Double Eagle B&T APC556 AEGの分解レビュー | エボログ

Double Eagle B&T APC556 AEGの分解レビュー

2021年1月12日

ちょっと時間が空いてしまいましたが、Double Eagle B&T APC556の分解を行っていきます。
尚、箱出し状態でのレビューはこちらから。

という訳で、まずはストックを外す為に、テイクダウンピンを抜き、バッテリー収納スペースの蓋を開けてその奥にあるネジを外します。
尚、ピンはかなり固く、ピンポンチとゴムハンマーが無いと抜くことは不可能だと思います。

この状態でピボットピンを抜くことで、アッパーレシーバーとロアレシーバーを分離させる事が出来ます。
ピポットピンもめちゃくちゃ硬かったです。

アッパーレシーバーから、そのままインナーバレルを抜く事が出来ます。

この辺りの構造はAR15系(M4/M16系)の電動ガンと同じような感じですね。

Double Eagle APC556のバレル・チャンバー周りについて

チャンバーはこんな感じの樹脂製。
HOP調節のダイヤルの後ろ側が結構長いのが特徴的ですね。

チャンバーを分解するとこんな感じ。

HOPアームはこんな感じで、押しゴムがひょうたん型です。
久しぶりにこのタイプを見ましたね…。

HOPパッキンは60〜70度程度の硬めのNBRっぽい材質
口は肉厚で、HOPの突起は二点掛けタイプです。

PDI Wホールドパッキンみたいな形ですが、Wホールドパッキンよりも溝の幅が広い感じです。

インナーバレルは真鍮製で長さが315mm程度。

HOP窓はこんな感じで前後がハの字に斜めにカットされているタイプです。

そして、例のごとくPOSEIDON エアクッションブースターシステムのような溝が掘られているんですが、これも左側にズレれてますね。
同社製のMAGPUL Pro700のインナーバレルも溝がズレてましたし、他の方からも溝ズレ報告を聞くんですが、これは一体何なんでしょう…。

このバレルの溝、左側にズレてるのがデフォルトなんでしょうか…。

一応理由のある加工なので加工する分には好きにして良いと思うんですが、加工するならせめて精度を高めてもらいたい…。
無理ならやらないで欲しい…まじで…。

Double Eagle APC556のロアレシーバーの分解

続いて、ロアレシーバー側の分解をしていきます。

この銃のメカボックスの上には背骨みたいなパーツが付いています。
こちらは恐らくバッテリーを挿入した時に、バッテリーが変な所に引っかったり、擦れたりしないようにする為の保護パーツみたいな役割のパーツだと思うのですが、これがメカボックスにネジ止めされているので先にこれを外しておきます。

まあ、これを外すのはもっと後でも良いんですけどね。

続いて、グリップ底部の蓋を外し、モーターを抜きます。

モーターはこんな感じで文字が印刷されているだけのシンプルな見た目をしています。
FS480SAというのがモーターの名前っぽい感じ、2020.10.28が製造年って感じですかね。

ちなみに480という名前(数字?)はAliExpressとかAlibabaとかよく見てる人なら馴染みのある名前だと思いますが、電動ガンのこのタイプのモーターの事を480型と呼ぶみたいですね。

ピニオンギアはD型で側面からのイモネジ固定です。
尚、金色のモータータワーにはベアリングが入っている感じでした。

箱出し状態での印象としてはそんなに性能の良いモーターでは無い感じですが、そんなに悪くはない構成のような感じがします。
まあ、磁力は残念な位に無いんですけどね…。

尚、ブラシは電動ガンでは一般的なレイダウンタイプでした。

続いて、セレクターレバーを外しました。
セレクターレバーは電動ガンのMP5のような感じで下部からイモネジで固定されており、それを外すと金属製の基部パーツが付いているので、それも外しておきます。
尚、セレクターレバーにはクリック感を出すためのスプリングと凸状のパーツが、左側にのみ付いています。

次にグリップの奥の方に付いているネジとトリガーピンを抜けばメカボックスを外す事が出来ます。
一般的なM4系のようにボルトリリースボタンやマガジンキャッチボタンを外す必要が無いのはちょっと楽ですね。

Double Eagle APC556のメカボックス内部を見ていきます

という訳で、Double Eagle APC556のメカボックスを見ていきます。
見ての通り、Ver2亜種系のアンビメカボックスですね。
VFC製のメカボックスによく似ている感じがしますね。

メカボックスを開く前にピストンスプリングを外しておきます。
Double Eagle APC556のメカボックスはQDスプリング方式なので、スプリングガイドをメカボを開かずに外す事が可能です。

スプリングは不等ピッチで柔らかめ。
両端もしっかり処理されており、ちゃんと国内用の仕様になっている感じがします。

まあ、もう昔みたいないい加減なスプリングカット、ノズルカット、ノズル穴あけなどを見る事は出来ないんですね…。(ありがたい事ですが)

スプリングガイドはこんな感じでスラストベアリング付き。
シャフトの長さが3.5cm程度とかなり短いので、ピストン側に重りとかスペーサーとか入れやすい仕様になっていますね。

