不知火商店 陽炎2型EをDouble Eagle B&T APC556に組み込んでいきます。 | エボログ

不知火商店 陽炎2型EをDouble Eagle B&T APC556に組み込んでいきます。

2021年2月24日

Double Eagle B&T APC556のカスタム記事で告知はしていましたが、不知火商店 陽炎2型Eを組み込んでいきます。
陽炎2型Eは過去バージョンから色々と機能的にアップデートしているので、その内容も少し紹介していきます。
なお、陽炎2型シリーズは、陽炎2型B改を以前SIG MCXに組み込んでいます。

内容物はコネクタや熱収縮チューブなどが詰まった袋、基板が入ってる袋、説明書に分かれて入っています。

基板以外の付属品はこんな感じで、陽炎2型Eのステッカー(QRコードはスキャンすると説明書が表示されます)、BINARYステッカー、セレクタープレートに貼るステッカー、トリガーに貼る為のアルミテープ、モーターピン・ヒューズ用ファストン端子、タミヤミニコネクター、熱収縮チューブといった感じ。

基板はこんな感じで、予め+側と信号線がはんだ付けされています。
今回組み込むのは後方配線仕様なので、このようなレイアウトになっていますが、前方配線仕様は異なるレイアウトになっているかと思います。

陽炎2型Eには大量の書類が同梱されています。
使用上の注意、同意事項、規約、組み立てマニュアルに設定方法などの書類と、修理依頼書が入っています。

特に、FCUの設定方法は結構な項目があり、細かく記載されています。
トリガーの長引きやトリガーを引いた回数によって設定していくスタイルです。

とりあえず組み込む前に書類を良く読んで、内容を理解する必要が…というか、説明書読まずに組むと多分何かしらトラブルが起きます。
詳しくは説明書に記載されていますが、他のFCUとは異なる、独特な仕様にもなっている為、組み込む前も組み込みながらもよく読みながら作業を行った方が良いと思います。

という訳で、陽炎2型Eはこんな感じです。

基板は2枚に分かれており、メカボックスにネジ止めする方にはスイッチやセンサー類が、もう片側には配線がはんだ付けされています。

陽炎2型Eのセンサーはセクターギアのカットオフカム検知が物理スイッチになっており、トリガー、セレクタープレートは光センサーになっています。

セクターギアの検知スイッチ

という訳で、Double Eagle B&T APC556に陽炎2型Eを組み込んでいくに当たって、まずはメカボックスを空けました。

セレクタープレートに最初から貼られていたシールを剥がし、陽炎2型E用のシールを貼ります。
従来の陽炎2型と大きく変わっているのはこのシールですね。
このモノクロパターンによって、任意の位置にセレクターレバーの設定を割り当てる事が出来るというのが陽炎2型Eの特徴です。

これにより、従来では90°刻みのセレクターレバーかつSAFE、SEMI、AUTOの3種類しか実現出来なかったのが、セレクターレバーの角度の制限が無くなる(例えば45°セレクターを実装する事も可能)上に、SEMI、AUTO以外に3点バーストやバイナリトリガーなどを割り当てる事が可能(特殊セレクター機能)となっています。

この機能を使う事で、東京マルイ MP5Jのような3点バーストが機能しない製品に「セーフ」「セミ」「3点バースト」「フル」みたいな感じで、追加する事が出来るような気がします。

東京マルイ MP5J

という訳で、セレクタープレートをメカボックスに取り付けるとこんな感じになります。

続いて、トリガーの任意の場所にアルミテープを貼ります。
ついでにトリガーストロークを調整する為に接着剤で少し盛りました。

陽炎2型Eの説明書には信号線分の厚みを確保する為に、メカボックスに付いている配線を抑える為の突起を削るという作業手順があるのですが、Dboule Eagle APC556は最初から信号線込みの寸法になっていたので、無加工で大丈夫そうでした。
これは個体ごとに確認した方が良いでしょう。

続いて、基板の組み込みなんですが、Dboule Eagle APC556のメカボックスはVer2とは少し違う仕様になっており、ネジ穴の周囲が肉盛りされていたのでこれを削りました。

