルオートでほぼ確実にピストンクラッシュを起こしてしまうので、弾速測定器を使ったサイクルのチェックではなく、スプリング交換後の動作を動画で撮影、発射サイクルを手計算する方法を取っています。
また、検証で使用するスプリングは東京マルイ純正スプリングからの比率で紹介していきます。(スプリングのパッケージに書かれている「M90」とか「90SP」とかの数値は全くアテにならないので…)

検証に使うスプリングは手元にある東京マルイ純正(M4用)比100%〜210%までの物で、一部は昔スプリング比較を行った時に買った物が余っているので、下写真の6本のスプリングを使って計測していきます。

尚、誤差を極力なくす為に、今回のレビュー時に硬さを計測し直しています。(だいたい以前計測した数値と同じでしたが…)

100%スプリング(G.A.W. Anti Shrink Spring Medium 100%)

まずは東京マルイ純正比100%のG.A.W. Anti Shrink Spring Medium 100%を使っての検証です。
これが1つの基準になると思っています。

ちなみに、このMASADAではこのスプリングレートで使っています。

動作はこんな感じ。
7.4Vでもめちゃくちゃ速く、11.1Vはピストンクラッシュ寸前な状態。

計測結果はこんな感じ。
7.4Vで1発辺り約5.8ミリ秒なので、秒間約17.2発。
11.1Vで1発辺り約3.6ミリ秒なので、秒間約27.7発といった感じでした。

それにしても、200:100のギア比でこの回転数ですからね…。
16:1とかスピード系のギアを入れたら一体どんな事になってしまうのか。

尚、11.1Vのセミオートでは結構オーバーランし、プリコックされたような状態でピストンが停止します。(加速ポートからピストンが見える)
セミオートオンリーで使うならレスポンス凄く良いので、アリかもしれません。

110%スプリング(BATON 80)

続いて、純正比約110%のスプリングであるBATON 80スプリングを使います。
80と聞くと柔らかそうなイメージがありますが、ノーマルよりちょい固めな製品なので、ノーマルより少し初速を上げたい時には便利なスプリングかもしれません。

動作はこんな感じ。
ほんの僅かに動作が遅くなっている感じがありますが、セミに関してはそこまで大きな違いを感じませんでした。

オーバーランは100%の時よりも少なめで、前まで加速ポートからチラ見していたピストンヘッドは見えなくなっていましたが、まだまだオーバーランを起こしている感じはあります。

計測結果はこんな感じでやはり少し下がっていました。
7.4Vで1発辺り約6.2ミリ秒なので、秒間約16.1発。
11.1Vで1発辺り約4.1ミリ秒なので、秒間約24.3発です。

120%スプリング(ZC M90)

続いて、純正比約120%のスプリングであるZC M90を使ってみます。

動作はBATON M80から比較してセミ・フル共に大きな変化は感じられませんでした。

計測結果はこんな感じで7.4Vと11.1Vの両方でBATON 80と変わらずな感じ。
7.4Vで1発辺り約6.2ミリ秒なので、秒間約16.1発。
11.1Vで1発辺り約4.1ミリ秒なので、秒間約24.3発です。

140%スプリング(ACE1ARMS M90)

続いて、更に硬くなって純正比約140%であるACE1ARMS M90です。

が、このスプリングを入れて試運転した時にヒューズが飛んでしまいました。
元々こんな硬いスプリングを想定していなかったので、当然といえば当然ですが、このスプリングレートだと20Aのヒューズでは足りなくなるようです。

なので、ヒューズを30Aに変更しました。
以後ヒューズを30Aにしての検証になります。

ヒューズが飛ぶという事はそれだけ負荷が上がったという事です。
実際、この辺りから少しもっさりした動きになってきている感じがしました。
とは言え、全然速いんですけどね…。

計測結果を見てもた確かに少しサイクルが落ちた感じですが、まだまだ元気。
7.4Vで1発辺り約6.3ミリ秒なので、秒間約15.8発。
11.1Vで1発辺り約4.2ミリ秒なので、秒間約23.8発でした。

まだ11.1Vだと秒間24発近いサイクルがあるので、高Cレートの11.1Vを使うのは危ない感じがします。

150%スプリング(SHS M90)

続いてSHS M90です。
こちらは純正比約150%の物になります。

140%であるACE1ARMS M90と比較しても少しだけレスポンスやサイクルが落ちている感じがします。

計測結果は更に遅くなりました。
7.4Vで1発辺り約6.6ミリ秒なので、秒間約15.1発。
11.1Vで1発辺り約4.4ミリ秒なので、秒間約22.7発でした。

210%スプリング(SHS M100)

最後に一気にスプリングレートを上げて純正比約210%であるSHS M100です。
というか、この間の硬さのスプリングが手元に無かったので、一気に飛ぶ事になりました…。

流石にこのスプリングレートだと回転数は明らかに落ちているのが分かりますね。
まあ、これくらいのスプリングレートなら11.1Vのフルオートでも安心して使えそうです。

それにしても、この硬さのスプリングレートと7.4Vの組み合わせでここまで元気に動くのは中々凄いですね。

計測結果は更に遅くなり、7.4Vでは遂に14発台に突入しました。
7.4Vで1発辺り約6.9ミリ秒なので、秒間約14.4発。
11.1Vで1発辺り約4.5ミリ秒なので、秒間約22.2発でした。


という訳で、東京マルイ純正相当の硬さから210%の変化で、7.4Vでは秒間2.8発程度の低下、11.1Vでは秒間5.5発程度の低下がありました。
つまり、スプリングレートを上げたとしても少し回転数が低下するだけで問題無く引く事が出来るという事が分かりました。

もちろん、市場には今回検証で使ったスプリングよりも硬いスプリングは沢山存在するので、そういった製品でどうなるかは不明です。
ただ、少なくとも私は純正比200%を超えるようなスプリングを使う事は現状無いのでこの程度の硬さのスプリングを引く事が出来れば、個人的には十分ですね。
そもそもそこまで硬いスプリングを引きたいならブラシレスモーターを選ばないと思いますし…。