ピストンスプリングを外したらアンビセレクター用のギアを外し、メカボックスを開けていきます。
メカボックスに付いているネジは全てT10(トルクスネジ)で、長いのが5本、短いのが3本でした。

これでメカボックスを開く事が出来るんですが、めちゃくちゃタイトで中々開いてくれませんでした。
ちなみに、アンビセレクター用のギアも外すのかなり大変でした…。(バリがシャフトに噛み込んで中々抜けなかった…)

メカボックスを開けるとこんな感じ。
見て思ったのは「何だこのピストンとタペットプレートの色は…」って感じですね。

見ての通り、ピストンとシリンダーヘッドが水色、タペットプレートが黄色で共にかなり明るめのパステル系の色をしています。

という訳で、メカボックス内部パーツを詳しく見ていきます。

まず、吸気系パーツを外していきます。
それにしてもめっちゃカラフルですね…。

ノズルがめっちゃ長くて、31mmもありました。
次世代M4の51mm程ではありませんが、一般的な電動ガンだと20mm台なので、31mmはかなり長いです。

タペットプレートはこんな感じ。
多少の弾性があり、それでいて少し固めの程よい感じがします。
そして、ノズルを引っ掛ける部分がしっかり90度になっているのでこれは良いタペットプレートですね。

たまにここが斜めになっている製品があるんですが、これは問題無さそうです。

シリンダーヘッドはこんな感じで見事なまでの鮮やかな水色。
気密取り用のOリングは1つ、ノズルは真鍮、ダンパーとしてゴムが貼られているという感じで、色以外は無難な構成です。

シリンダーは加速シリンダー。
素材はステンレスでしょうか。かなり硬い材質でした。
少し前のVFCのシリンダーに質感がかなりよく似ている気がします。

ピストンはこんな感じで最後の3枚が金属歯になっている樹脂ピストン。
ピストンヘッドは後方吸気です。
ピストンとピストンヘッドの色が違っていますね。

ピストンヘッドは内側からタップネジで固定されています。
また、スラストベアリングも入っていました。

個人的にピストンスプリングガイドとピストンの両方にスラストベアリングを入れるのはあまり好きじゃないんですが、これは両方に入っている仕様ですね。

続いて、ギアを外していきます…といきたいのですが、ギアを外す前に基板の上側を外す必要があります。
ついでにトリガーも外しておきます。

基板については後で詳しく見ていきます。
トリガーは普通の電動ガン用と同じ感じ。

ギアは海外製品でよく見かける、どこぞのOEM品。
本当、いろんなメーカーがこのギア使ってますし、カスタムパーツとしても販売されているギアですね。
セクターギアにはセクターチップが付いています。

軸受は8mmで、セクターギアとスパーギアがオイルレスのようなメタル軸受、ベベルギアがボールベアリングとなっています。
軸受には油分が一切無いですね。
まあ、軸受の特性的に要らないという判断…なんでしょうかね。

ちなみに、箱出し状態で既にシムが適度に入っており、ギアやメカボックスに擦れ跡は一切ありませんでした。
実際、動作音もそんなに酷くは無かったので組み立ての品質も高そうな印象です。

続いて、基板を外していくのですが、基板がネジ止めされているのに加え、配線がグルーガンで固められており、引っ張った程度では剥がす事が出来ない程度にガチガチに固定されていました。
私はヒートガンで炙って柔らかくしてから剥がしました。

という訳で、このような基板が搭載されていました。
見た感じGATE TITANにめちゃくちゃよく似ていますね。
物理スイッチは一切無く、全て光センサーですね。

メカボ側にネジ止めされている基板の裏側にはこんな感じで、光センサーが3個設置されており、このセンサーでセレクタープレートの位置を検知しているようです。
尚、セレクタープレートには白い反射版が貼られていました。

他のセンサーはこんな感じで、面白いのはトリガー検知用のセンサーが5個ずらっと並んでいる所ですね。
GATE TITANもそうですが、こうやってセンサーを並べる事によってトリガーストロークの変更やバイナリトリガーを実現している感じです。

また、セクターギア検知用のセンサーは下側の基板と上側の基板両方に付いており、このセンサーでセクターギアの歯を検知しているようです。

この辺りの構成もGATE TITANと同じですね。
パーツのレイアウトも色々似てます。

動画レビュー

動画で撮りながら分解していったので、分解の様子をYouTubeにもアップしています。


という訳で、Double Eagle B&T APC556の分解レビューはこんな感じになります。
さっさとサバゲーに持っていきたいので、はやく弄らないと…。

ちなみに、昔ARROW ARMS APC9-Kの分解を行いましたが、まあ分かっていた通り全くの別物ですね。
パーツ構成はもちろん内部構造も全く違っています。

簡単に言うと、Double Eagle APC556はPOSEIDON AIRSOFT製、ARROW ARMS APC9-KはARES製って感じですね。
異なるメーカーからこんなに似たタイミングで、どちらかと言うとマイナーメーカーであるB&T製品の電動ガンが出るって…ただの偶然なんですかね…。