これで基板を取り付ける事が出来ました。
その後、配線を整えます。

これで一旦セクターギアのみ取り付けて、センサーテストを行う準備をしていきます。

センサーテストを行うにあたってバッテリーを繋げる必要があるので、配線の長さを整えていきます。

信号線のはんだ付けを行い、熱収縮チューブも被しておきます。

一旦仮組みみたいな状態ですが、ヒューズとコネクタを取り付けてバッテリーを接続。
尚、ヒューズは陽炎2型Eに付属していた30A小型平型、コネクタはいつも使っているXT30を使っています。

センサーテストの結果、セレクターレバーとトリガーは問題無かったのですが、セクターギアの検知が出来ないという問題が起きました。

センサーテストの様子、LEDを確認して状態を確認します

再度分解して確認してみた所、どうやら基板が極端に下に配置されてしまっているせいで、セクターギアに付いているカットオフカムに一切接触していない事が分かりました。
やっぱりこのメカボックス、Ver2っぽい形で微妙にVer2じゃ無い感じですね。

まあ、こういうトラブルはFCUの組み込みで度々起こるので、「カットオフカムを盛ればいいだろ」と思ってアルミテープを巻いてみたんですが、これだと盛ったカットオフカムとスパーギアがぶつかってしまう問題が発生。
今回の構成だとこの方法は駄目でした。

なので、ネジを1本固定にし、ゴム板を挟んで基板を斜めに配置して固定する仕様に変えました。
かなり強引な方法ですが、指で押したりした程度ではびくともしない程度には固定されているので、とりあえずこれで良しとします。

尚、基板を傾けた影響でメカボックスを閉じる事が出来なくなったので、反対側のメカボックスも削りました。

この後、再度センサーテストを行い無事セクターギアの検知が出来ている事が確認出来ました。

なので、他のパーツを取り付けて組み立てていきます。

モーター側の配線を整え、モーターも取り付けて、動作出来るようにしました。

バッテリーを繋いで、動作チェックを行います。
問題なく、正常に動作しました。
強引に傾けた基板のお陰で、カットオフも問題なし。

アッパーレシーバーに組み込む前に設定を行っていきます。
プリコック設定とかで、ピストンの動きや停止位置を確認したい事があるので、最初はこの状態で設定するのが良いと思います。

陽炎2型Eの設定は、「基本プログラム設定」と「プログラム設定」の2種類が存在し、それぞれに「イージーモード」と「エキスパートモード」が存在します。
私は細かい所まで設定したかったので、最初から「エキスパートモード」で行いました。

まず最初に行うのは「基本プログラム設定」で、こちらはトリガーを引きながらバッテリーを繋ぐとこのモードに入れます。
片手でトリガーを引きながら、もう片方の手でバッテリーを繋ぐのはかなり面倒なので、結束バンドを使うと便利です。

結束バンドの使い方はこんな感じ。

基本プログラム設定を行った後は、プログラム設定を行いました。
結果、こんな感じになりました。
セミでもフルでもプリコックされるように調整しています。

最後に、配線とコネクタ周りを整えました。

先日、サバイバルゲームに持っていって動作の安定性やバッテリーの持ち具合などを確認してきたのですが、1日使って一切のトラブル無しで安定して動作していました。
バッテリーに関してはNEOX 7.4V 1200mAhを2本使って満充電の状態から1つが7.792V(49%)、もう1つが8.036V(77%)でした。
バッテリーの消費量も割と普通な感じですね。

この日はシューティングレンジで結構撃ち込んだのですが、この程度の消費量だったので、普段なら1200mAhのバッテリー1本で足りそうです。

という訳で、不知火商店 陽炎2型Eの組み込みは以上になります。

追々セレクターレバーの調整機能を使って、Double Eagle B&T APC556のセレクターレバーの角度を正しい物に変えようと思っています。
Double Eagle B&T APC556のセレクターレバーって、刻印の位置は正しいんですがレバーの角度がM4系と同じ90°なのが残念なポイントなんですよね…。